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アイビーシーJP:3920
沿革
2002-10 | 東京都中央区にアイビーシー株式会社(資本金33,500千円)を設立 |
2003-06 | ネットワーク監視アプライアンス「BTmonitor」をリリース |
2005-06 | 「BTmonitor」がNEC UNIVERGE CERTIFIED認証製品化 |
2005-11 | 本社を東京都中央区内に移転 |
2007-05 | ネットワーク監視アプライアンス「BTmonitor V2」をリリース |
2008-12 | ネットワーク性能監視アプライアンス「System Answer」をリリース |
2011-07 | 大阪府大阪市淀川区に西日本事業所を開設 大規模ユーザー向けシステム性能監視ソフトウエア「System Answer G2 Datacenter Ware」をリリース |
2012-02 | IBC INTERNETWORKING & BROADBAND CONSULTING PTE. LTD.(現 IBC INTERNETWORKING & BROADBAND CONSULTING GLOBAL PTE. LTD. 所在国:シンガポール)を子会社化 |
2013-10 | 本社を現在の東京都中央区内に移転 |
2014-06 | 性能監視情報公開サービス「System Answer RS Global Baseline」の提供開始 |
2015-09 | 東京証券取引所マザーズに株式を上場 |
2016-04 | 株式会社Skeedとの合弁によるiBeed株式会社を設立 |
2016-07 | iBeed株式会社を完全子会社化 |
2016-11 | 東京証券取引所市場第一部へ市場変更 |
2017-07 | システム情報管理ソフトウエア「System Answer G3」をリリース |
2017-08 | 次世代MSPサービス「SAMS(Speedy Action Management Services)」の提供開始 |
2018-04 | 子会社iBeed株式会社がiChain株式会社に商号変更 |
2019-04 | 簡易株式交換により株式会社サンデーアーツを完全子会社化 株式会社NSD先端技術研究所へ出資 |
2019-08 | ナビプラス株式会社よりセキュリティ事業の一部を譲受 |
2020-06 | iChain株式会社株式の全てを譲渡 |
2022-04 | 東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からスタンダード市場へ移行 |
事業内容
アイビーシーは、ソフトウェア・サービス関連事業を中心に展開している企業で、子会社2社及び関連会社2社を含むグループ構成を有しています。同社は、ITシステムの監視や性能管理を行う「System Answer シリーズ」の開発、販売、サポートを主軸に事業を行っており、ITシステム運用に関するコンサルティングやソリューション提供も手掛けています。このシリーズは、直観的な操作で膨大な性能情報を収集・解析し、システム障害の予兆検知や運用コストの削減に貢献します。また、2023年9月にはSaaS環境の通信品質を可視化する「CX監視オプション」をリリースし、顧客の実環境に合わせた障害予兆検知を強化しています。
アイビーシーは、ライセンス販売のほか、監視サービスやネットワークコンサルティング、インテグレーションサービス、運用コンサルティングサービスなど、幅広いサービスを提供しています。これらのサービスは、システムの問題や課題に対して調査や改善提案を行い、最適なネットワーク構築や運用支援を行うことを目的としています。
販売チャネルに関しては、間接販売、直接販売、ハイタッチ販売という3つの方法を展開しており、パートナー企業を通じた全国的な営業力や、セミナーや展示会を通じた直接提案、さらには技術担当者が関わる提案など、顧客のニーズに応じた多様な販売戦略を採用しています。これにより、様々な業種・業態の顧客に対して、幅広いニーズに応える製品とサービスを提供しています。
経営方針
アイビーシーは、ITシステムの監視や性能管理を中心に、ソフトウェア・サービス関連事業を展開している企業です。同社は、経営理念として顧客満足、プロフェッショナル集団の形成、社会貢献を掲げ、IT障害をゼロにすることをミッションにしています。また、ITを活用した永続的な成長と事業・社会への貢献をビジョンとしています。
経営環境の変化に対応し、デジタルトランスフォーメーション(DX)やグリーントランスフォーメーション(GX)の推進が重要視されている中、アイビーシーは「System Answer シリーズ」のライセンス販売拡大、ITシステム運用に関するコンサルティングやソリューションサービスの提供を通じて、事業領域の拡大を目指しています。また、経営の安定化と企業価値の向上にも注力しています。
同社は、お客様に寄り添ったITシステム運用課題の把握と運用ソリューションの提供、System Answer シリーズのブランディング強化や新機能実装、次世代MSPサービス「SAMS」とAIの融合による新サービス開発、インテグレーション事業の本格展開、デジタルマーケティングの導入、人材の確保と育成強化など、複数の重点領域に取り組んでいます。
これらの戦略を通じて、アイビーシーは持続的な成長と中長期的な企業価値の最大化を目指しています。売上高、売上総利益、営業利益の成長とROEの向上を経営指標として重視し、製品やサービス、ビジネスモデルの変革を進めています。