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東和薬品JP:4553
沿革
1951-06 | 大阪市東区に医薬品原料の卸と仲買業として「東和薬品商会」を創業。 |
1957-04 | 大阪市東区に東和薬品株式会社(資本金100万円)を設立。 |
1957-09 | 大阪市城東区に蒲生工場完成、一般用医薬品の製造を開始。 |
1964-01 | 大阪府寝屋川市に寝屋川工場完成。 |
1965-12 | 医療用医薬品の製造販売に転換。 |
1974-04 | 大阪府門真市に新社屋完成、本社機能を移転。 |
1975-01 | 大阪府門真市に門真工場完成。 |
1978-03 | 本社敷地内に大阪工場完成。寝屋川工場を閉鎖し、大阪工場と門真工場に統合。 |
1978-06 | 大阪府門真市に開発研究棟完成。 |
1978-08 | 大阪府門真市に配送センター完成。 |
1982-03 | 大阪府門真市に包装専門工場として大阪第二工場完成。 |
1983-10 | 岡山県勝田郡勝央町に岡山工場完成。 |
1984-09 | 合名会社別府温泉化学研究所を買収し、大分工場として注射薬の製造を開始。 |
1989-03 | 決算期を9月から3月に変更。(第33期営業年度は6か月決算となる。) |
1994-06 | 当社株式を店頭登録売買銘柄として日本証券業協会に登録。 |
1997-05 | 本社を大阪府門真市新橋町に移転。(現在地) |
1998-05 | 大阪府門真市に中央研究所完成。(旧研究所は製剤研究所とする。) |
1998-11 | メクト株式会社東北工場を買収し、山形第一工場として医薬品の製造開始。 |
2003-10 | ジェイドルフ株式会社(現 ジェイドルフ製薬株式会社)の株式を100%取得。(現 連結子会社) |
2004-04 | 東京証券取引所市場第二部上場。 |
2005-03 | 東京証券取引所市場第一部上場。 |
2006-03 | 大阪府門真市に大阪工場完成、大阪第二工場を閉鎖し統合。 |
2009-01 | 大分工場を閉鎖し、岡山工場に統合。 |
2010-10 | 大地化成株式会社の株式を100%取得。(現 連結子会社) |
2012-04 | 山形県上山市に山形工場・東日本物流センター完成。 |
2012-10 | 岡山県勝田郡勝央町に西日本物流センター完成、大阪・岡山配送センターを閉鎖。 |
2014-01 | 山形第一工場を閉鎖。 |
2015-03 | 大地化成株式会社、兵庫県神崎郡に兵庫工場完成。 |
2016-11 | 株式会社三協と合弁会社グリーンカプス製薬株式会社を設立。 |
2017-07 | 東日本物流センター完成・移転。 |
2018-10 | TIS株式会社と合弁会社Tスクエアソリューションズ株式会社を設立。 |
2020-01 | Pensa Investments, S.L.(現 Towa Pharma International Holdings, S.L. )の株式を100%取得。(現 連結子会社) |
2020-02 | グリーンカプス製薬株式会社、静岡県富士宮市に静岡工場完成。 |
2020-05 | 株式会社三協との合弁契約を解消しグリーンカプス製薬を100%子会社化。(現 連結子会社) |
2021-03 | 株式会社プロトセラの株式を取得し、子会社化。 |
2022-03 | 三生医薬株式会社の株式を100%取得。(現 連結子会社) |
2022-04 | 東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、東京証券取引所プライム市場に移行。 |
2024-01 | 三生医薬株式会社が株式会社カマタの株式を100%取得。(現 連結子会社) |
事業内容
東和薬品グループは、医療用医薬品の製造販売を主要事業としています。特に、ジェネリック医薬品(後発医薬品)の製造・販売に注力しており、これらは先発医薬品の特許が切れた後に市場に出される、同等の効能・効果を持つ医薬品です。
同社グループは、「国内セグメント」と「海外セグメント」の2つの報告セグメントに分かれており、それぞれのセグメントで異なる事業活動を展開しています。
国内セグメントでは、東和薬品が直接医療機関へ製造した医薬品を販売するほか、代理店や医薬品卸、他の医薬品メーカーへの販売も行っています。ジェイドルフ製薬は製品の売買や製造を受託し、大地化成は原薬の研究及び製造を、グリーンカプス製薬はソフトカプセルの製造を、三生医薬は健康食品・医薬品の企画・開発・受託製造業をそれぞれ担っています。
海外セグメントでは、Towa Pharma International Holdings, S.L.が欧米でのジェネリック医薬品事業を統括する持株会社として機能し、そのグループ会社は欧州において研究開発、製造拠点を持ち、ジェネリック医薬品の販売及び受託研究開発・製造事業を展開しています。また、東和薬品はこのグループ会社に研究開発を委託しています。
このように、東和薬品グループは国内外で幅広い医薬品関連事業を展開し、ジェネリック医薬品を中心に医療業界に貢献しています。
経営方針
東和薬品は、人々の健康に貢献することを理念に掲げ、ジェネリック医薬品事業をコアとして、新たな健康関連事業への展開を推進しています。同社は、品質確保・安定供給の徹底や適切な情報発信を通じて、ジェネリック医薬品への信頼を取り戻すことを目指しています。また、海外市場での拡大と成長にも注力し、高品質で付加価値のあるジェネリック医薬品を世界中の人々に届けることを課題としています。これに加え、新たな健康関連事業への展開を通じて、健康長寿社会の実現や医療から未病のケア・予防へのシフトに貢献することを目指しています。
技術イノベーションと製品価値の創出にも力を入れており、原薬技術、製剤化技術、生産技術における技術イノベーションの創出や、ドラッグ・リポジショニングを通じた新たな製品価値の創出に取り組んでいます。さらに、働きがいのある環境づくりと人財育成にも注力し、社員一人ひとりにとって働きがいのある会社であり続けることを目指しています。
東和薬品は、国内外でのジェネリック医薬品事業の信頼性向上、海外市場での拡大、新たな健康関連事業への展開、技術イノベーションと製品価値の創出、そして働きがいのある環境づくりと人財育成を5つの方針に沿って推進しています。これらの取り組みを通じて、どの地域でも必要とされる企業であることを目指しています。