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アイフリークモバイルJP:3845
沿革
2000年6月 |
福岡市中央区赤坂に有限会社アイフリークを設立 |
2001年12月 |
有限会社アイフリークを株式会社に改組 |
2003年9月 |
福岡市中央区高砂へ本社を移転 |
2004年6月 |
iモード(R)向け公式コンテンツ「デコメ(R)★コレクション」サービス開始 |
2004年9月 |
東京都港区虎ノ門に東京事務所を新設(2006年4月支店に変更) |
2006年4月 |
福岡市中央区大名へ本社を移転 |
2006年7月 |
東京都港区麻布十番へ東京支店を移転 |
2006年9月 |
EZweb向け公式コンテンツにデコメーション6コンテンツサービス開始 |
2006年10月 |
Yahoo!ケータイ向け公式コンテンツにデコメーション6コンテンツサービス開始 |
2006年11月 |
株式会社リクルートとモバイル分野におけるHTML形式メール(注1)を活用した商品開発に関する業務提携を行うことで合意 |
2007年3月 |
株式会社大阪証券取引所ヘラクレス(現 東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に株式を上場 |
2007年12月 |
東京都港区麻布十番にギフトに特化したEコマースビジネスを行うことを目的として株式会社フィール・ジー(連結子会社)を設立 |
2008年7月 |
Eコマース事業推進のため、株式会社日本インターシステムの株式80.0%を取得(連結子会社) |
2009年7月 |
株式会社フィール・ジー(連結子会社)を吸収合併 |
2009年8月 |
株式会社電通(現 株式会社電通グループ)とキャラクターを共同開発し、業界初の広告手法実施 |
2009年9月 |
福岡市中央区薬院へ本社を移転 |
2009年11月 |
株式会社日本インターシステム(連結子会社)を吸収合併 |
2009年11月 |
東京都渋谷区道玄坂へ東京支店を移転 |
2010年12月 |
会社創立10周年記念配当の実施 |
2011年5月 |
シンガポールのI-FREEK ASIA PACIFIC PTE. LTD. (アイフリーク アジア パシフィック有限私会社)へ出資(連結子会社) |
2011年8月 |
東京都品川区西五反田に東京支店 五反田オフィスを新設 |
2011年10月 |
東京支店渋谷オフィスを東京都港区(東京支店赤坂オフィス)に移転 |
2013年3月 |
電子絵本アプリ「森のえほん館」サービス開始 |
2013年4月 2013年4月 2014年3月 2015年3月 2015年7月 2016年6月 2017年1月 2017年11月 2018年12月 2018年12月 2019年3月 2019年8月 2019年10月 2020年1月 2020年1月 2020年3月 2021年1月 2021年2月 2021年6月 2022年4月 2023年5月 |
福岡市博多区博多駅前へ本社を移転 会社分割により持株会社体制に移行し、商号を株式会社アイフリーク ホールディングスに変更 東京都渋谷区円山町へ東京支店を移転 東京都新宿区新宿へ東京支店を移転 株式会社アイフリーク モバイル(連結子会社)を吸収合併し、商号を株式会社アイフリークモバイルに変更 コンテンツクリエイターサービス事業(CCS事業)開始 労働者派遣事業許可取得 株式会社アイフリークGAMESを設立(連結子会社) リアルタイムアニバーサリー株式会社(現 株式会社アイフリークスマイルズ)の株式100.0%を取得(連結子会社) 株式会社フリーの株式100.0%を取得(連結子会社) 福岡市博多区博多駅東へ本社を移転 会社分割によりコンテンツ事業の一部を株式会社アイフリークスマイルズ(連結子会社)が承継 東京都新宿区新宿へ本社を移転 リアルタイムメディア株式会社の株式100.0%を取得(連結子会社)し、同社及び同社の子会社である株式会社ファンレボを連結子会社とする リアリゼーション株式会社の株式100.0%を取得(連結子会社) 連結子会社の株式会社アイフリークスマイルズがリアルタイムメディア株式会社を吸収合併 連結子会社の株式会社ファンレボの全株式を譲渡 株式会社アイフリークGAMES(連結子会社)を吸収合併 リアリゼーション株式会社(連結子会社)を吸収合併 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行 株式会社I-FREEK GAMES(連結子会社)を設立 |
事業内容
アイフリークモバイルとその子会社、アイフリークスマイルズは、主に2つの事業セグメントを展開しています。第一に「コンテンツ事業」があり、これは携帯電話やスマートフォン向けのコンテンツの企画開発及び配信を行うものです。同社は、NTTドコモなどの通信キャリアやApple Inc.、Google Inc.などのプラットフォーマーと取引を行い、デジタルコンテンツを提供しています。具体的なサービスとしては、親子間のコミュニケーションを促進する電子絵本アプリ「森のえほん館」や語学学習アプリ「なないろえほんの国」、知育アプリ「あそびタッチ」や「九九のトライ」などがあります。また、YouTubeチャンネル「Popo Kids(ポポキッズ)」を運営し、絵本動画を配信しています。
第二の事業セグメントは「コンテンツクリエイターサービス事業」で、ウェブコンテンツ制作やシステム開発の受託事業、人材派遣事業を行っています。同社は、ソフトウェアやシステム開発、インフラ構築、デザイン制作などのサービスを提供し、IT人材の需要拡大に伴い、ブロックチェーン、セキュリティ、AI、RPA、IoTなどの分野に注力しています。
アイフリークモバイルグループは、デジタルコンテンツの提供とITサービスの提供を通じて、多様なニーズに応える事業展開を行っており、特にデジタルコンテンツの分野では、個人クリエイターとのネットワーク「CREPOS(クリポス)」を通じて、豊富なコンテンツを迅速かつ低コストで提供しています。また、チャットとウォレットアプリ「Challet」の提供を通じて、ビジネスコミュニケーションの効率化にも貢献しています。
経営方針
アイフリークモバイルは、経営の透明性向上とコンプライアンスを重視し、経営環境の変化に迅速かつ柔軟に対応できる組織体制の構築を目指しています。同社は、企業倫理の徹底と組織改革を継続的に実施し、経営責任の明確化と効率性の向上を通じて社会的責任を果たすことを経営方針としています。重要な経営指標として営業利益を掲げ、持続的な向上を目指す一方で、新規事業への積極的な投資と経営基盤の強化を不可欠と考えています。
今後の見通しについては、新型コロナウイルス感染症の影響やウクライナ情勢の長期化など、経済環境の不透明性が続く中、事業・組織体制を強化しながら事業を進める方針です。コンテンツ事業では、BtoC事業の成長を継続するために、子ども向けアプリの利用機会を増やすBtoB事業への注力を計画しています。また、コンテンツクリエイターサービス(CCS)事業では、技術力の強化と協業先の開拓に努めることで、収益性と成長性の確保を目指しています。
対処すべき課題としては、コンテンツ事業ではユーザー数の拡大と継続利用促進、デジタルコンテンツ資産の有効活用、顧客満足度の向上、新技術への対応、システムの安定的な稼動が挙げられます。CCS事業では、人材の確保とサポート体制の充実、営業体制の強化、技術力の強化、機密情報及び個人情報の漏洩リスクへの対応が課題とされています。これらの課題に対処することで、アイフリークモバイルは持続的な成長を目指しています。