ABEJAJP:5574

時価総額
¥176.5億
PER
41.9倍
企業は、デジタルトランスフォーメーションを推進するABEJA Platformを提供し、AIを活用したビジネスプロセス変革や運用支援を行う。

沿革

2012-09東京都渋谷区東に株式会社ABEJA(資本金1,000千円)を設立
2012-10本社所在地を東京都港区南麻布に移転
2013-06移動体付随情報表示装置株式会社を吸収合併
2014-08本社所在地を東京都港区六本木に移転
2014-12販路の拡大を目的に、salesforce.com, Inc.と資本業務提携
2015-10小売流通業向けのディープラーニングを活用した店舗解析SaaS「ABEJA Dashboard(現:「ABEJA Insight for Retail」)」をリリース
2016-03本社所在地を東京都港区虎ノ門に移転
2017-03シンガポール法人(ABEJA Singapore PTE. LTD.)を設立
2017-05技術パートナーとして、NVIDIA Corporationと資本業務提携
2017-09独自AIの開発・運用プラットフォーム「ABEJA Platform」のベータ版を提供開始
2017-12「ABEJA Platform」にアノテーション機能を追加し提供を開始
2018-02自社AIカンファレンス「ABEJA SIX 2018」を初開催
「ABEJA Dashboard」を「ABEJA Insight for Retail」としてリニューアル
AIの実装・運用を支える「ABEJA Platform」をリリース
2018-03本社所在地を東京都港区白金に移転
2018-11一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)より「プライバシーマーク」付与の認定
2019-03自社AIカンファレンス「ABEJA SIX 2019」を開催
2019-07AIの倫理・法・社会的課題を討議する有識者委員会「Ethical Approach to AI(EAA)」発足
2019-10米国法人(ABEJA Technologies, Inc.)を設立
2020-09本社所在地を東京都港区北青山に移転
2021-01米国法人(ABEJA Technologies, Inc.)を清算
2021-04デジタルトランスフォーメーション(DX)推進を目的に、SOMPOホールディングス株式会社と資本業務提携
2021-07シンガポール法人(ABEJA Singapore PTE. LTD.)を清算
2021-10DX推進を目的に、ヒューリック株式会社と資本業務提携
2022-07自社AIカンファレンス「ABEJA SIX 2022」を開催
DX推進を目的に、三菱商事株式会社及び株式会社インダストリー・ワンと業務提携
2022-09本社所在地を東京都港区三田に移転
2023-06東京証券取引所グロース市場に株式を上場
2023-10中部エリアを中心とした自治体・地域のDX支援を目的に、中部電力株式会社と業務提携

事業内容

ABEJAは、テクノロジーを活用して産業構造を変革することをミッションとしています。同社は、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するため、ABEJA Platformを提供しています。このプラットフォームは、データ生成から収集、加工、分析、AIモデリングまでのプロセスをサポートし、企業がデジタル技術を活用してビジネスプロセスを効率化し、新たな価値を創出することを可能にします。

ABEJAの事業は大きく「トランスフォーメーション領域」と「オペレーション領域」に分かれています。「トランスフォーメーション領域」では、企業のDXニーズに応じたプロフェッショナルサービスを提供し、ABEJA Platformの導入を通じてビジネスプロセスの変革を支援します。「オペレーション領域」では、ABEJA Platform上に構築されたシステムを汎用的なサービスとして提供し、継続的な収益成長を目指します。

同社はまた、AI技術の普及と発展に貢献するため、一般社団法人日本ディープラーニング協会の設立を支援し、正会員として活動しています。さらに、自社リアルカンファレンスやオンラインカンファレンスを開催し、テクノロジーの力で産業構造を変革するミッションを推進しています。

ABEJA Platformの強みとしては、開発速度の向上、高い品質安定性、最先端の技術の利用可能性、AutoMLをベースにした本番適用、運用コスト・負荷の低減、堅牢なセキュリティなどが挙げられます。これらの特徴を活かし、同社は多種多様な業界・業態の企業のデジタルトランスフォーメーションを支援しています。

経営方針

ABEJAは、テクノロジーを活用して産業構造を変革し、社会に貢献することを目指しています。同社は、「ゆたかな世界を、実装する」という企業理念のもと、産業横断的なイノベーションを創出することに注力しています。その核となるのが、データ生成から収集、加工、分析、AIモデリングまでをサポートするABEJA Platformです。このプラットフォームを通じて、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援し、ビジネスプロセスの効率化や新たな価値創出を可能にしています。

同社の事業は、「トランスフォーメーション領域」と「オペレーション領域」に分かれており、それぞれで企業のDXニーズに応えるサービスを提供しています。また、AI技術の普及と発展にも貢献しており、一般社団法人日本ディープラーニング協会の設立を支援するなど、業界全体の成長にも寄与しています。

ABEJAは、テクノプレナーシップを行動精神とし、SDGsの達成支援やESGの観点からも重要なカルチャーを醸成しています。また、AIに関する倫理的、法務的観点からの協議を行う「Ethical Approach to AI(EAA)」委員会を設立するなど、社会的責任を果たすための取り組みも積極的に行っています。

経営戦略としては、顧客基盤の拡大と深耕、ABEJA Platformの拡充、人材の採用・育成とカルチャーの醸成に重点を置いています。これらの戦略を通じて、デジタルトランスフォーメーション市場の拡大に伴う事業機会を最大限に活用し、さらなる成長を目指しています。

ABEJAは、デジタルトランスフォーメーションの推進力として、ABEJA Platformの強化に努めるとともに、多様化する顧客ニーズに対応するためのサービス提供を目指しています。また、優秀な人材の採用と育成、組織力の強化にも注力し、テクノロジー企業としての競争力を維持しています。