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ホシデンJP:6804
沿革
1947年4月 |
大阪市東成区に当社前身古橋製作所を創業 |
1950年9月 |
資本金20万円をもって、星電器製造株式会社(現 ホシデン株式会社)に改組 |
1959年11月 |
群馬県伊勢崎市に現 東京事業所の前身、東京星電株式会社を設立 |
1960年3月 |
音響部品(イヤホン、マイクロホン)の開発・生産を開始 |
1960年5月 |
関東地域への販売拠点として東京都品川区に東京営業所を開設 |
1960年7月 |
工場拡張のため、生野区猪飼野、生野区巽町、布施市高井田へ移転後、 |
八尾市北久宝寺(現在地)に本社工場を移転 |
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1963年8月 |
大阪証券取引所市場第二部に株式上場 |
1966年12月 |
初の海外進出、香港に現地法人 香港星電㈲を設立 |
1968年8月 |
福岡県に九州星電株式会社(現 ホシデン九州株式会社)を設立 |
1969年9月 |
台湾に現地法人 台湾星電(股)を設立 |
1972年10月 |
カラー液晶表示素子の開発を開始 |
1973年2月 |
韓国に現地法人 韓国星電株式会社を設立 |
1978年1月 |
米国に現地法人 HOSIDEN AMERICA CORP.を設立 |
1978年6月 |
シンガポールに現地法人 HOSIDEN SINGAPORE PTE.LTD.を設立 |
1979年10月 |
業界初のカラー液晶表示素子を開発、エレクトロニクスショーに出品 |
1980年9月 |
大阪証券取引所市場第一部に指定替え |
1982年4月 |
滋賀県に星電子工業株式会社(現 ホシデンエフ・ディ株式会社)を設立 |
1985年11月 |
第1回技術展開催(東京 ホテルパシフィックにて) |
1986年3月 |
ドイツに現地法人 HOSIDEN EUROPE GmbH.を設立 |
1988年5月 |
中国・東莞市に委託加工工場 中星電器廠を設立 |
1990年2月 |
英国に現地法人 HOSIDEN BESSON LTD.を設立 |
1990年10月 |
創立40周年を迎え、ホシデン株式会社に社名変更 |
1992年3月 |
中国・青島市に現地法人 青島星電電子㈲を設立 |
1992年12月 |
東京証券取引所市場第一部に株式上場 |
2005年7月 |
中国・青島市に現地法人 星電高科技(青島)㈲を設立 |
2008年10月 |
ベトナム・ハノイ近郊に現地法人 HOSIDEN VIETNAM(BAG GIANG)CO.,LTD.を設立 |
2012年2月 |
中国・東莞市に現地法人 東莞橋頭中星電器㈲を設立 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場第一部からプライム市場へ移行 |
事業内容
ホシデン株式会社とその21の子会社から成るホシデングループは、電子部品の開発、製造、販売を主軸に事業を展開しています。同社の事業セグメントは、「機構部品」「音響部品」「表示部品」「複合部品その他」の4つに大別されます。
「機構部品」セグメントでは、コネクタ、ジャック、スイッチなどの製品を提供しています。これらは電子機器の基本的な接続部品として広く利用されています。「音響部品」セグメントでは、マイクロホンやヘッドホン、ヘッドセット、スピーカー、レシーバーなど、音響関連の製品群を扱っています。これらは、音声通信や音楽再生などに不可欠な部品です。
「表示部品」セグメントは、タッチパネルを主要製品としており、スマートフォンやタブレットなどのインターフェースとして重要な役割を果たしています。「複合部品その他」セグメントでは、上記のセグメントに含まれない複合機器を取り扱っており、特定の応用に特化した製品を提供しています。
ホシデンは、これらの製品を国内外のセットメーカーに直接、または販売拠点を通じて供給しています。国内生産拠点では、自社調達した部品・材料を基に製品を生産し、国内物流拠点では製品の保管・入出荷サービスを提供しています。海外では、生産拠点で製造した製品を現地販売するとともに、ホシデンや販売拠点への供給を行っており、海外販売拠点ではこれらの製品の販売を手掛けています。
経営方針
ホシデン株式会社は、電子部品メーカーとして、エレクトロニクス市場の発展に貢献することを経営方針の核としています。同社は、AI技術やADAS(先進運転支援システム)技術の進化、IoE(すべてのものがインターネットにつながる)の普及に対応し、独創性の高い先端技術で市場の要求に応えることを目指しています。また、環境活動にも力を入れ、ISO14001の取得、製品の省電力化、軽量化、環境管理物質の削減・全廃を推進し、カーボンニュートラルへの対応にも積極的に取り組んでいます。
中長期的な経営戦略として、ホシデンは、エレクトロニクス業界の技術革新に伴う新製品・新技術の創出に注力しています。特に、5Gや将来の6Gを見据えた高速通信化や高機能化、車載電子機器の高機能化、医療・健康・美容機器関連市場の拡大、IoE関連市場の拡大など、幅広い分野での成長が見込まれています。これらの市場ニーズに対応するため、技術・研究開発体制の強化、コア技術の深耕、生産自動化・省人化の推進などにより、企業価値の増大を目指しています。
さらに、ESG経営やSDGsへの貢献も重視しており、サステナビリティ委員会を設置し、具体的な取り組みを進めています。ASEANでの生産拠点の増強・新設、経営効率化、生産性向上、品質向上、原価力強化など、経営全般にわたる効率化とスピードアップを進め、業績の向上と利益体質の強化を図っています。
ホシデンは、これらの戦略を通じて、電子部品業界の変化に対応し、持続可能な成長を目指しています。