ネットスターズ (5590) 株価

時価総額
¥146.9億
PER
29.7倍
マルチQRコード決済サービスの有力企業。複数のキャッシュレス決済を統合する「StarPay」を展開。QRコード決済40種類以上を統合し、国内約70万アカウントに導入。2023年2月にクレジットカード決済、同年7月に電子マネー決済を開始。国内外で事業展開。

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事業内容

ネットスターズは、複数のQRコード決済を1つのアプリで利用できる統合決済サービス「StarPay」を主力事業とするフィンテック企業です。同社のサービスは、日本国内外40種類以上のQRコード決済ブランドに対応しており、このカバー範囲は国内最大級となっています。クレジットカード決済や電子マネー決済も取り扱い、店舗の既存システムとも柔軟に連携できる決済基盤を提供しています。

同社の主要顧客は「StarPay」を導入する加盟店で、現在国内約70万アカウントが利用しています。収益構造は、加盟店の決済額に応じた手数料を受け取る仕組みで、決済事業者への手数料を差し引いた純額が収益となります。直接契約の加盟店からの手数料に加え、提携先企業やクレジット会社への技術提供からも収益を得ており、決済額の拡大とともに収益が積み上がる構造です。

同社は決済サービスに加えて、店舗向けのデジタル化支援製品の開発・販売も手がけています。セルフレジやモバイル注文システムなどの製品は、初期導入費用と月額利用料、さらに製品経由の決済手数料で収益を上げています。これらの製品は「StarPay」利用店舗への追加販売を通じて、決済サービスとの相乗効果を狙った事業展開を行っています。

経営方針

ネットスターズは「お金の流れを、もっと円く」というミッションのもと、3段階の成長ビジョンを掲げて事業拡大を進めています。第1段階では国内QR決済市場での高シェア獲得を目指し、オフライン決済におけるゲートウェイとしての地位確立と世界各国の有力QR決済事業者とのネットワーク構築に取り組んでいます。同社は売上高、売上総利益率、そして決済取扱高を重要な経営指標として設定し、これらの向上を通じた事業価値の拡大を図っています。

同社の差別化戦略は、中立的な立場から提供するマルチQRコード決済サービス「Star Pay」を軸とした競合との差別化にあります。既存の決済会社や決済端末会社、POSベンダーと幅広く競業を進める一方で、クレジット会社等との提携関係を強化し、OEM提供による効率的な加盟店網拡大を推進しています。また、決済のみならず加盟店を支援するDXサービスにも着手し、包括的なソリューション提供による競争優位の確立を目指しています。

新市場開拓については、第2段階で収益源の多様化を実現し、加盟店の経営を決済の視点で広範に支援する必要不可欠な存在への成長を計画しています。さらに世界各国でのオフライン決済サービスの拡大も視野に入れており、マルチキャッシュレス決済サービスの海外展開を重要な成長戦略として位置づけています。第3段階では、圧倒的な決済データの有効活用による世界中の商品開発や流通最適化支援、そして知名度や資金力を活かした新領域への参入を予定しています。

技術革新への取り組みでは、ステーブルコイン決済等の新しい決済手段への対応や、オンライン決済領域での利用拡大に注力しています。市場環境や制度動向、技術進展の変化が速い分野において、迅速なサービス開発と展開を実現するため、自社開発力の強化と外部パートナーとの連携を通じた事業推進を図っています。決済システムの安定稼働を維持しながら、継続課金型サービスや高単価・対面サービス分野への対応拡大を通じて、利用シーンの多様化を推進しています。

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