アイフリークモバイルJP:3845

時価総額
¥49.5億
PER
知育アプリ「森のえほん館」や「九九のトライ」、ITエンジニア派遣などを手がけるコンテンツ事業とDX事業。

事業内容

アイフリークモバイルは、主に「コンテンツ事業」と「DX事業」の2つの事業セグメントを展開しています。コンテンツ事業では、知育アプリや電子絵本サービスの企画・制作・運営を行っています。具体的には、親子間のコミュニケーションを促進する電子絵本アプリ「森のえほん館」や、赤ちゃんから遊べる知育アプリ「あそびタッチ」、九九を楽しく学べる「九九のトライ」などがあります。

また、アイフリークモバイルは、幼児・未就学児向けのYouTubeチャンネル「Popo Kids(ポポキッズ)」を運営し、絵本動画を配信しています。さらに、モバイルコンテンツ『デココレ』では、ソーシャルネットワークで利用されるスタンプ画像を多数提供しています。これらのサービスを通じて、親子のコミュニケーションをサポートしています。

一方、DX事業では、ソフトウェアやシステム開発、インフラ構築、デザイン制作、サポートなどの業務を請け負っています。システムエンジニアリングサービスの拡大に加え、労働者派遣事業の許可を取得し、人材派遣も行っています。今後は、生成AI、データサイエンス、クラウドコンピューティングなどの分野に注力し、IT人材需要の拡大に対応していく予定です。

経営方針

アイフリークモバイルは、経営の透明性とコンプライアンスを重視し、迅速かつ柔軟に対応できる組織体制を構築しています。企業倫理の徹底を掲げ、組織改革を継続的に実施し、社会的責任を果たすことを目指しています。

同社は営業利益を重要な経営指標とし、企業価値の向上を図っています。新規事業や既存事業への投資を通じて、経営基盤の強化を進め、持続的な成長を目指しています。投資効果を考慮しながら、事業展開を行っています。

今後の経営環境は不透明ですが、IT業界のDXやAI投資の活発化により市場拡大が予測されています。アイフリークモバイルは、事業・組織体制を強化し、BtoC向けの知育アプリ開発や生成AI技術を活用したコンテンツ展開に注力しています。

コンテンツ事業では、ユーザー基盤の拡大と継続利用促進を図り、デジタルコンテンツ資産を活用して新規顧客を開拓しています。新技術の活用を進め、サービスの魅力を高めることで、事業成長を目指しています。

DX事業では、優秀なエンジニアの確保とエンゲージメント向上を重視しています。営業体制の強化により、事業拡大と収益性向上を図り、技術力の強化を通じて顧客ニーズに応えるサービスを提供しています。

共通の課題として、情報セキュリティの強化を図り、機密情報や個人情報の漏洩を防ぐ体制を整えています。社員教育を通じて、情報管理レベルの向上に努めています。