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PR TIMESJP:3922
事業内容
PR TIMESは、プレスリリース配信事業を中核に、情報発信を通じて社会を前向きにすることを目指しています。主力サービス「PR TIMES」は、企業がプレスリリースを発表し、メディアや生活者に情報を届けるプラットフォームです。これにより、企業は自社のニュースを広く伝えることが可能になります。
PR TIMESは、プレスリリース配信以外にも、タスク管理ツール「Jooto」やカスタマーサポートツール「Tayori」を提供しています。これらのクラウドサービスは、企業の業務効率化を支援し、目的達成をサポートします。また、PR企画の立案から実行、効果検証までを支援するPRパートナーサービスも展開しています。
PR TIMESの連結子会社であるTHE BRIDGEは、スタートアップやテックトレンドに関するニュースを配信し、起業家や投資家の情報源として活用されています。グルコースは、Webやアプリの開発を得意とし、技術力を活かしたソリューションを提供しています。NAVICUSは、SNSマーケティングや地域プロモーションを通じて企業のファン作りを支援しています。
PR TIMESは、2022年に米国進出を目指し、現地子会社PR TIMES Inc.を設立しましたが、事業はまだ開始されていません。これにより、グローバルな情報発信の拡大を図っています。
経営方針
PR TIMESは、「行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ」をミッションに掲げ、情報発信を通じて社会を前向きにすることを目指しています。同社は、プレスリリース配信サービス「PR TIMES」を中核に、企業が自社のニュースを広く伝えるためのプラットフォームを提供しています。
同社は、積極的かつ規律ある投資を通じて中長期的な成長を目指し、売上高や営業利益の向上を重視しています。特に、売上高成長率と営業利益率のバランスを注視し、持続可能な成長を追求しています。
PR TIMESは、プレスリリース配信市場の拡大を背景に、競争優位性を強化しています。ミッションに基づくサービス設計と組織体制が参入障壁を生み出し、顧客や社員の共感を得ることで、競争力を高めています。
中長期的には、「PR TIMES」を社会的な情報インフラとし、世界有数のインターネットサービスに成長させることを目指しています。また、「PR TIMES」を超える新たな事業を創出するための人材育成にも注力しています。
2025年度までの中期経営目標「Milestone2025」では、営業利益35億円を目指し、地方金融機関や自治体との提携を通じて「PR TIMES」の利用拡大を推進しています。また、米国を中心とした英語圏への進出も視野に入れています。
同社は、投資フェーズにある「Jooto」や「Tayori」を成長させ、日本の業務効率化や生産性向上に貢献することを目指しています。さらに、「BRIDGE」や「isuta」を通じて、新たなメディア事業の創出にも挑戦しています。
PR TIMESは、株主還元にも注力し、初めての配当を実施する見通しです。これを新たなスタートラインとし、持続的な成長と利益拡大を両立させるため、積極的な投資を続けていく方針です。