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新日本製薬JP:4931
沿革
平成4年3月 |
福岡県大野城市東大利に生活用品の企画・販売会社として株式会社新日本リビング(現 当社)を 設立(資本金10,000千円) |
平成6年7月 |
健康食品の通信販売を開始 |
平成8年6月 |
福岡県大野城市乙金東に本店を移転 |
平成12年12月 |
基礎化粧品の通信販売を開始 |
平成14年4月 |
株式会社新日本リビングが新日本製薬株式会社に商号変更 |
平成15年3月 |
物流センターを福岡県福岡市博多区吉塚に開設 |
平成15年4月 |
福岡県福岡市博多区吉塚に本店を移転 |
平成17年5月 |
化粧品ブランド「RAffINE(ラフィネ)シリーズ」を発売 |
平成18年5月 |
福岡県福岡市中央区赤坂に本店を移転 |
平成18年5月 |
ラフィネ パーフェクトワンを発売 |
平成18年10月 |
薬用植物の栽培研究拠点である「岩国本郷研究所」を開設 |
平成18年11月 |
医薬品の通信販売を開始 |
平成22年3月 |
直営店舗1号店を福岡パルコに出店 |
平成22年7月 |
東京都千代田区内幸町に東京営業所開設(現 東京オフィス) |
平成24年4月 |
「RAffINE(ラフィネ)シリーズ」の卸売販売を開始 |
平成25年10月 |
福岡県福岡市中央区大手門に本店を移転 |
平成26年4月 |
化粧品ブランド名を「PERFECT ONE(パーフェクトワン)」へ変更 |
平成28年4月 |
当社が株式会社新日本ホールディングス(注)を吸収合併 |
平成28年12月 |
海外(台湾市場)で通信販売を開始 |
平成30年9月 |
中国市場で越境ECを開始 |
令和元年6月 |
東京証券取引所マザーズに上場 |
令和2年12月 |
東京証券取引所市場第一部に市場変更 |
令和3年6月 |
株式会社フラット・クラフトの株式を取得し連結子会社化 |
令和4年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 |
令和5年7月 |
米国にPERFECT ONE US Co.,Ltd.を設立 |
事業内容
新日本製薬グループは、新日本製薬とその連結子会社2社(株式会社フラット・クラフト、PERFECT ONE US Co.,Ltd.)で構成されています。同社グループは、「美と健康の『新しい』で、笑顔あふれる毎日をつくる」という目的のもと、化粧品およびヘルスケア商品の開発と販売を行っています。
販売チャネルは大きく分けて3つあります。第一に、通信販売では、テレビや新聞、雑誌などのメディア広告を通じて、化粧品やヘルスケア商品を国内の個人顧客に販売しています。特に、定期購入サービスを提供し、オンラインショップでも商品を販売しています。第二に、直営店舗販売・卸売販売では、ドラッグストアや総合スーパー(GMS)、バラエティショップなどを通じて全国の顧客に商品を提供しています。第三に、海外販売では、中国、台湾、香港、タイ、シンガポール、ベトナムなどの東アジアとASEAN地域で、ECを中心に商品を販売しており、米国にも子会社を設立し、本格稼働に向けて準備を進めています。
取り扱い商品には、化粧品ブランド「PERFECT ONE」や「PERFECT ONE FOCUS」があります。「PERFECT ONE」は、オールインワン美容液ジェルシリーズを中心に、シンプルなスキンケアを提案しています。「PERFECT ONE FOCUS」は、20代~30代の毛穴悩みに特化したスキンケアブランドです。ヘルスケア商品としては、サプリメントや青汁、医薬品、MCTオイルなど、健康維持をサポートする商品を展開しています。これらの商品は、新日本製薬グループが美と健康を支える多様なニーズに応えるために提供しています。
経営方針
新日本製薬グループは、「美と健康の『新しい』で、笑顔あふれる毎日をつくる」というパーパスを掲げ、化粧品およびヘルスケア商品の開発と販売を通じて、社会に貢献する企業としての役割を果たすことを目指しています。同社は、経営理念、バリュー、行動指針を含むフィロソフィーを経営の柱とし、持続的な成長を目指しています。
中期経営計画「VISION2025」では、「連結売上高500億円」という目標達成を目指し、化粧品ブランド「パーフェクトワン」を世界のブランドへと成長させること、ヘルスケア事業を次の柱にすることをテーマに掲げています。これを実現するため、デジタルマーケティングの強化、海外展開の加速、ヘルスケア事業の開発と育成、新商品・新サービスの開発、コスト構造改革、人財開発、M&A実行体制の強化といった重点課題に取り組んでいます。
デジタルマーケティングでは、ECチャネルの強化とデータベースマーケティングの進化を図り、海外展開では、特に米国市場への進出を重要視しています。ヘルスケア事業では、新商品の投入と通信販売の販売力を活かしたヒット商品の育成に注力しています。また、新商品やサービスの開発にも力を入れ、顧客の多様化するニーズに迅速に対応していく方針です。
コスト構造改革や人財開発、M&A実行体制の強化を通じて、中長期的な収益力の向上と企業成長を目指しています。これらの戦略的取り組みにより、新日本製薬グループは、美と健康の分野でのリーダーシップを確立し、持続可能な成長を達成することを目指しています。