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SEMITECJP:6626
沿革
1958年3月 |
石塚電子株式会社を資本金500千円で、東京都江戸川区に設立し、「バリスタ」の製造を開始 |
1960年8月 |
千葉県習志野市に工場を新設し、「サーミスタ(バルク型)」の製造を開始 |
1964年4月 |
大阪営業所を開設 |
1964年7月 |
千葉県千葉市に千葉工場を新設し、習志野市より移転 |
1970年3月 |
千葉工場の第4期工事が完成 |
1988年6月 |
東京都墨田区に本社ビルを新設し、江戸川区より移転 |
1989年12月 |
中北米地域への販売会社「SEMITEC USA CORP.」(現連結子会社)を米国 ニューヨーク市に設立 |
1990年3月 |
千葉工場にサーミスタ全自動生産ライン10号棟が完成 |
1992年3月 |
半導体薄膜技術を取り入れた「薄膜センサ」の製造を開始 |
1994年4月 |
名古屋営業所を開設 |
1994年5月 |
千葉工場「ISO9002」を取得 |
1995年3月 |
中国華南地域及び香港企業向け販売会社「SEMITEC(HONG KONG)CO.,LTD.」(現連結子会社)を香港に設立 |
1996年10月 |
中国 江蘇省興化市の販売及び生産会社「江蘇興順電子有限公司」(現連結子会社)の株式を買取 |
1999年11月 |
台北連絡事務所を現法化し「SEMITEC TAIWAN CORP.」(現連結子会社)を設立 |
2000年5月 |
千葉工場に技術開発の拠点として「ワールドテクノロジーセンター」を開設 |
2000年5月 |
フィリピン ロザリオ市に生産会社「SEMITEC ELECTRONICS PHILIPPINES INC.」(現連結子会社)を設立 |
2000年11月 |
韓国 ソウル市に販売及び生産会社「SEMITEC KOREA CO.,LTD.」(現連結子会社)を設立 |
2001年2月 |
SEMITEC KOREA CO.,LTD.「ISO9001:2000」を取得 |
2002年2月 |
中国 江蘇省泰州市に販売及び生産会社「泰州石塚感応電子有限公司」を設立 |
2002年5月 |
千葉工場「ISO14001」を取得 |
2002年12月 |
泰州石塚感応電子有限公司「ISO9001:2000」を取得 |
2003年4月 |
中国 深圳市に販売会社「感応貿易(深圳)有限公司」を設立 |
2003年4月 |
千葉工場「ISO9002」を「ISO9001:2000」に移行 |
2003年5月 |
江蘇興順電子有限公司「ISO9001:2000」を取得 |
2003年9月 |
石塚電子株式会社「ISO9001:2000」を取得 |
2004年4月 |
S.E.G. CO.,LTD.、「ISO9001:2000」を取得 |
2004年12月 |
泰州石塚感応電子有限公司、江蘇興順電子有限公司「ISO14001」を取得 |
2005年1月 |
香港の生産会社「S.E.G. CO.,LTD.」の株式を買取 |
2005年5月 |
SEMITEC ELECTRONICS PHILIPPINES INC.「ISO9001:2000」を取得 |
2005年6月 |
中国 威海市に生産会社「世美特電子(威海)有限公司」を設立 |
2005年9月 |
SEMITEC ELECTRONICS PHILIPPINES INC.「ISO14001」を取得 |
2006年6月 |
世美特電子(威海)有限公司「ISO9001:2000」「ISO14001」を取得 |
2007年2月 |
中国 上海市に販売会社「石塚国際貿易(上海)有限公司」(現連結子会社)を設立 |
2008年11月 |
中国 韶関市に生産会社「韶関市小金井電子有限公司」(現連結子会社)を設立 |
2008年12月 |
SEMITEC USA CORP.をニューヨークから、ロサンゼルスに移転 |
2009年10月 |
韶関市小金井電子有限公司「ISO9001:2008」を取得 |
2011年3月 |
商号をSEMITEC株式会社に変更 |
2011年4月 |
タイ チョンブリ市に「Thai Semitec Co.,Ltd.」(現連結子会社)を設立 |
2011年6月 |
中国 深圳市に生産会社「石塚感応電子(深圳)有限公司」(現連結子会社)を設立 |
2011年6月 |
韶関市小金井電子有限公司 を「石塚感応電子(韶関)有限公司」(現連結子会社)に商号を変更 |
2011年6月 |
大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)上場 |
2011年9月 |
SEMITEC ELECTRONICS PHILIPPINES INC.「ISO13485」を取得 |
