- 日本企業
- グリーンズ
グリーンズJP:6547
沿革
1957-07 | 三重県四日市市浜田町(現 本店所在地)に、駅前旅館「新四日市ホテル」を創業 |
1964-01 | 有限会社新四日市ホテル(資本金4百万円)を設立 |
1969-01 | ライフスタイルの洋風化にともない、注目を浴びつつあったビジネスホテルへと転換を図るべく、喫茶店舗を併設したビジネスホテル1号店「新四日市ホテル」を三重県四日市市浜田町において開業(2019年12月閉館) |
1976-06 | レストラン、結婚式場、貸ホール付帯の「グリーンホテル」ブランド1号店「津グリーンホテル」(三重県津市)を開業(2005年5月閉館) |
1979-11 | レストラン「ぐりーんどろっぷ津店」(三重県津市)を開業(1989年10月「津みやび」に業態変更) |
1980-07 | 「株式会社新四日市ホテル」へ法人改組 |
1985-07 | 「シティホテル」ブランド1号店「伊勢シティホテル」(三重県伊勢市)を開業 同ホテル併設のバンケット部門として「彩恒殿伊勢」を開業 同ホテル併設のしゃぶしゃぶと日本料理の店としてみやび1号店「伊勢みやび」を開業 |
1987-07 | 「おもてなしと生活文化の創造」をスローガンとするコーポレート・アイデンティティの導入 及び事業の拡大を見据え、「株式会社グリーンズ」へ社名変更 |
1989-10 | グリーンズブランドとして三重県外初出店となる「三河安城シティホテル」(愛知県安城市)を開業(2011年7月閉館) |
1992-09 | 「ホテルグリーンパーク」ブランド1号店「ホテルグリーンパーク鈴鹿」(三重県鈴鹿市)を開業 |
1998-12 | 宿泊特化型の「ホテルエコノ」ブランド1号店「ホテルエコノ名古屋栄」(愛知県名古屋市)を開業(2019年5月閉館) |
1999-02 | 宿泊特化型ホテルの全国展開を図るべく、米国チョイスホテルズインターナショナル社とフランチャイズ契約を締結し、同社が保有する「コンフォート」ブランド1号店(近畿地方1号店)「コンフォートイン京都五条」(京都府京都市)を開業(2014年1月閉館) |
2000-09 | 「コンフォート」ブランドホテルのフランチャイズ加盟店募集・管理・運営を目的に株式会社日本チョイス(現、連結子会社 株式会社チョイスホテルズジャパン)を三重県四日市市に設立 |
2001-03 | 東京都文京区に当社 東京オフィス及び株式会社日本チョイス(現 連結子会社 株式会社チョイスホテルズジャパン)東京オフィスを開設 |
2003-11 | 株式会社日本チョイス(現 連結子会社 株式会社チョイスホテルズジャパン)が、米国チョイスホテルズインターナショナル社と、同社が保有する4つのホテルブランドの日本における優先的使用権に係るマスターフランチャイズ契約を締結 |
2004-03 | 当社 東京オフィス及び株式会社日本チョイス(現 連結子会社 株式会社チョイスホテルズジャパン)東京オフィスを東京都文京区より東京都港区に移転 |
2004-07 | 連結子会社 株式会社日本チョイスを株式会社チョイスホテルズジャパンへ社名変更 |
2005-02 | 連結子会社 株式会社チョイスホテルズジャパン 本社を三重県四日市市より同社東京オフィスの東京都港区に移転し、同社本社を四日市オフィスに改称 |
2009-05 | 当社 東京オフィス及び株式会社チョイスホテルズジャパン 本社を東京都港区より東京都中央区に移転 |
2009-08 | 財務リストラの実施を目的として三重県中小企業再生支援協議会による再生支援開始 |
2013-07 | 三重県中小企業再生支援協議会による再生支援終了 |
2015-07 | ロードサイド型ホテルを中心としたエコノミーホテル「ベストイン」を運営する株式会社ベスト(本社 新潟県上越市)を株式取得により完全子会社化 |
2016-07 | 連結子会社 株式会社ベストを吸収合併 |
2017-03 | 東京証券取引所市場第二部及び名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場 |
2018-03 | 東京証券取引所市場第一部及び名古屋証券取引所市場第一部銘柄に指定 |
2021-07 | 「hotel around」ブランド1号店「hotel around TAKAYAMA」(岐阜県高山市)を開業 |
