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TOYO TIRE (5105) 株価
株価・出来高の推移
時価総額の推移
PERの推移
PBRの推移
事業内容
TOYO TIREは、タイヤと自動車部品の製造販売を主力事業とするゴム製品メーカーです。同社は乗用車用、ライトトラック用、トラック・バス用の各種タイヤを製造しており、併せて自動車用防振ゴムなどの部品も手がけています。国内外に33の子会社と9つの関連会社を展開し、グローバルな事業体制を構築しています。
同社の収益は、タイヤ事業と自動車部品事業の2つの柱から構成されています。タイヤ事業では一般消費者向けの市販タイヤと、自動車メーカーへの新車装着用タイヤの両方を供給しています。自動車部品事業では、主に自動車メーカーに対して防振ゴムなどの部品を提供し、車両の品質向上に貢献しています。
事業展開は国内外に広がっており、国内では販売会社のトーヨータイヤジャパンを通じた販売体制を整備しています。海外では北米、欧州、アジア・オセアニア地域に製造拠点と販売網を構築し、特に米国、マレーシア、セルビアに製造工場を設置してグローバル供給体制を確立しています。同社は地域密着型の生産販売体制により、世界各地の市場ニーズに対応した事業運営を行っています。
経営方針
TOYO TIRは2025年に終了した5ヵ年の中期経営計画「中計'21」を成功裏に完遂し、新たに「中計'26」をスタートさせました。前回計画では連結営業利益率14%超を目標に掲げていましたが、実績は16.4%と大幅に上回る成果を達成しています。連結営業利益も目標の600億円に対し974億円を記録し、ROEは目標の12%以上に対し13%を実現するなど、全ての経営指標で計画を上回る業績を残しました。
同社の成長戦略の核となるのは、重点商品への集中投資と高付加価値製品の拡販です。重点商品販売構成比率は目標の55%超を大きく上回る72%を達成し、収益性の高い商品への転換が順調に進んでいます。5年間で累計1,747億円の設備投資を実行し、生産能力の拡充と技術力の向上に注力してきました。また、株主還元においても配当性向32%を維持し、目標の30%以上を継続的にクリアしています。
新たに始動した「中計'26」では、DXやAIを活用した革新的な業務改革と生産性向上を重要な柱として位置づけています。同社は関税政策や地政学リスク、原材料価格の高騰といった外部環境の変化に対応するため、デジタル技術を駆使した業務プロセスの変革を推進しています。これにより、業界屈指の経営スピードと独自性をさらに強化し、変化の激しい市場環境においても競争優位を維持することを目指しています。
技術革新については、「たゆまぬ技術革新によって、一歩先の未来を創る企業」という理念のもと、継続的な研究開発投資を実施しています。同社は独創的な発想と挑戦心を重視する企業風土を背景に、顧客の期待を超える製品開発に取り組んでいます。高利益体質の堅持を目標に掲げ、技術力を基盤とした差別化戦略により持続的な成長を実現していく方針です。