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rakumoJP:4060
沿革
2004年12月 |
東京都渋谷区において株式会社日本技芸を設立 Web関連システム・サービスの受託開発ビジネスを開始 |
2007年5月 |
東京都新宿区に本社移転 |
2010年4月 |
グループウェア『rakumo』シリーズ第1号、Googleカレンダーをリデザインした『rakumoカレンダー』のサービス提供を開始 |
2010年8月 |
社内外の連絡先を一元管理できる共有アドレス帳『rakumoコンタクト』をリリース |
2011年5月 |
申請・承認・回覧などの機能を有した電子稟議システム『rakumoワークフロー』をリリース |
2011年5月 |
東京都渋谷区に本社移転 |
2012年7月 |
出退勤打刻機能を有した『rakumoタイムレコーダー』をリリース |
2012年8月 |
Salesforceカレンダーと連携した『rakumoソーシャルスケジューラー』をリリース |
2013年7月 |
掲示板型情報共有ツール『rakumoボード』をリリース 10万ライセンスを達成 |
2013年8月 |
ネットイヤーグループ株式会社による当社連結子会社化 |
2014年2月 |
東京都中央区に本社移転 |
2014年11月 |
クラウド型経費精算ソリューション『rakumoケイヒ』をリリース |
2015年1月 |
20万ライセンスを達成 |
2015年11月 |
rakumo株式会社に商号変更 |
2015年12月 |
30万ライセンスを達成 |
2016年5月 |
SalesforceカレンダーとGoogleカレンダーの双方向同期を可能とする『rakumo Sync』をリリース |
2017年5月 |
40万ライセンスを達成 |
2017年8月 |
ネットイヤーグループ株式会社との資本関係解消 |
2017年9月 |
50万ライセンスを達成 |
2017年11月 |
東京都千代田区に本社移転 |
2018年4月 |
AOI Systems Vietnam Co., Ltd.の全持分を取得し連結子会社化、RAKUMO COMPANY LIMITED(ベトナム)に商号変更 60万ライセンスを達成 |
2019年5月 |
70万ライセンスを達成 |
2019年7月 |
多様な勤務形態に対応した勤怠管理システム『rakumoキンタイ』をリリース |
2020年9月 |
東京証券取引所マザーズに株式を上場 |
2020年10月 |
80万ライセンスを達成 |
2021年4月 |
90万ライセンスを達成 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所マザーズからグロース市場に移行 |
2022年5月 |
100万ライセンスを達成 |
2022年6月 |
株式会社gambaの全株式を取得し連結子会社化 |
事業内容
rakumo株式会社とその連結子会社2社(RAKUMO COMPANY LIMITED(ベトナム)、株式会社gamba)は、企業の業務生産性向上に貢献するサービスを提供しています。同社グループは、主に3つの事業セグメントで事業を展開しています。
1. SaaSサービス: 企業向けグループウェア製品「rakumo」や社内SNS型日報共有アプリ「gamba!」の開発・販売、他社ライセンスの代理店販売を行っています。「rakumo」は、カレンダー、勤怠管理、経費精算、稟議申請などの機能を提供し、Google WorkspaceやSalesforceとの連携機能も持っています。
2. ソリューションサービス: SaaSサービスの導入支援や業務支援、他社ハードウェアの販売などを行っています。これにより、導入企業は前システムからの移行や初期設定作業、操作説明などをスムーズに行うことができます。
3. ITオフショア開発サービス: ベトナムを拠点に、ラボ型ITシステム開発などを提供しています。これにより、企業は最新のITスキルを持つ人材を確保し、開発コストを削減することが可能です。
同社グループは、これらのサービスを通じて、企業の業務効率化やコスト削減に貢献し、事業の安定と成長を目指しています。また、Google社やセールスフォース社との連携を深めることで、利用者の操作面や管理操作面での利便性向上を図っています。
経営方針
rakumo株式会社は、『仕事をラクに。オモシロく。』というビジョンのもと、『次のいつもの働き方へ。』をミッションに掲げ、情熱、協働、変化を行動指針としています。同社は、ITを活用した仕事の効率化や柔軟な働き方を実現する製品やサービスの開発・提供に注力しており、企業向けグループウェア「rakumo」や社内SNS型日報共有アプリ「gamba!」を通じて、働き方改革や労働生産性の向上に貢献しています。
販売戦略としては、販売パートナーとの関係強化に加え、マーケティング施策や積極的な営業施策による自社直接販売の強化を図っています。プロダクト開発では、Google社やセールスフォース社との関係を維持し、市場ニーズに応じた新製品の提供や既存製品の機能向上に努めています。また、カスタマーサクセスの強化を通じて、顧客の継続的な利用とアップセルに注力しています。
経営上の目標としては、売上高及び営業利益の重視、適正な人員規模・人材配置による事業運営を挙げており、サブスクリプション型リカーリングレベニューモデルを採用しています。これにより、ユーザー数、利用企業数、ストック収益の成長率及び解約率を重要な経営指標としています。
市場環境としては、労働生産性の向上や業務効率化の必要性、テレワークの実施やハイブリッド勤務の増加など、新しい働き方への需要が高まっています。これらの環境を背景に、rakumoは多様な顧客ニーズに対応できるラインナップを持ち、今後もサービスに対する需要が拡大すると見込んでいます。
競争優位性としては、世界的なクラウドプレーヤーとの連携、複数の販売チャネルによる拡販、多種多様なプロダクトの提供及び開発力、強固な顧客基盤を挙げています。これらを通じて、新規顧客の開拓とサービス満足度の向上、高い成長性と継続的な収益の確保を目指しています。