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協立情報通信JP:3670
事業内容
協立情報通信は、主に2つの事業セグメントを展開しています。まず、ソリューション事業では、中堅・中小企業や官公庁向けにICTと情報活用を通じて経営課題を解決する「経営情報ソリューションサービス」を提供しています。このサービスは、情報インフラ、情報コンテンツ、情報活用の3つの分野に対応し、顧客のニーズに合わせたワンストップソリューションを提供しています。
具体的には、情報通信システムの構築・保守・運用支援、情報通信機器のレンタルサービス、基幹業務や業務プロセス改善のコンサルティング、情報活用教育などを行っています。また、東京都中央区八丁堀に「協立情報コミュニティー」を設置し、顧客への提案や運用支援活動を行っています。
もう一つの事業セグメントはモバイル事業です。協立情報通信は、NTTドコモの一次代理店であるティーガイアから再委託を受け、二次代理店としてドコモショップを運営しています。店舗事業では、個人顧客向けにスマートフォンやタブレットの販売、料金プランのコンサルティング、通信料金の収納代行などを行っています。
法人サービス事業では、法人顧客向けにタブレットやスマートフォンの販売、料金プランのコンサルティング、NTTドコモが提供する法人向けサービスの契約取次を行っています。また、法人サービスの充実化とソリューション事業との連携強化のため、都内や神奈川県内、埼玉県内に法人サービス拠点を設置しています。
経営方針
協立情報通信は、成長戦略としてクラウドソリューションの推進とリカーリングモデルの強化を掲げています。これにより、SaaSやクラウドPBXを活用した業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)を促進し、顧客に対する遠隔サポートや運用支援サービスを拡充しています。これにより、顧客のニーズに応じた高品質なサービスを提供し、経営情報ソリューションサービスの拡大を目指しています。
また、協立情報通信はモバイルソリューションの提案力を強化し、独自サービスの拡充を図っています。法人サービス事業では、パートナー企業との市場共創を通じてICTソリューションの提案力を高め、店舗事業では社員教育を通じてサービスの質を向上させています。これにより、継続的な収益の拡大と新たなモバイルサービスの需要創出を目指しています。
さらに、協立情報通信はサービスの高度化・多様化を推進し、調達コストの最適化を図っています。これにより、ソリューション事業における提案力を強化し、付加価値の拡大と利益率の向上を目指しています。これらの取り組みを通じて、同社は中長期的な成長を実現し、企業価値の向上を図っています。