2022-04 | 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所スタンダード市場に移行 名古屋証券取引所の市場区分の見直しにより、名古屋証券取引所プレミア市場に移行 |
2022-11 | 三重県四日市市浜田町に、「コンフォートホテル四日市」(2022年12月14日開業)を併設した本社オフィス「グリーンズ四日市ビル」営業開始 |
2023-07 | 「hotel around TAKAYAMA」を「Ascend Hotel Collection™」ブランド1号店として展開 |
2023-09 | 「コンフォートホテルERA」ブランド1号店「コンフォートホテルERA京都東寺」(京都府京都市)および2号店「コンフォートホテルERA神戸三宮」(兵庫県神戸市)をリブランドにより開業 |
事業内容
グリーンズグループは、グリーンズ株式会社とその連結子会社である株式会社チョイスホテルズジャパンの2社で構成されています。グループは、「おもてなしと生活文化の創造」をスローガンに掲げ、専業のホテルオペレーターとして宿泊・料飲サービスの提供を行っています。事業セグメントは主にホテル事業とその他の事業から成り立っています。
ホテル事業では、米国チョイスホテルズインターナショナル社が保有する「コンフォート」ブランドを中心に、宿泊特化型で中間料金帯のホテルを日本全国の政令指定都市等の駅前立地に展開しています。また、「ホテルエコノ」「グリーンホテル」「シティホテル」「ホテルエスプル」など、地域特性に合わせた様々なタイプのホテルを展開するオリジナルブランドも運営しています。これらのホテルでは、無料朝食サービスや快眠をサポートする専用寝具、無料の高速インターネットサービスなど、様々なサービスを提供しています。
その他の事業としては、ホテル用不動産の有効活用を目的とした賃貸事業及び不動産管理事業を行っています。これには、ホテルに併設する飲食店やコンビニエンスストア等のテナントへの賃貸や、保有不動産の管理が含まれます。
グリーンズグループは、リース方式を多く採用し、ホテル建物を所有することによるアセットリスクを最小限に抑えるとともに、出店時の開発リスクを抑制しています。また、客室販売においては、レベニューマネジメントを活用し、客室を最適価格で販売しています。
グリーンズグループは、ホテル事業を通じて、国内外の顧客に対して高品質なサービスを提供し、生活文化の創造に貢献しています。
経営方針
グリーンズグループは、2030年を見据えた経営ビジョン「TRY! NEXT JOURNEY ~新たな旅に踏み出そう~」と、CSR宣言「環境にも人にも優しいホスピタリティあふれる企業」を掲げ、全ステークホルダーとの価値共創を目指しています。同社は、2025年6月期を最終年度とする中期経営計画「GREENS JOURNEY 2025」を推進中であり、2024年6月期の目標として売上高38,000百万円、営業利益3,700百万円、経常利益3,400百万円、親会社株主に帰属する当期純利益3,300百万円を掲げています。
重点戦略としては、ブランド展開によるレジャーターゲットの獲得強化、ビジネス需要の取り組み強化、バンケット機能の高度化と新たなる領域への進出、着実な新店開発の実施、競争力の源泉たる“人財”の確保・育成、さらなるDX推進による業務効率化と新しい顧客体験の創造に取り組んでいます。また、チョイスホテルズインターナショナル社とのマスターフランチャイズ契約に基づき、中間料金帯のグローバルブランドとして日本全国展開を成功させており、今後も新店開発とブランド価値向上を推進していく方針です。
グリーンズグループは、レジャー需要の増加に対応するため、コンフォートブランドの体系を再構築し、新ブランドを立ち上げるなど、既存のホテルの安定的なサービスによるビジネス需要の取り込み強化とともに、インバウンド需要や国内レジャー需要の増加に対応しています。また、エネルギー価格や原材料価格の高騰に対応するため、効果的なレベニューマネジメントを実施し、バンケット事業においても需要回復に向けた機能の高度化を推進しています。これらの取り組みを通じて、同社は成長を加速させる「実行」の年と位置づけ、新たな挑戦を推進しています。