協和キリン (4151) 株価

時価総額
¥1.22兆
PER
16.2倍
医療用医薬品の大手企業。医薬品の製造・販売を主力事業として展開。キリンホールディングスが親会社。子会社44社、持分法適用会社14社を擁し、25年7月に子会社Orchard Therapeutics Limited解散を決定、26年1月に清算結了。

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事業内容

協和キリンは医療用医薬品の製造・販売を主力事業とする製薬会社です。同社はキリンホールディングスを親会社とするグループの中核企業として、病気の治療に使用される処方薬の開発から製造、販売まで一貫して手がけています。特に希少疾患や難病領域での治療薬開発に強みを持ち、患者数が少ないものの治療選択肢が限られる分野で重要な役割を果たしています。

同社の主要顧客は医療機関や薬局で、医師の処方に基づいて患者に提供される医療用医薬品から収益を得ています。処方薬事業は薬価制度に基づく安定した収益構造を持ち、新薬開発に成功すれば長期にわたって収益貢献する特徴があります。グローバル市場への展開も進めており、海外子会社を通じて国際的な事業拡大を図っています。

同社グループは当社を中心に44の連結子会社と14の持分法適用会社で構成されており、医薬品事業に特化した事業ポートフォリオを展開しています。国内では製造・販売の両機能を担い、海外では地域ごとの子会社を通じて現地市場に適した事業運営を行っています。研究開発から製造、販売までの医薬品バリューチェーン全体をグループ内で統合的に管理することで、効率的な事業運営を実現しています。

経営方針

協和キリンは2030年に向けて「日本発のグローバル・スペシャリティファーマ」として、革新的な治療価値の継続的な創出を目指す成長戦略を展開しています。同社は「Life-changingな価値」という概念を軸に、病気と向き合う人々に笑顔をもたらすことを使命として掲げています。この戦略は「革新的な価値創出」「患者への価値提供」「組織力の追求」という3つの柱で構成されており、2030年を超えた継続的成長の基盤作りを進めています。

重点投資分野として、同社は3つの疾患領域に経営資源を集中させています。骨・ミネラル疾患では主力製品「Crysvita」の在宅自己注射用シリンジを日本・欧州で販売開始し、新薬候補の開発も進行中です。血液がん・難治性血液疾患では、世界初のメニン阻害薬「Ziftomenib」が米国で承認を取得し、自社初の抗体薬物複合体の開発も推進しています。希少疾患領域では造血幹細胞遺伝子治療に特化し、異染性白質ジストロフィー治療薬「Lenmeldy」の新生児スクリーニング拡大を患者団体と連携して推進しています。

新市場開拓においては、適切なビジネスモデルの選択による価値最大化を重視した戦略を採用しています。自社注力領域では開発から販売まで一貫してグローバル展開を行い、戦略的パートナリング領域では外部の力を活用して最速での患者への価値提供を目指しています。具体的には、Boehringer Ingelheim社への自己免疫疾患治療薬のライセンス提供など、パートナー連携を通じた事業拡大を積極的に進めています。

技術革新への取り組みでは、先進的抗体技術と造血幹細胞遺伝子治療を核とした研究開発の加速を図っています。同社は独自のバイスペシフィック抗体技術「REGULIGENT」やPOTELLIGENT抗体技術を活用した新薬開発を進める一方、AI・デジタル技術による業務プロセスの変革にも注力しています。機械学習・AI技術を活用した患者の治療アクセス向上や、オープンイノベーション、ベンチャーキャピタル活動の強化を通じて、外部パートナーとの戦略的投資による新たなパイプライン獲得も積極的に推進しています。

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