アイビーシーJP:3920株価

時価総額
¥57.6億
PER
ITシステムの稼働監視や運用支援を行うソフトウェア・サービス関連事業の有力企業。マルチベンダー対応の「System Answer シリーズ」と24時間365日のSAMS有人監視サービスを展開。2023年9月にCX監視オプションをリリース。公務・医療・金融・製造など国内主要業種への展開。

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事業内容

アイビーシーは、ITシステムの稼働状況や障害の予兆を監視する自社製品「System Answer シリーズ」の開発・販売・サポートを主力に、運用コンサルティングやシステム改善のソリューションを提供しています。同社は詳細なデータ収集と可視化を通じて、システムの安定稼働と運用コストの削減に貢献しています。

同社の顧客は公務、教育、医療、金融、製造、流通、情報通信など多岐にわたり、主に企業や自治体のIT部門を中心に採用されています。収益はソフトウェアのライセンス販売やオプション提供に加え、導入支援・分析・運用支援などの役務収入、さらに運用型サービスや付随する機器・ソフトの物販で成り立っています。

事業は「ソフトウェア・サービス関連事業」に集約され、ライセンス販売のほか将来予測やログ統合、品質可視化などのオプション、導入後のスタートアップ支援やトレーニング、24時間対応の運用サービス(SAMS)などのサービスラインで構成しています。さらにクラウド向けログ管理やセキュリティ診断・保護、ブロックチェーンを使った電子証明など、顧客の環境や課題に応じて組み合わせて提供する製品群を揃えています。

経営方針

同社は成長戦略として、主力の「System Answerシリーズ」を軸にライセンス販売とストック型収益の拡大を図り、中長期的な企業価値の最大化を目指しています。具体的には2025年に「System Answer G3」の価格改定を実施して収益構造を強化するとともに、24時間365日の監視サービス「SAMS」やCX監視オプションによる顧客体験向上で継続収入を増やす施策を進めています。業績評価は売上高・売上総利益・営業利益の成長に加え、ROE(株主資本当期純利益率)を重視して経営の健全性を確保しています。

重点投資分野は製品の機能強化とインテグレーション事業の拡大で、差別化は詳細なデータ収集・可視化と運用ノウハウにあります。同社は性能評価レポートや脆弱性対策を含む「IBC Careサービス」を通じて運用課題を解決し、20年以上蓄積したインフラ分析のノウハウを基に「IBC-Integration」で高信頼・高可用なネットワークやクラウド構築に注力しています。パートナー企業と専門部隊を編成することで、設計・構築から運用支援まで一貫したサービス提供を可能にし、製品単体ではなく総合的なソリューションで差別化を図っています。

新市場開拓や事業拡大については、公務、教育、医療、金融、製造、流通、情報通信といった既存顧客基盤を深耕する一方で、クラウドシフトやマルチクラウド環境を狙った案件獲得に注力しています。デジタルマーケティングの導入、展示会やセミナー、ウェブサイト強化で認知を高め、導入支援や24時間対応サービスとのクロスセルでライセンス販売の拡大を狙っています。また、インテグレーション案件を契機に「System Answerシリーズ」やSAMSなどへの波及を図ることで事業規模を拡大しようとしています。

技術革新ではAIやデータ解析の活用を進め、2025年10月に提供を開始した新サービス「ITOGUCHI」によってマルチクラウドの構成自動描画や障害時の初動支援を実現しました。これにより属人化を防ぎ、構成情報に基づく設備更新や投資計画の最適化を支援します。加えてクラウド向けログ管理やセキュリティ診断、電子証明などの技術も組み合わせ、製品とサービスを連携させながら継続的な技術革新と人材育成に取り組むことで、安定した運用と新たな付加価値の創出を目指しています。