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メディア工房JP:3815
沿革
1997年10月 |
当社の前身である有限会社フラミンゴ設立 |
1998年4月 |
商号を有限会社フラミンゴから有限会社メディア工房に変更 |
2000年4月 |
資本金を16百万円として株式会社に組織変更 |
2003年11月 |
本社屋を東京都港区赤坂三丁目2番6号へ移転 |
2005年8月 |
当社100%出資(資本金1,000万円)により「映像コンテンツの企画、制作、販売等」を目的に株式会社ムービーズを設立 |
2006年9月 |
東京証券取引所マザーズに株式を上場 |
2007年2月 |
「化粧品販売及びサロン運営」を目的に設立された株式会社TNKに出資し子会社化(資本金17,500万円 当社97.1%出資) |
2007年12月 |
株式会社TNKの全株式をYメソッド・ホールディングス株式会社へ売却 |
当社100%出資(資本金5,000万円)により「携帯電話機の受託販売及び周辺機器の販売」を目的に株式会社MKコミュニケーションズを設立 |
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2008年2月 |
当社100%出資(資本金3,000万円)により「化粧品、衣料品、アクセサリー等装身具の卸売、販売」を目的に株式会社アンクルールを設立 |
2009年12月 |
業容拡大に伴い、本社を東京都港区赤坂四丁目2番6号に移転 |
2010年1月 |
株式会社アンクルールを吸収合併 |
2011年1月 |
株式会社ムービーズを吸収合併 |
2011年6月 |
株式会社MKアソシエイツを設立 |
2012年10月 |
完全子会社である株式会社MKコミュニケーションズにおける携帯電話販売事業を譲渡 |
2013年2月 |
配信網の拡大等を図るため韓国にて株式会社MKBコリアを設立 |
2013年5月 |
株式会社ギフトカムジャパンを設立 |
株式会社MKコミュニケーションズにて「電話占いサービス」を開始 |
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2014年10月 |
株式の取得及び第三者割当増資の引受けに伴い株式会社ブルークエストを子会社化 |
2015年3月 |
完全子会社である株式会社MKコミュニケーションズ及び株式会社MKアソシエイツを吸収合併 |
2015年11月 |
海外関係会社である株式会社メディア工房コリア(旧商号:株式会社MKBコリア)への増資実施 |
2016年7月 |
韓国法人 KOREA MCN Co., Ltd.と、韓国及び中国への情報コンテンツ配信を目的とした業務提携契約を締結 |
2016年8月 |
当社100%出資(資本金3,000万円)により「モバイルソーシャルゲームの開発・運営等」を目的に株式会社ルイスファクトリーを設立 |
2016年9月 |
完全子会社である株式会社ルイスファクトリーが、株式会社エクスクウェイドよりソーシャルゲームのセカンダリー事業及び新規ソーシャルゲームの制作事業を譲受ける |
2016年10月 |
米国法人 DoubleMe,Inc. と資本及び業務提携を開始 |
2017年7月 |
海外関係会社である株式会社メディア工房コリア(旧商号:株式会社MKBコリア)の株式を売却 |
2017年7月 |
中国法人 小派科技(上海)有限責任公司と業務提携を開始 |
2017年9月 |
当社100%出資(登録資本金1,000万人民元)により中国国内における事業展開の拠点として魅仕坊(上海)互聯网科技有限公司(英文表記:Media Kobo (Shanghai) Internet Technology Co .,Ltd.)を設立 |
2018年10月 |
当社100%出資(資本金1,000万円)により「越境eコマース事業、その他インバウンド事業等」を目的に株式会社メディトラを設立 |
2018年11月 |
米国法人 DoubleMe,Inc. と資本及び業務提携を解消 |
2019年1月 |
中国個人投資家である包盛杰氏と「越境eコマース事業、医療ツーリズム及びその他インバウンド事業等」を目的に合弁会社 日本和心醫藥有限公司を設立 |
2020年3月 |
魅仕坊(上海)互聯网科技有限公司の清算を決議(2021年2月結了) |
2020年7月 |
株式会社ルイスファクトリーの商号を株式会社ミックスベースへ変更 |
2020年8月 |
合弁を解消し、日本和心醫藥有限公司を完全子会社化 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所マザーズからグロース市場に移行 |
2022年6月 |
株式会社メディトラの商号を株式会社Xsquareへ変更 |
2022年8月 |
子会社である株式会社ブルークエストをゲームコンテンツ事業撤退に伴い清算 |
2022年12月 |
日本和心醫藥有限公司の清算を決議。(本書提出日現在手続き中) |
事業内容
メディア工房とその連結子会社4社は、デジタルコンテンツ、One to One、XR、SNSの4つの事業セグメントを展開しています。デジタルコンテンツ事業では、インターネット回線を通じて、主に女性向けの占いや記事コンテンツを提供しています。これには、ISPや自社Webサイト、各種プラットフォームを通じた占いコンテンツサービスが含まれます。
One to One事業では、ユーザーと占い師を電話やチャットで直接つなぐサービスを提供しており、占いと非占いの二つのカテゴリーに分かれています。占いサービスでは、電話占いやLINEを通じたお悩み鑑定を行い、非占いでは自社開発のアプリケーションの企画制作・運営を手がけています。
XR事業では、メディア工房が独自に開発したリアルタイム実写立体動画撮影技術「SUPERTRACK」を用いた撮影サービスやコンテンツ制作の受託、他企業とのIPアライアンスを推進しています。
SNS事業では、メディア工房と連結子会社が開発する多機能的なWebコミュニケーションのためのソーシャルプラットフォームの運営及びサービス企画を行っており、将来的にはMR技術の活用も視野に入れています。
これらの事業を通じて、メディア工房グループはデジタルコンテンツの提供から、新しい技術を活用したサービスまで、幅広い分野で事業を展開しています。
経営方針
メディア工房は、全てのステークホルダーとの良好な関係を基盤に、デジタルコミュニケーションを通じて人々の生活を豊かにすることを企業理念としています。同社は、収益増加と利益率向上に注力し、売上高経常利益率と自己資本利益率を重要な経営指標としています。2025年までに売上高経常利益率15%、自己資本利益率25%を目標に掲げ、2030年にはそれぞれ25%、30%の達成を目指しています。
中長期的な経営戦略として、メディア工房は占いコンテンツを中心に、女性の悩み解決にアプローチするサービスの提供を強化しています。これにより、占いコンテンツ企画・制作企業から、現役世代の女性を多面的に応援する企業への変容を目指しています。具体的には、ヘルスケア領域への進出やSNS事業収益の伸長を図り、新たな領域・事業への投資と育成により、安定的かつ長期的な収益確保と経営の多角化を推進しています。
また、財務面では資産の透明性を確保し、新規事業への挑戦を安定した内部留保によって支える健全な経営を行う方針です。これらの戦略を通じて、メディア工房は持続可能な成長を目指し、企業価値の最大化に努めています。