エスクロー・エージェント・ジャパンJP:6093

時価総額
¥64.3億
PER
金融、不動産、建築取引の手続き・決済支援を行う、エスクローサービス、BPO、不動産オークションの3セグメントで事業展開。

沿革

2007年4月

東京都中央区日本橋において株式会社エスクロー・エージェント・ジャパンを設立

2008年1月

株式会社マザーズエスクローを吸収合併

2010年7月

東京都中央区八重洲に本社を移転

2014年3月

2014年5月

東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場

東京都中央区に連結子会社株式会社エスクロー・エージェント・ジャパン・トラスト(現 株式会社エスクロー・エージェント・ジャパン信託)を設立

2014年8月

2016年2月

2016年6月

2016年6月

2017年9月

2018年4月

2019年2月

2022年4月

2022年6月

2022年10月

株式会社エスクロー・エージェント・ジャパン信託が管理型信託業及び事務代行業を開始

東京証券取引所本則市場第二部へ市場変更

東京証券取引所本則市場第一部に指定

東京都千代田区大手町に本社を移転

株式会社中央グループを株式取得により子会社化

株式会社ネグプランを株式交換により子会社化

株式会社中央グループが株式会社ネグプランを吸収合併

東京証券取引所プライム市場に移行(注2)

東京都千代田区に連結子会社株式会社サムポローニアを設立

株式会社サムポローニアが登記情報サービス事業等を譲り受け事業開始

事業内容

エスクロー・エージェント・ジャパンは、金融、不動産、建築の取引支援に特化した企業で、エスクローサービス事業、BPO事業、不動産オークション事業の3つの主要セグメントを有しています。同社は、金融機関、不動産事業者、建築事業者、士業専門家向けに、事務の合理化や安全性の向上を目的としたサービスを提供しています。

エスクローサービス事業では、不動産取引の利便性と安全性を高めるための支援システムやサービスを提供。これには、士業専門家向けの支援サービス、非対面決済サービス「H'OURS」、エスクロー口座サービス、相続手続き代行サービス、登記情報取得ファイリングシステムが含まれます。

BPO事業では、金融機関の住宅ローン融資に関する事務受託や、建築・開発設計サービス、士業専門家への業務支援サービス、建築事業者向けのコンサルティングサービスを提供しています。これには、業務受託サービスや人材派遣サービスが含まれます。

不動産オークション事業では、不動産の調査から取引決済までをサポートし、安全性の高い不動産取引の機会を提供しています。これにより、売買後のトラブルや紛争を未然に防ぎ、透明性の高い価格形成を実現しています。

エスクロー・エージェント・ジャパンは、これらの事業を通じて、取引の安全性と効率性の向上に貢献しています。

経営方針

エスクロー・エージェント・ジャパンは、金融、不動産、建築の取引支援に特化し、エスクローサービス、BPO事業、不動産オークション事業を展開しています。同社は、「共に育つ」という経営理念の下、堅実、健全、革新の3つの基本方針を掲げ、事業活動を推進しています。具体的には、エスクローの基盤構築、自己資本向上、時流に合わせた革新的な経営と挑戦的な事業展開を目指しています。

中期経営ビジョン2022-2024では、デジタルトランスフォーメーションをビジネスチャンスと捉え、取引管理サービス領域での「24時間365日化」を目標に掲げています。これにより、住宅ローン、不動産売買、住宅建築、相続などのカテゴリーで非対面化、デジタル化、自動化を推進し、利便性が高く安全な環境を提供することを目指しています。

重要施策として、サービスのDX化、オペレーションセンターの共同利用化、業務プロセスの堅確化に取り組んでいます。これらの施策を通じて、顧客の利便性と効率性を向上させ、競争力を強化し、不動産取引保証の標準化を図ります。また、事業規模の拡大、労働集約型ビジネスモデルからの脱却、不動産取引に関するリスクへの対応など、対処すべき課題にも積極的に取り組んでいます。

エスクロー・エージェント・ジャパンは、これらの成長戦略を通じて、取引の安全性と効率性の向上に貢献し、持続可能な企業価値の最大化を追求しています。