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ソースネクストJP:4344
沿革
1996年8月 |
パソコンソフトの企画・開発・販売を目的として東京都新宿区西新宿二丁目6番1号に株式会社ソース(資本金1000万円)を設立 |
1996年11月 |
本店を東京都中央区新川一丁目3番3号に移転 |
1996年11月 |
株式会社エス・エス・アイトリスター(旧有限会社トリプル・エー、1998年10月解散)よりソフトウェア事業に関わる営業の全部を譲り受ける |
1996年12月 |
ハードディスクの加速ユーティリティソフト「驚速95」発売 |
1997年6月 |
タイピングソフト「特打」発売 |
1999年10月 |
商号を株式会社ソースからソースネクスト株式会社へ変更 |
2000年6月 |
インターネットによる通信販売事業に進出し、自社オンラインショップを開設 |
2003年2月 |
中心価格帯を1,980円とするパソコンソフトの「コモディティ化戦略」を開始 |
2003年3月 |
PDF作成・変換・編集ソフト「いきなりPDF」発売 |
2003年9月 |
本店を東京都港区六本木六丁目10番1号に移転 |
2006年7月 |
年間更新料0円のウイルス対策ソフト「ウイルスセキュリティZERO(現ZEROウイルスセキュリティ)」を発売 |
2006年12月 |
東証マザーズに株式上場 |
2007年3月 |
ハガキ作成ソフト「筆王」のプログラム著作権及び商標権を取得 |
2007年11月 |
CD・DVDライティングソフト「B's Recorder GOLD」シリーズのプログラム著作権及び商標権を取得 |
2008年6月 |
東京証券取引所 市場第一部に株式上場 |
2009年11月 |
本店を東京都港区虎ノ門三丁目8番21号に移転 |
2011年12月 |
Bitdefender,SRLのエンジンを用いた年間更新料0円のセキュリティ対策ソフト「スーパーセキュリティZERO(現ZEROスーパーセキュリティ)」発売 |
2012年9月 |
米国カリフォルニア州に子会社「SOURCENEXT Inc.」(現POCKETALK Inc.)(現連結子会社)を設立 |
2013年5月 |
株式会社NTTドコモ「スゴ得コンテンツ」向けアプリケーション提供開始 |
2014年6月 |
パソコンソフト定額使い放題サービス「超ホーダイ」の提供開始 |
2014年10月 |
アプリ定額使い放題サービス「アプリ超ホーダイ」の提供開始 |
2016年4月 |
ハガキ作成ソフト「宛名職人」のプログラム著作権及び商標権を取得 |
2016年7月 |
本店を東京都港区東新橋一丁目5番2号に移転 |
2017年3月 |
言語学習ソフト「RosettaStone(ロゼッタストーン)」の国内での商標権、製品・サービスの独占的販売権、ダウンロード製品の改変権を取得 |
2017年5月 |
「株式会社筆まめ」(2021年11月清算)の全株式を取得 |
2017年6月 |
「ロゼッタストーン・ジャパン株式会社」(現連結子会社)の全株式を取得 |
2017年12月 |
IoT製品であるAI通訳機「POCKETALK(ポケトーク)」発売 |
2018年9月 |
次世代版のAI通訳機「ポケトーク W」発売 |
2019年1月 |
オランダに子会社「Sourcenext B.V.」(現POCKETALK B.V.)(現連結子会社)を設立 |
2019年9月 |
中国・UMEOX Innovations Co.,Ltd.(現持分法適用関連会社)の株式を取得 |
2019年12月 |
カメラ翻訳搭載のAI通訳機「ポケトーク S」発売 |
2020年4月 |
米国Owl Labs,Inc.(以下、Owl社)の「Meeting Owl(ミーティングオウル)」の国内独占販売権取得、並びに転換社債の引受 |
2020年5月 |
米国Molekule,Inc.(以下、Molekule社)の空気清浄機「Molekule(モレキュル) Air Mini +」の国内独占販売権取得、並びに第三者割当増資引受により株式を取得 |
2022年2月 |
会社分割(簡易新設分割)による子会社「ポケトーク株式会社」を設立 |
2022年4月 |
東京証券取引所の新市場区分「プライム市場」に移行 |
2022年4月 |
オールインワンの会議用360度webカメラ「KAIGIO CAM360(カイギオ カム360)」発売 |
2022年12月 |
AI通訳機「ポケトーク」累計出荷台数100万台を突破 |
2023年3月 |
法人向けのビジネスシリーズ「ポケトーク for BUSINESS」提供開始 |
事業内容
ソースネクストは、ソフトウェア及びハードウェアの企画・開発・販売とその他のサービス事業を手掛ける企業で、単一セグメントで事業を展開しています。製品開発は、自社企画製品の自社開発、国内外の開発会社への外注、他社製品のライセンス受けによる製品化の3つの方法に大別されます。販売チャネルは、自社直販サイトやAmazon等のオンラインショップ、家電量販店への卸売、スマートフォン通信事業者など法人企業向けの製品・コンテンツ提供が主軸です。
主要製品には、AI通訳機「POCKETALK」や住所録&はがき作成ソフト「筆まめ」、セキュリティ対策ソフト「ZEROウイルスセキュリティ」、PDF編集ソフト「いきなりPDF」、360度webカメラ「Meeting Owl Pro」、AIボイスレコーダー「AutoMemo」、そして「スマート留守電」サービスがあります。これらの製品やサービスは、個人消費者から法人顧客まで幅広いニーズに応えるもので、特に「POCKETALK」は100万台の出荷を突破し、海外市場への展開も行っています。
ソースネクストは、ユーザーからのフィードバックを製品やサービスの品質向上に活かし、オンラインショップや家電量販店での販売強化、法人向けコンテンツ提供を通じて、売上の安定化と拡大を図っています。
経営方針
ソースネクストは、ソフトウェア及びハードウェアの企画・開発・販売を行う企業として、革新的な製品を市場に提供し続けています。同社は、AI通訳機「POCKETALK」をはじめとするIoT製品や、セキュリティソフト、PDF編集ソフトなどのソフトウェア製品を通じて、市場のニーズに応えることを目指しています。特に「POCKETALK」は、100万台の出荷を突破し、国内外での認知度向上と販売拡大に貢献しています。
経営戦略として、ソースネクストはIoT製品とソフトウェア製品の選択と集中による利益創出を目指しています。同社は、20年以上にわたるソフトウェア開発・販売の経験を活かし、価値ある製品を手頃な価格で提供することで、新たな市場の創出を目指しています。また、サブスクリプション型製品への注力により、安定的な利益創出体制の確立を図っています。
販売チャネルの拡大、ユーザー層の拡大、収益力の向上、そしてポケトーク社における事業と組織の構築に重点を置いています。これらの戦略を通じて、ソースネクストは国内外での販路拡大を図り、業績拡大を目指しています。特に、ポケトーク社の設立や資金調達を通じて、「言葉の壁をなくす」世界の実現に向けた取り組みを加速しています。
経営上の目標達成に向けて、売上高、経常利益、売上高経常利益率を重要な経営指標としています。これらの指標を基に、ソースネクストは市場の変化に柔軟に対応し、持続的な成長を目指しています。