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昭和パックスJP:3954
沿革
1939年9月 |
鴻巣工場を埼玉県北足立郡鴻巣町に設置し、千住工場を廃止。 |
1946年4月 |
函成工業株式会社を合併。 |
1947年3月 |
本社を東京都中央区日本橋大伝馬町三丁目1番地8に移転。 |
1953年12月 |
防府工場を山口県防府市に設置し、重包装用クラフト紙袋の製造を開始。 |
1957年5月 |
富山工場を富山県富山市に設置し、重包装用クラフト紙袋の製造を開始。 |
1962年4月 |
米国セント・レジス・ペーパー社(現 ウエストロック社)と紙袋ならびにバックス製造に関わる技術提携契約を締結。 |
1962年5月 |
亀山工場を三重県亀山市に設置し、重包装用クラフト紙袋の製造を開始。 |
1964年10月 |
防府工場に樹脂工場を設置し、ポリエチレン重袋の製造を開始。 |
1965年11月 |
本社を東京都新宿区市谷本村町14番地に移転。 |
1966年5月 |
太陽紙工株式会社(資本金50,000千円)を吸収合併し、掛川工場(静岡県掛川市)・盛岡工場(岩手県盛岡市)の2工場を加え全国7ヶ所の製造体制を確立。 |
1968年3月 |
佐野・鴻巣工場を統合し、東京工場を埼玉県北足立郡北本町に設置。自動製袋を主体とした重包装用クラフト紙袋の製造を開始。 |
1969年12月 |
子会社シンワ化学工業株式会社(資本金30,000千円)を設立し、合成樹脂製の包装材料加工を当社掛川工場で開始。 |
1971年5月 |
シンワ化学工業株式会社掛川工場を静岡県掛川市細谷に移転し、フレキシブルコンテナーバッグ、各種大型フィルムの製造・販売を開始。 |
1973年1月 |
九州紙工株式会社に資本参加。 |
1979年3月 |
サンエー化学工業株式会社(現 ㈱サンエー化研)ならびに化研工業株式会社に資本参加。 |
1981年4月 |
株式会社ネスコ(資本金10,000千円)を関係会社とともに設立し、関係会社資材の調達・製品販売を開始。 |
1989年4月 |
シンワ化学工業株式会社を吸収合併。 |
1989年12月 |
昭和パックス株式会社に社名変更。 |
1990年10月 |
東京工場に貸倉庫を設置し、賃貸事業を開始。 |
1994年7月 |
本社社屋(パックスビル)を東京都新宿区市谷本村町2番12号に建設。 |
1997年4月 |
タイ王国に子会社タイ昭和パックス株式会社を設立し、海外の重包装用紙袋の製造・販売事業に進出。 |
1998年5月 |
東京工場がISO9002を認証取得。(15年1月にISO9001へ更新) |
1999年4月 |
日本証券業協会に株式を店頭登録。 |
2000年7月 |
富山工場がISO9002を認証取得。(15年2月にISO9001へ更新) |
2000年12月 |
掛川工場コンテナー部門がISO9002を認証取得。(15年1月にISO9001へ更新) |
2001年9月 |
亀山工場がISO9002を認証取得。(15年4月にISO9001へ更新) |
2003年6月 |
盛岡工場がISO9001を認証取得。 |
2003年7月 |
防府工場がISO9001を認証取得。 |
2004年12月 |
日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。 |
2006年4月 |
掛川市に貸店舗を建設し、賃貸する。 |
2007年3月 |
東京工場がISO14001を認証取得。 |
2007年3月 |
掛川市にマンションを建設し、賃貸する。 |
2009年12月 2010年4月 |
山陰パック有限会社および山陰製袋工業株式会社を子会社化。 ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場。 |
2013年7月 |
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード) に上場。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行 |
事業内容
昭和パックス株式会社とその子会社6社から成るグループは、多岐にわたる事業セグメントを展開しています。主要な事業内容には、重包装袋、フィルム製品、コンテナー、その他包装関連製品・商品の製造・販売が含まれます。また、不動産の賃貸業も手掛けています。
重包装袋セグメントでは、石油化学製品用袋、セメント・窯業用袋、化学薬品用袋、農産物用袋、肥料用袋、食品用袋などを提供しており、昭和パックスをはじめ、九州紙工株式会社、株式会社ネスコ、山陰製袋工業株式会社、タイ昭和パックス株式会社がこのセグメントに関与しています。
フィルム製品セグメントでは、熱収縮包装用フィルム、パレット包装用フィルム、農業用フィルム、二次加工用フィルムなどを製造・販売しており、昭和パックスを含む4社が関わっています。
コンテナーセグメントでは、フレキシブルコンテナー、バルクコンテナーなどを提供し、昭和パックスを含む5社がこのセグメントに貢献しています。
不動産賃貸セグメントでは、貸ビルや貸倉庫の提供を行っており、昭和パックスが直接この事業を担当しています。
その他の事業としては、包装用原材料、包装用機械、その他関連製品の販売、ビル管理業などがあり、昭和パックスを含む7社が関与しています。
これらの事業を通じて、昭和パックスグループは包装材料の製造から不動産まで、幅広い分野で事業を展開しています。
経営方針
昭和パックス株式会社は、顧客満足、利益確保、株主還元のバランスを重視し、社会貢献を目指しています。同社は、安心・安全な製品の提供を通じて物流社会基盤を支えることをミッションとし、持続可能な社会への貢献を目指しています。そのために、新しい企業理念を制定し、信頼の供給力、確かな品質、新しい提案力、環境対応力、誠実な経営をバリューとして掲げています。
中期経営計画「PAXXS Vision-2030」では、2022年度を初年度とし、2026年度までの1st STAGEと、2027年度から2030年度の2nd STAGEに分けて戦略を展開しています。1st STAGEでは、企業運営基盤の整備と意識改革を推進し、開発体制や生産設備、人材への投資を通じて持続的成長を目指します。2nd STAGEでは、製品・サービスの拡充と顧客満足度の向上、新たな価値創造に注力します。
昭和パックスは、重包装分野でのシェア拡大を目指し、AIや画像センサーを活用した品質管理システムの導入、営業体制の強化を進めています。また、フィルム分野では、産業用フィルムや農業用フィルムの機能開発、用途開発に力を入れています。これらの取り組みを通じて、顧客の新たなニーズに応え、持続可能な社会への貢献を目指しています。