ちゅうぎんフィナンシャルグループJP:5832

時価総額
¥2811.3億
PER
13.7倍
銀行業、リース業、証券業を中心に、信用保証、クレジットカード、投資顧問、人材紹介、コンサルティングなど多岐にわたる金融サービスを展開。

沿革

2022年5月

株式会社中国銀行の単独株式移転の方法による持株会社設立に向けて「株式移転計画書」を作成

2022年6月

株式会社中国銀行の定時株主総会において単独株式移転の方法により当社を設立し、持株会社体制へ移行することについて承認決議

2022年10月

株式会社中国銀行が単独株式移転により当社を設立し、同行がその完全子会社となる

2023年4月

株式会社ちゅうぎんエナジー設立

1930年12月

第一合同銀行と山陽銀行を合併して中國銀行を設立(本店岡山市)

1979年7月

中銀保証株式会社設立(連結子会社)

1981年5月

中銀ビジネスサービス株式会社(現社名 株式会社CBS)設立(連結子会社)

1982年4月

中銀リース株式会社設立(連結子会社)

1985年10月

大阪証券取引所市場第二部、広島証券取引所へ株式上場

1987年2月

中銀カード株式会社設立(連結子会社)

1987年9月

大阪証券取引所市場第一部へ指定替

1987年11月

中銀投資顧問株式会社(現社名 中銀アセットマネジメント株式会社)設立(連結子会社)

1987年12月

東京証券取引所市場第一部へ株式上場

1990年10月

「株式会社中国銀行」に商号変更、CI導入

2000年9月

中銀事務センター株式会社設立(連結子会社)

2009年6月

津山証券株式会社(現社名 中銀証券株式会社)を株式取得により連結子会社化

2012年7月

おかやまキャピタルマネジメント株式会社設立(関連会社)

2013年7月

東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場統合に伴い、東京証券取引所市場第一部へ株式上場

2020年11月

株式会社せとのわ設立(非連結子会社)

2022年4月

株式会社ちゅうぎんキャピタルパートナーズ設立

2022年4月

東京証券取引所市場第一部からプライム市場へ移行

2022年5月

株式会社ちゅうぎんヒューマンイノベーションズ設立

2022年9月

株式会社Cキューブ・コンサルティング設立

事業内容

ちゅうぎんフィナンシャルグループは、株式会社中国銀行を中心に、子会社21社を含む多岐にわたる金融サービスを提供する企業グループです。同社グループは、銀行業務、リース業務、証券業務などの金融サービスを展開しています。

銀行業務においては、株式会社中国銀行が国内外の支店や出張所を通じて、預金、貸出金、有価証券投資、内外為替、信託、各種代理業務、債務保証、公社債引受、金融商品仲介、M&A仲介などの幅広いサービスを提供しています。また、株式会社CBSや中銀事務センター株式会社は銀行事務の受託・代理業務、中銀保証株式会社は信用保証業務を行っています。

リース業務では、中銀リース株式会社が岡山県内外の企業向けにリース事業を展開しており、証券業務においては、中銀証券株式会社が証券関連のサービスを提供しています。

その他の事業として、中銀カード株式会社がクレジットカード業務、中銀アセットマネジメント株式会社が投資顧問及び投資信託委託業務、株式会社ちゅうぎんキャピタルパートナーズがファンド運営、株式会社ちゅうぎんヒューマンイノベーションズが人材紹介、株式会社Cキューブ・コンサルティングがコンサルティング業務、そして株式会社ちゅうぎんフィナンシャルグループ自体が経営管理業務を行っています。

これらの事業セグメントを通じて、ちゅうぎんフィナンシャルグループは多角的な金融サービスを提供し、顧客の多様なニーズに応えています。

経営方針

ちゅうぎんフィナンシャルグループは、地域社会との共生を目指し、持続可能なビジネスモデルの構築に取り組んでいます。同社グループは、地域社会や顧客の顕在ニーズと潜在ニーズに応えることを目標に、金融を中心とした総合サービス業への進化を図っています。これにより、地域全体の付加価値の向上とグループ全体の企業価値の向上を目指しています。

同社グループは、2017年度から10年間の長期経営計画「Vision 2027『未来共創プラン』」を策定し、地域・顧客・従業員と共に豊かな未来を創造することを長期ビジョンとして掲げています。このビジョンの実現に向け、「豊かな未来を創る取組み」と「経営の土台を創る取組み」をフレームワークとして、様々な施策を実施しています。

具体的な成長戦略として、同社グループは「地方創生SDGsの『深化』」「イノベーションの創出」「グループ経営基盤の強化」の3つを掲げています。これらの戦略を通じて、地域社会と相互に発展する持続的なビジネスモデルの構築を目指しています。特に、地方創生SDGsの「深化」では、地域や顧客に深く入り込んで課題やニーズに対応し、地域の魅力やポテンシャルを引き出すことで、地域の持続的な発展に貢献しています。また、「イノベーションの創出」では、新たな価値の共創に取り組み、「グループ経営基盤の強化」では、強固な経営基盤の確立を目指しています。

これらの取り組みを通じて、ちゅうぎんフィナンシャルグループは、地域社会との相互発展を促進し、地域全体の付加価値の向上を図りながら、新たな成長に向けた挑戦を続けています。