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CKDJP:6407
沿革
1943年4月 |
日本電気㈱ (当時住友通信工業㈱) 、川崎重工業㈱ (当時川崎航空機工業㈱) 、㈱小糸製作所、日本製鉄㈱ (当時住友金属工業㈱) 、東洋紡㈱ (当時東洋紡績㈱) の5社出資により「日本航空電機株式会社」として名古屋市に資本金1,000万円を以て設立。 |
1945年10月 |
社名を「中京電機株式会社」と改称。 |
1960年5月 |
愛知県丹羽郡扶桑町に「中京精機㈱」設立。 (1978年11月「シーケーディ精機㈱」に改称) |
1961年6月 |
愛知県小牧市に新工場を建設し移転。 |
1962年5月 |
本社所在地を愛知県小牧市とする。 |
1962年10月 |
株式を名古屋証券取引所市場第二部に上場。 |
1963年6月 |
愛知県春日井市に「日本コントロールズ㈱」設立。 (1978年1月に「シーケーディコントロールズ㈱」に改称) |
1971年2月 |
株式を名古屋証券取引所市場第一部に上場。 |
1979年7月 |
社名を「シーケーディ株式会社」と改称。 |
1979年11月 |
株式を東京証券取引所市場第一部に上場。 |
1984年4月 |
三重県四日市市に「シーケーディプレシジョン㈱」設立。 |
1984年8月 |
マレーシアに「M-CKD PRECISION SDN.BHD.」設立。 |
1985年10月 |
米国イリノイ州に「CKD USA CORPORATION」設立。 |
1988年5月 |
タイに「CKD THAI CORPORATION LTD.」設立。 |
1988年6月 |
「シーケーディグローバルサービス㈱」設立。 (2012年7月に「CKDグローバルサービス㈱」に改称) |
1989年6月 |
シンガポールに「CKD SINGAPORE PTE.LTD.」設立。 |
1992年2月 |
シコク精工㈱買収。 (2016年4月に「CKDシコク精工㈱」に改称) |
1992年7月 |
中国無錫市に合弁会社として「無錫喜開理気動工業有限公司」設立。 |
2000年1月 |
シーケーディコントロールズ㈱ (現 春日井工場) を吸収合併。 |
2000年10月 |
シーケーディ精機㈱ (現 犬山工場) 、シーケーディプレシジョン㈱ (現 四日市工場) を吸収合併。 |
2001年10月 |
中国上海市に「喜開理 (上海) 機器有限公司」設立。 |
2002年8月 |
韓国ソウル市に「CKD韓国㈱」設立。 |
2003年1月 |
シーケーディ東部販売㈱ (1977年4月設立) 、シーケーディ東京販売㈱ (1961年10月設立) 、 |
2003年1月 |
中国無錫市に「喜開理 (中国) 有限公司」設立。 |
2003年12月 |
オランダに支店開設。 |
2004年8月 |
喜開理 (中国) 有限公司と無錫喜開理気動工業有限公司を統合。 |
2005年3月 |
小牧工場内に新本社屋を竣工。 |
2006年5月 |
1単元の株式数を1,000株から100株に変更。 |
2007年4月 |
台湾新北市に「台湾喜開理股份有限公司」設立。 |
2011年1月 |
シンガポールに支店開設。 |
2012年7月 |
社名を「CKD株式会社」と改称。 |
2012年11月 |
愛知県小牧市に「CKDフィールドエンジニアリング㈱」設立。 |
2013年10月 |
中国無錫市に喜開理 (中国) 有限公司新工場を竣工。 |
2014年5月 |
インドネシアに「PT CKD TRADING INDONESIA」設立。 |
2014年6月 |
ベトナムに「CKD VIETNAM ENGINEERING CO.,LTD.」設立。 |
2014年8月 |
インドネシアに「PT CKD MANUFACTURING INDONESIA」設立。 |
2015年3月 |
メキシコに「CKD MEXICO, S. de R.L. de C.V.」設立。 |
2015年12月 |
インドに「CKD India Private Limited」設立。 |
2016年11月 |
オランダの「CKD Europe B.V.」営業開始。 |
