グローバルセキュリティエキスパートJP:4417

時価総額
¥378億
PER
55.7倍
サイバーセキュリティ専門企業として、コンサルティング、教育、セキュリティソリューション、ITソリューションの4つの事業セグメントを展開。コンサルティングでは脆弱性診断サービス、教育ではEC-Council認定トレーニング、セキュリティソリューションでは緊急対応サービス、ITソリューションではバイリンガルSESを提供。

沿革

1984年8月

1992年10月

1997年10月

2000年3月

2000年4月

2012年11月

2015年1月

2016年4月

2016年5月

2017年2月

2017年8月

2019年7月

2019年10月

2019年11月

2020年4月

2020年11月

2020年12月

2021年12月

2022年4月

株式会社ビジネスブレイン太田昭和100%出資により、株式会社ホスピタル・ブレイン昭和(現 当社)設立

株式会社ビジネスブレイン太田昭和及び日本アイ・ビー・エム株式会社の合弁により、株式会社ギャブコンサルティング設立

株式会社ギャブコンサルティングにて、脆弱性診断サービス(タイガーチームサービス)の提供開始

株式会社ホスピタル・ブレイン昭和は、株式会社ギャブコンサルティングからネットワークセキュリティ事業の営業を譲受ける

株式会社ホスピタル・ブレイン昭和は、グローバルセキュリティエキスパート株式会社に商号変更

標的型メール訓練サービス(トラップメール)の提供開始

事業領域の拡大を目的に、株式会社シグマクシスと資本業務提携

西日本オフィスの開設

EC-Councilのセキュリティエンジニア養成講座の提供開始

株式会社シグマクシスとの資本業務提携を解消

当社サービスの販売推進を目的に、兼松エレクトロニクス株式会社と資本業務提携

株主割当による増資 資本金270,000千円

西日本支社の設置

西日本支社名古屋オフィスの開設

株式会社EPコンサルティングサービス(株式会社ビジネスブレイン太田昭和グループ)から一部事業(ITソリューション事業)を譲受ける

SecuriST(セキュリスト)認定脆弱性診断士の提供開始

第三者割当増資 資本金278,900千円

共同でのサービス展開を目的に、株式会社野村総合研究所と資本提携 資本金291,800千円

東京証券取引所マザーズに株式を上場

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所マザーズからグロース市場に移行

事業内容

グローバルセキュリティエキスパートは、サイバーセキュリティに特化した専門企業であり、企業や官公庁の情報通信ネットワークの安全を守ることを目的としています。同社は、不正侵入、データの改ざんや破壊、情報漏洩、コンピュータウイルスの感染などから企業を保護し、必要な人材の育成にも注力しています。

同社は、AI技術の発達やIoT機器の普及、テレワークの導入、デジタルトランスフォーメーションの進展に伴い、サイバー攻撃が増加している現状に対応しています。特に中堅・中小企業において、サイバーセキュリティ対策が急務となっています。

グローバルセキュリティエキスパートは、サイバーセキュリティの専門知識を持つ人材の不足や、サービス提供能力の限界を背景に、中堅・中小企業の自衛力向上を目指しています。「サイバーセキュリティ教育カンパニー」というコンセプトのもと、教育を軸にした多面的なサービスを提供しています。

具体的なサービス内容としては、コンサルティング事業では、顧客企業のサイバーセキュリティ課題に対する改善策の提案や、脆弱性診断サービスを提供しています。教育事業では、セキュリティエンジニアの育成を目的とした教育講座や、標的型メール訓練サービスなどを実施しています。セキュリティソリューション事業では、最新の脅威に対するセキュリティ製品やサービスの提供、インシデント発生時の緊急対応サービスを提供しています。また、ITソリューション事業では、ITインフラ構築やシステム開発、バイリンガルSESなど、セキュリティ周辺領域のサービスを提供しており、主に外資系企業や日系グローバル企業が顧客となっています。

経営方針

グローバルセキュリティエキスパートは、サイバーセキュリティ分野における専門企業として、中堅・中小企業を中心に、セキュリティコンサルティング、脆弱性診断、教育サービスなどを提供しています。同社は、「サイバーセキュリティ教育カンパニー」というコンセプトのもと、情報セキュリティレベルの向上に貢献することを目指しており、成長性と収益性を重視した経営指標を設定しています。

社会のデジタル化が進む中、サイバー攻撃の脅威は増大しており、特にテレワークの普及により、サイバーリスクの範囲が拡大しています。このような状況下で、セキュリティ人材の不足やサービス提供能力の限界が課題となっています。グローバルセキュリティエキスパートは、これらの課題に対応するため、教育を軸にしたサービス提供を強化し、顧客企業の自衛力向上を支援しています。

同社の中長期的な経営戦略としては、教育サービスのさらなる訴求、アップセル・クロスセルの推進、利益体質の強化、東京以外の商圏拡大、人材リソース不足の解消が挙げられます。これらの施策を通じて、日本全国の企業のセキュリティ対策を支援し、情報セキュリティレベルの底上げを目指しています。

具体的には、セキュリティ専門人材の育成に注力し、広くIT業界で働く人々に対する教育講座の提供を拡充しています。また、中堅・中小企業に最適化したサービスの提供を通じて、顧客満足度の向上と収益性の確保を目指しています。さらに、東京以外の地域での営業活動の拡充や、人材リソースの確保にも力を入れており、業界全体のセキュリティ人材育成に貢献しています。