エンバイオ・ホールディングスJP:6092

時価総額
¥48.2億
PER
6.7倍
土壌汚染対策事業、ブラウンフィールド活用事業、自然エネルギー事業を展開し、土壌浄化や太陽光発電を通じて持続可能な土地利用を推進する企業。

事業内容

エンバイオ・ホールディングスは、主に3つの事業セグメントを展開しています。まず、土壌汚染対策事業では、株式会社エンバイオ・エンジニアリングが中心となり、汚染された土地の調査と浄化を行い、安全に利用できる状態に改善します。この事業は、原位置浄化やオンサイト浄化といった低コストで環境負荷の少ない手法を用いています。

次に、ブラウンフィールド活用事業では、土壌汚染のある土地を取得し、浄化後に再販や賃貸を行います。株式会社エンバイオ・リアルエステートと株式会社土地再生投資がこの事業を担当し、土壌汚染リスクを土地所有者から引き受け、浄化を行った後に資金を回収します。

最後に、自然エネルギー事業では、太陽光発電を活用した売電事業を展開しています。特定目的会社を設立し、国内外で太陽光発電所を運営しています。エンバイオ・ホールディングスは、固定価格買取制度に依存しない新たな売電事業の開発や、海外での事業機会を模索し、積極的に投資を行っています。

経営方針

エンバイオ・ホールディングスは、環境問題に技術と知恵で立ち向かうことを掲げ、持続可能な社会の構築に貢献することを目指しています。同社は、土壌汚染対策、ブラウンフィールド活用、自然エネルギーの3つの事業を展開し、環境保全に役立つサービスや製品を提供しています。これにより、社会的課題を解決し、持続可能な社会の実現を推進しています。

同社の中期経営計画「2026」では、2027年3月期までに連結売上高14,640百万円、営業利益1,317百万円を目標としています。特に、ストック型ビジネスの割合を増やし、持続可能な事業構造を構築することを基本方針としています。土壌汚染対策事業とブラウンフィールド活用事業で短中期的な成長を担い、自然エネルギー事業で将来的な収益源を蓄積することを目指しています。

エンバイオ・ホールディングスは、顧客満足を第一に考え、技術革新を通じて競争力のあるサービスと製品を提供し続けることを重視しています。また、国内での事業基盤を固めつつ、グローバル展開を目指し、グループの相乗効果を活かして質の高い成長を追求しています。社員が安心して働ける環境の整備にも注力し、企業価値の最大化を図っています。