2011年11月 |
フィリピン ロザリオ市に「SEMITEC PHILIPPINES CORPORATION」を設立 |
2011年12月 |
ドイツに「SEMITEC Europe GmbH」(現連結子会社)を設立 |
2012年3月 |
S.E.G.CO.,LTD.を清算決議 |
2012年4月 |
Thai Semitec Co.,Ltd.(現連結子会社)を清算決議 |
2012年4月 |
SEMITEC PHILIPPINES CORPORATIONを清算決議 |
2012年12月 2013年7月 2014年11月 2014年11月 2016年5月 2016年6月 2017年6月 2017年6月 2017年9月 2018年3月 2019年7月 2019年9月 2022年4月 |
SEMITEC PHILIPPINES CORPORATION清算結了 東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に 上場 Thai Semitec Co.,Ltd.(現連結子会社)を再稼働決議 ベトナムに「SEMITEC ELECTRONICS VIETNAM CO.,LTD.」(現連結子会社)を設立 世美特電子(威海)有限公司を清算決議 S.E.G.CO.,LTD.清算結了 世美特電子(威海)有限公司を出資持分譲渡決議(清算から変更)し、譲渡完了 泰州石塚感応電子有限公司を出資持分譲渡決議 感応貿易(深圳)有限公司を清算決議 泰州石塚感応電子有限公司出資持分譲渡完了 インドに「SEMITEC ELECTRONICS INDIA PRIVATE LIMITED」(現連結子会社)を設立 感応貿易(深圳)有限公司を清算結了 東京証券取引所の市場区分変更に伴い、JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行 |
事業内容
SEMITEC株式会社とそのグループ企業は、温度センサをはじめとする各種センサの製造および販売を主軸に事業を展開しています。このグループは、SEMITEC株式会社を中心に、北米、中華圏、その他アジア地域における販売子会社を含む15社で構成されています。具体的には、北米ではSEMITEC USA CORP.が、中華圏ではSEMITEC(HONG KONG)CO.,LTD.、石塚国際貿易(上海)有限公司などが、その他アジア地域ではSEMITEC KOREA CO.,LTD.、SEMITEC ELECTRONICS PHILIPPINES INC.などがそれぞれの地域における販売を担当しています。
SEMITEC株式会社は、日本および欧州での販売を主に行っており、グループ全体としては、幅広い地域においてセンサ製品の提供を行っています。中華圏に関しては、従来「中国」としていた報告セグメントの名称を「中華圏」に変更していますが、これは名称変更のみであり、セグメント情報に影響はありません。
このようにSEMITECグループは、世界各地に販売網を持ち、高品質なセンサ製品を提供することで、多様な産業分野に貢献しています。その事業展開は、グローバルな視点での市場ニーズに応えることを目指しており、各地域に根ざした販売戦略を通じて、持続可能な成長を追求しています。
経営方針
SEMITEC株式会社は、温度センサを中心に多様なセンサの開発、製造、販売を行う企業グループです。同社は、創業以来「誰よりも先に新しいものを生み出す」、「いつも先の時代を見つめる」、「柔軟で斬新な考えを持ち続ける」という基本理念のもと、センサ市場のニーズに応える新製品の開発に努めています。また、社会に必要とされ続ける存在価値の追求、人の記憶に残る独特で面白い企業であることを目指しています。
経営戦略として、SEMITECは研究開発に注力し、新技術を市場に提供することで、センサ及び関連製品の分野でのリーダーシップを維持しています。消費地生産と適地生産によるグローバルな生産体制の構築、並びにグローバル販売網の拡大を通じて、売上及び利益の拡大を目指しています。中長期的なビジョンとしては、世界各国の独特なニーズに応える新しいセンサの創造を目指し、「真のグローバル企業」への進化を目標に掲げています。
重点施策としては、経営・管理の現地化推進、コト売りビジネスへの挑戦、既存市場への拡販、未知の独特なセンサの創出、生産拠点の強化、DX推進・情報セキュリティの強化、サステナビリティ・ESG経営の推進などが挙げられます。また、2027年3月期の目標として営業利益50億円を掲げています。
このように、SEMITECは、革新的なセンサ技術の開発とグローバルな事業展開を通じて、持続可能な成長を追求しています。同社の戦略は、第4次、第5次産業革命の波に乗り、センサ需要の急増に対応することで、社会課題の解決に貢献することを目指しています。