識学JP:7049

時価総額
¥43.7億
PER
組織の生産性向上を目指し、識学に基づくマネジメントコンサルティングサービス(マスタートレーニング、集合研修、浸透パック、評価制度構築、M&Aトレーニング)とプラットフォームサービス(識学基本サービス、識学クラウド、識学基本サービスライト)を提供。

沿革

2015年3月

東京都渋谷区渋谷二丁目に株式会社識学を設立(資本金500千円)

マスタートレーニング2nd、3rd、集合研修(マネジメントコンサルティングサービス)を企業向けに提供開始

2016年2月

東京都渋谷区東一丁目に本社を移転

2016年10月

大阪府大阪市中央区に大阪支店を開設

2017年2月

第三者割当増資により資本金が25,500千円に増加

2017年3月

評価制度構築(マネジメントコンサルティングサービス)を提供開始

2017年5月

マネジメントコンサルティングサービスをプロスポーツチーム等のスポーツ分野向けに提供開始

2017年7月

識学クラウド組織診断(プラットフォームサービス)を提供開始

2017年8月

東京都品川区西五反田に本社を移転

2017年9月

福岡県福岡市博多区に福岡支店を開設

2018年3月

識学クラウド(プラットフォームサービス)有料契約を提供開始

2018年6月

福岡県福岡市中央区に福岡支店を移転

2018年8月

識学クラウドの組織診断機能を活用した事業承継やM&A領域向けサービス 組織デューデリジェンスサービス(プラットフォームサービス)を提供開始

2019年2月

東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場

2019年6月

経営者がM&Aを正しく実行できる状態を作り出すことを目的とする「M&A顧問サービス(現 経営者のためのM&Aトレーニング)」を提供開始

2019年7月

愛知県名古屋市中村区に名古屋支店を開設

2019年7月

株式会社シキラボを設立(100%子会社)

2019年7月

識学導入済み企業を活用したM&Aと資本提携実現のプラットフォーム「識学マッチングプラットフォーム」を提供開始

2019年9月

東京都品川区大崎に本社を移転

2019年10月

投資先企業に対する資金面でのサポートに加え、識学理論の実践による事業拡大の実現のサポートを目的としたファンド(識学1号投資事業有限責任組合)を設立

2019年10月

働き方改革推進型の有料職業紹介サービス「識学キャリア」を提供開始

2020年4月

福島スポーツエンタテインメント株式会社を連結子会社化

2020年7月

福島県郡山市に郡山営業所を開設

2020年8月

株式会社MAGES.Labを連結子会社化

2020年8月

組織コンサルティング事業に関するサービスリニューアル、「識学 基本サービス」を提供開始

2020年10月

株式会社Surpassを持分法適用関連会社化

2020年12月

株式会社シキラボと株式会社MAGES.Labを合併

2021年6月

投資先企業に対する資金面でのサポートに加え、識学理論の実践による事業拡大の実現のサポートを目的とした2つ目のファンド(識学2号投資事業有限責任組合)を設立

2021年6月

投資先企業の成長支援を目的としたファンド(新生識学成長支援1号投資事業有限責任組合)を設立

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しに伴い、上場金融商品取引所をマザーズ市場からグロース市場に変更

2022年6月

株式会社シキラボを吸収合併

2023年1月

株式会社ティーケーピーと資本業務提携契約を締結

事業内容

識学は、人の意識構造を分析し、行動を阻害する誤解や錯覚の発生原因を研究し、解決策を体系化した理論に基づくサービスを提供している企業です。この理論は、個人の行動の質及び量を低下させる誤解や錯覚を解消し、組織の生産性を高めることを目的としています。識学は、その汎用性の高さから、さまざまな組織に適用可能であり、成長企業、プロスポーツチーム、大学の部活動、小規模事業者から大企業まで、幅広い顧客にサービスを提供しています。

識学のサービス展開は、顧客ニーズを深耕し、リピート獲得につながるものであり、マンツーマントレーニング、組織幹部や管理者層、新入社員への複数回のサービス提供が特徴です。また、評価制度構築サービスやウェブプラットフォームサービスを通じて、中長期的な取引関係構築と収益貢献を実現しています。

識学は自社でサービス開発を行い、独自の理論を日常の組織運営に適用可能な形にしています。この独自性と一貫したロジックにより、潜在顧客に強いインプレッションを与え、集客の下地を醸成しています。

主要な事業セグメントとして、「組織コンサルティング事業」を展開しており、マネジメントコンサルティングサービスとプラットフォームサービスを提供しています。これらのサービスは、組織の生産性向上に寄与し、識学の理論を実践的に活用することを目指しています。

経営方針

識学は、独自の理論に基づくサービスを提供し、組織の生産性向上に貢献する企業です。同社は、「識学を広めることで人々の持つ可能性を最大化する」という企業理念のもと、多様な組織に対してその理論を適用し、実践的な解決策を提供しています。中長期ビジョンとしては、「識学」の考えに基づく働き方をスタンダードにし、日本の働き方の変革を実現することを目指しています。

経営戦略の面では、組織コンサルティング事業を中心に、営業と講師の役割分離、プラットフォームサービスの解約率低減、大企業への導入拡大などを推進しています。また、スポーツエンタテインメント事業では、スポンサー収入の拡大や行政との連携を深めることで成長を図っています。さらに、VCファンド事業やハンズオン支援ファンド事業を通じて、投資先のIPO支援や体制改善に取り組んでいます。

同社は、識学の理念と戦略の実現性を講師一人当たりの売上高及び講師数という客観的な指標で判断しています。販売経路や機会の多様化・拡大、サービス品質の維持・向上、経営管理体制の強化など、さまざまな施策を通じて、持続的な成長を目指しています。識学は、その独自性と実践的なアプローチで、組織の生産性向上に貢献し続けることを目標にしています。