- 日本企業
- ティアンドエス
ティアンドエスJP:4055
沿革
1996年8月 |
ソフトウエア開発請負を目的として、神奈川県横浜市西区に設立 |
1998年4月 |
有限会社ソフトワールド(当時子会社)を設立(1999年8月 株式会社に組織変更、現社名 株式会社シャンク) |
2002年3月 |
事業拡張のため大阪事業所を開設 |
2006年11月 |
Pマーク(プライバシーマーク)の認証を取得 |
2010年4月 |
IBM社のNotesからMicrosoft社のSharePointへの移行(脱Notes)に関する大規模プロジェクトを受注 |
2011年3月 2014年1月 |
メディク・クエスト株式会社の株式の一部を取得し関連会社化 株式会社ソフトワールド(子会社)を売却 |
2015年8月 |
株式会社シナノシステムエンジニアリングとの共同出資により株式会社ベイアット(当時関連会社)を設立 |
2016年5月 |
株式会社ミクスウェイ(当時関連会社)を設立 |
1985年3月 |
ソフトウエア開発請負を目的として、神奈川県横浜市港北区に設立 |
1993年6月 |
本社を神奈川県横浜市西区へ移転 |
1998年9月 |
本社を神奈川県横浜市神奈川区へ移転 |
2009年3月 |
ISO/IEC27001を取得 |
2012年7月 |
横浜市推進の「京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区」における 「腹腔鏡下手術の術前支援機器の開発(手術シミュレータ開発)」プロジェクトに参画 |
2015年8月 |
株式会社テックジャパンとの共同出資により株式会社ベイアット(当時関連会社)を設立 |
2016年11月 |
神奈川県横浜市西区を本社、神奈川県横浜市神奈川区を横浜開発センターとして、株式会社テックジャパン、株式会社シナノシステムエンジニアリングの新設合併によりティアンドエス株式会社を設立 |
2017年2月 |
メディク・クエスト株式会社(関連会社)の保有株式の全てを譲渡 |
2017年4月 |
株式会社ミクスウェイ(関連会社)の保有株式の一部を売却 |
2017年5月 |
株式会社ベイアット(関連会社)を清算 |
2017年11月 |
業務効率化を目的とし横浜開発センターを本社へ統合 |
2018年3月 |
ISO/IEC27001をティアンドエス株式会社本社にて取得 |
2018年6月 |
三重県四日市市に四日市事業所を開設 |
2019年7月 |
岩手県北上市に北上事業所を開設 |
2019年7月 |
東北大学国際集積エレクトロニクス研究開発センターとの共同研究契約締結 |
2020年8月 |
東京証券取引所マザーズに株式を上場 |
2020年10月 |
神奈川県横浜市戸塚区に戸塚事業所を開設 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所マザーズからグロース市場に移行 |
2022年7月 |
熊本県熊本市中央区に熊本事業所を開設 |
2023年4月 |
長崎県諫早市に長崎事業所を開設 |
事業内容
ティアンドエスは、システム開発及び関連サービスを提供する企業で、事業を三つの主要カテゴリーに分けています。これらは「ソリューションカテゴリー」、「半導体カテゴリー」、そして「先進技術ソリューションカテゴリー」です。各カテゴリーは、それぞれ異なる市場ニーズに応えるための特化したサービスを提供しています。
ソリューションカテゴリーでは、大手企業グループを中心に、システムの開発から運用保守までの一連のサービスを提供しています。このカテゴリーは、製造業やサービス業など業種を問わず、幅広い顧客に対応しており、特に大型システムの受託開発とその後の運用保守を主要な事業モデルとしています。コンサルティングから要件定義、テスト、検証まで全てのバリューチェーンをカバーし、ワンストップでのサービス提供が強みです。
半導体カテゴリーでは、半導体工場内のシステム運用、保守、ITインフラ構築の支援を行っています。この事業は、工場内での常駐形態でのサービス提供を特徴とし、工場が稼働し続ける限り、安定的な事業継続が可能です。システム監視、データバックアップ管理、不正アクセス管理など、工場運用に必要な幅広いサービスを提供しています。
先進技術ソリューションカテゴリーでは、AI、画像認識、ハードウエア制御などの最新技術を駆使したサービスを提供しています。AIアルゴリズムの研究開発支援やAIソフトウエアの受託開発など、高度な技術力を必要とする分野でのサービス展開を行っており、急成長が見込まれる産業領域にターゲットを置いています。
これらの事業カテゴリーを通じて、ティアンドエスは、安定した事業基盤の上で成長を目指し、先進技術の研究開発にも力を入れています。同社は、これらの事業を通じて、将来の収益向上に繋がるビジネスモデルの構築を目指しています。
経営方針
ティアンドエスは、ソフトウエア技術を核とした成長戦略を推進しています。同社は、事業を「ソリューションカテゴリー」、「半導体カテゴリー」、「先進技術ソリューションカテゴリー」の3つに分類し、それぞれの分野での専門性と競争力を高めることに注力しています。
ソリューションカテゴリーでは、幅広い業種に対するシステム開発から運用保守までの一貫したサービスを提供し、大型システムの受託開発に強みを持っています。半導体カテゴリーでは、半導体工場内でのシステム運用・保守やITインフラ構築の支援を行い、工場の稼働を支える安定した事業を展開しています。先進技術ソリューションカテゴリーでは、AIや画像認識などの最新技術を活用したサービスを提供し、高度な技術力を要する分野での成長を目指しています。
同社は、これらの事業カテゴリーを通じて、顧客ニーズに応えるソフトウエア開発を推進し、半導体業界への深耕とAI等の新技術獲得に努めています。また、経営基盤の強化を図り、持株会社化やM&Aを実現することで、事業の拡大と企業価値の向上を目指しています。
ティアンドエスは、これらの戦略を基に、安定した事業運営と事業拡大を両立させ、持続的な成長を追求しています。同社の取り組みは、技術革新が進むビジネス環境において、新たな市場の創出と企業価値の向上に貢献することが期待されます。