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フォーカスシステムズJP:4662
事業内容
フォーカスシステムズは、システムインテグレーションやITサービス、情報セキュリティ製品の販売と関連サービスを主な事業としています。グループはフォーカスインキュベートを含む6社で構成され、フォーカスインキュベートは企業やベンチャーへの投融資や育成を行っています。
公共関連事業では、官公庁や地方自治体向けにマイナンバー関連システムや財務システム、航空管制システムなどを提供しています。システムの提案から設計、製造、試験、運用・保守までを総合的にサポートし、社会インフラの実現を支援しています。
エンタープライズ事業では、法人企業向けに基幹業務システムやWebアプリケーション、クラウドアプリケーションの開発を行っています。また、ネットワークインフラの設計・構築やRPAソリューション、ICTコンサルティングも提供し、幅広い産業のニーズに応えています。
広域ソリューション事業は、東京、名古屋、大阪を拠点に通信制御や組込みシステムの開発を行っています。AIソリューションやICTコンサルティングも提供し、通信制御システムや情報通信機器のソフトウェア開発に強みを持っています。
イノベーション事業では、法人企業向けにインフラ設計・構築やシステム開発を行い、IoTや情報セキュリティ分野にも参入しています。自社製品を活用したソリューション提供により、暗号や電子透かしなどの技術を駆使して、より細やかなサービスを提供しています。
経営方針
フォーカスシステムズは、社員の一体感を重視し、企業の発展を通じて未来の環境作りに貢献することを経営理念としています。個人責任、企業責任、社会責任の3つの責任を果たすことで、信頼される企業を目指しています。
同社は、売上高や営業利益、ROEを重視し、企業価値と株主価値の向上を目指しています。これにより、事業規模の拡大と収益性の向上を図り、持続可能な成長を実現しようとしています。
中長期的な経営戦略として、フォーカスシステムズは高付加価値化を追求し、発展・利益・還元サイクルを強化しています。従業員が働きがいを感じられる環境を整え、質の良い利益を生み出すことに注力しています。
公共関連事業では、マイナンバーや中央省庁のDXを通じて成長を図っています。長年の専門知識を活かし、競争力を維持しつつ、先端技術を活用して新規案件を推進しています。
エンタープライズ事業では、提案営業を強化し、新規一次請け案件を増やすことを目指しています。基幹業務システムを中核に据え、マーケティング機能を強化してデジタル変革に対応しています。
広域ソリューション事業では、プリセールスと新規顧客開拓を進め、ローコード開発案件を通じて事業を拡大しています。トラブル予防のためのモニタリング組織を強化し、技術者育成にも注力しています。
イノベーション事業では、大手取引先との関係を深め、新たな業務領域の案件獲得に注力しています。人的投資と環境整備を進め、社会課題解決ソリューションの創出を通じて収益性向上を図っています。
フォーカスシステムズは、IT利活用の普及に伴う多様化に対応し、人的資本投資を進めています。各事業セグメントでの課題に対処し、強固な顧客基盤を築くことで、持続可能な成長を目指しています。