2017年4月 |
「日機電装㈱」買収。 (2017年6月に「CKD日機電装㈱」に改称) |
2018年4月 |
本社・小牧工場内に企業内託児所「Ohana nursery school(オハナ ナーサリー スクール)」を開所。 |
2019年1月 |
宮城県黒川郡大衡村に東北工場竣工。 |
2022年4月 |
東京証券取引所プライム市場、名古屋証券取引所プレミア市場へ移行。 |
2022年4月 2022年4月 2023年5月 |
米国テキサス州に新工場CKD USA Austin Manufacturing 竣工。 イタリアの「EPSITEC S.R.L.」の株式を追加取得し、完全子会社化。 (2022年7月に「CKD ITALIA S.R.L.」に改称) マレーシアの「CKD MALAYSIA SDN.BHD.」への設立時資本金の払込を完了し、完全子会社化。 |
事業内容
CKD株式会社とそのグループ企業は、自動機械装置や各種機器の製造・販売を主な事業としています。このグループは、国内外に20の子会社を持ち、幅広い製品とサービスを提供しています。
事業は大きく分けて「自動機械部門」と「機器部門」に区分されます。自動機械部門では、自動包装システム(薬品・食品・医療器具等)、画像処理検査システム、リチウムイオン電池製造システム、三次元はんだ印刷検査機、照明製造システムなどを手掛けています。これらの製品は、CKD株式会社やCKDフィールドエンジニアリング株式会社、CKDシコク精工株式会社など、国内外の製造・販売会社を通じて提供されています。
機器部門では、空気圧シリンダ、バルブ付シリンダ、特殊シリンダ、ガイド付シリンダ、ロータリアクチュエータ、助力装置、電動アクチュエータ、ダイレクトドライブモータ、インデックスユニットなどの駆動機器を製造・販売しています。また、空気圧制御機器、空気圧関連機器、流体制御機器なども取り扱っており、これらには空気圧方向制御弁、手動切換弁、気体発生装置(窒素、圧縮エア)、冷凍式ドライヤ、乾燥式ドライヤ、膜式ドライヤ、フィルタ、レギュレータ、継手、スピードコントローラ、流量センサ、圧力センサなどが含まれます。
さらに、CKDグループは「その他」の事業セグメントも持っており、CKDグローバルサービス株式会社を通じて保険代理店業務やファクタリング業務などを展開しています。
これらの事業を通じて、CKD株式会社グループは多岐にわたる産業分野に対して高品質な製品とサービスを提供し、顧客のニーズに応えています。
経営方針
CKD株式会社は、自動機械装置や機器の製造・販売を主軸に事業を展開しており、創立80周年を迎えた2023年4月に企業理念とコーポレートステートメントを一新しました。同社は、「自動化技術の探求と共創を続け、健やかな地球環境と豊かな未来を拓く」というパーパスのもと、「Creating Solutions Together」というブランドスローガンを掲げ、社会的責任と意義に対する意識を高く持ち、ステークホルダーと共に社会に貢献していくことを目指しています。
経営目標としては、売上高、営業利益率の向上と株主資本利益率(ROE)を安定的に維持し、企業価値の向上に努めています。中長期的な経営戦略としては、新しい事業と市場への挑戦、グローバル化の加速、サスティナブルな経営基盤の確立、人材重視の企業風土の構築を基本方針として掲げています。
第5次中期経営計画「Exciting CKD 2025」では、2026年3月期までの4年間で、成長が見込まれる半導体や電池産業、電動事業や新事業、海外市場への注力を計画しています。また、カスタマーサービスの強化や経営効率の向上、経営基盤の強化にも取り組んでいます。海外市場では、米国、欧州、ASEANへの強化を進め、新工場の稼働や販売会社の子会社化、新拠点の設立などを通じて、グローバルな展開を加速しています。
CKD株式会社は、技術革新と価値創造によって社会の課題解決に貢献し、持続可能な成長を目指しています。同社は、新たな技術や商品の開発、海外市場への積極的な展開、お客様第一のサービス体制の強化を通じて、すべてのステークホルダーと共に、真のサスティナブル企業を目指しています。