エンバイオ・ホールディングスJP:6092

時価総額
¥48.6億
PER
15.2倍
土壌汚染対策、ブラウンフィールド活用、自然エネルギー事業を展開し、土壌調査・浄化、汚染地再販・賃貸、太陽光・バイオマス発電所運営を手がける。

沿革

1999年6月

2003年1月

2005年3月

2006年8月

2009年3月

2010年3月

2010年6月

2014年3月

2015年3月

2016年3月

2016年5月

2016年9月

2016年10月

2017年3月

2017年4月

2017年5月

2017年11月

2018年2月

2018年4月

2018年4月

2018年4月

2019年4月

2019年7月

2021年9月

2022年4月

2022年7月

環境分野にバイオテクノロジーを応用する研究開発会社として、株式会社エンバイオテック・ラボラトリーズ(現:当社)を東京都江東区に設立

土壌汚染の調査、浄化工事の設計・施工、施主へのリスクコンサルティングの提供を目的とした株式会社アイ・エス・ソリューション(現:株式会社エンバイオ・エンジニアリング)を100%子会社として設立(資本金4,000万円)

本社事務所を東京都千代田区へ移転

土壌調査・浄化工事用の専門機器、資材の輸入販売を目的とした株式会社ランドコンシェルジュ(現:株式会社エンバイオ・エンジニアリング)を100%子会社として設立(資本金500万円)

グループの事業を土壌汚染対策関連の事業に集中するために環境用バイオアッセイ事業を営業譲渡。当社は、土壌汚染対策関連事業を営む企業集団を統括する持株会社となる

土壌汚染が懸念される土地(ブラウンフィールド(注))の流動化を目的とした売買や有効活用支援サービスを提供する株式会社ビーエフマネジメント(現:株式会社エンバイオ・リアルエステート)を100%子会社として設立(資本金1,000万円)

社名を株式会社エンバイオ・ホールディングスに変更

東証マザーズに株式を上場

ヴェガ・ソーラー合同会社を95%子会社として設立

アルタイル・ソーラー合同会社を95%子会社として設立

YAMAテック株式会社(現:株式会社エンバイオ・エンジニアリング)を連結子会社化

ソーラー年金株式会社の株式取得により同社を連結子会社化

太陽光パーク2合同会社の持分取得により同社を連結子会社化

太陽光パーク2合同会社の持分追加取得により同社を100%連結子会社化

YAMAテック株式会社の株式追加取得により同社を100%連結子会社化

ソーラー年金株式会社の株式追加取得により同社を100%連結子会社化

株式会社土地再生不動産投資(現:株式会社土地再生投資)を60%子会社として設立

恩拜欧(南京)環保科技有限公司を100%子会社として設立

当社の連結子会社である株式会社アイ・エス・ソリューション、株式会社ランドコンシェルジュ及びYAMAテック株式会社が合併し、株式会社エンバイオ・エンジニアリングに商号変更

ヴェガ・ソーラー合同会社の持分追加取得により同社を100%連結子会社化

アルタイル・ソーラー合同会社の持分追加取得により同社を100%連結子会社化

太陽光パーク2合同会社がEnbio Middle East FZE LLCを100%子会社として設立

Enbio Middle East FZE LLCがEnbio Lel Taqa FZC LLCを80%子会社として設立

株式会社エンバイオC・エナジーを85%子会社として設立

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東証マザーズからグロース市場に移行

MaF合同会社(現・非連結子会社)の持分90%を取得

事業内容

エンバイオ・ホールディングスは、持株会社体制の下、国内を中心に3つの主要事業セグメントを展開しています。これらは土壌汚染対策事業、ブラウンフィールド活用事業、自然エネルギー事業です。

土壌汚染対策事業では、株式会社エンバイオ・エンジニアリングと恩拜欧(南京)環保科技有限公司が中心となり、土壌汚染の調査、対策工事の設計・施工、リスクコンサルティングを提供しています。特に、汚染土壌を掘削せずに浄化する「原位置・オンサイト浄化」という手法を用い、低コスト、短工期、低環境負荷を実現しています。

ブラウンフィールド活用事業は、土壌汚染地を現状有姿で購入し、浄化後に再販・賃貸する事業です。株式会社エンバイオ・リアルエステートと株式会社土地再生投資がこの事業を担当しており、土壌汚染リスクをエンバイオ・ホールディングスグループに移転させることで、土地所有者にとってのリスクを軽減します。

自然エネルギー事業は、太陽光発電所の運営を中心に、国内外で再生可能エネルギーによる売電事業を展開しています。特に、太陽光発電所の運営により安定的な売電収入を得ており、エンバイオ・ホールディングスグループの成長戦略を支える重要な事業となっています。海外では、アラブ首長国連邦やヨルダン、トルコでの事業展開を進めており、再生可能エネルギーの供給を通じて脱炭素社会の実現に貢献しています。

これらの事業を通じて、エンバイオ・ホールディングスは土壌汚染問題の解決、持続可能な土地利用の推進、自然エネルギーへの転換を促進し、環境保全と社会貢献を目指しています。

経営方針

エンバイオ・ホールディングスは、環境保全をミッションとし、土壌汚染対策、ブラウンフィールド活用、自然エネルギーの3つの事業を通じて、持続可能な社会の構築に貢献しています。同社は、顧客満足を最優先に考え、技術革新に挑戦し続けることで、競争力のあるサービスと製品を提供しています。また、事業領域内でのリーダーシップを目指し、国内外での事業展開を進めています。

中期経営計画では、2027年3月期までの目標として、連結売上高14,640百万円、営業利益1,317百万円を掲げています。この計画の下、ストック型ビジネスの割合を増やし、持続可能な事業構造の構築を目指しています。具体的には、土壌汚染対策事業とブラウンフィールド活用事業で短中期的な売上・利益成長を担い、自然エネルギー事業で将来的なストック収益源を蓄積するための積極的な投資を実行しています。

エンバイオ・ホールディングスは、新規事業の開発、新技術の開発・導入、資本業務提携を積極的に推進し、差別化と競争力の強化を図っています。また、経営目標の達成状況を判断するための客観的な指標として、売上高の増収と営業利益の増益を重要視しています。これらの戦略を通じて、エンバイオ・ホールディングスは環境問題の解決に貢献し、企業価値の最大化を目指しています。