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KLabJP:3656
沿革
2000年1月 |
㈱サイバードの研究・開発部門として、ケイ・ラボラトリーを発足 |
2000年8月 |
㈱サイバードを親会社として㈱ケイ・ラボラトリーを設立 |
2004年11月 |
商号をKLab㈱に変更 |
2007年2月 |
㈱USENがSBIホールディングス㈱等に当社株式を譲渡し、㈱USENの連結子会社ではなくなる |
2009年12月 |
ソーシャルアプリ提供を目的として、KLabGames㈱を設立し、ソーシャルゲーム「恋してキャバ嬢」サービス開始 |
2010年8月 |
経営の効率化を目的としてKLabGames㈱を吸収合併 |
2011年9月 |
東京証券取引所マザーズ市場に当社株式を上場 |
2011年12月 |
ベンチャー・インキュベーション事業を目的とした子会社KLab Ventures㈱を設立 |
2012年2月 |
グローバル市場向けにアプリケーションのパブリッシングを行う子会社KLab Global Pte. Ltd.をシンガポールに設立 |
2012年4月 |
アメリカ合衆国においてアプリケーションの企画及びマーケティングを行う子会社KLab America, Inc.を設立 |
2012年4月 |
フィリピンにおいてアプリケーション開発事業を行うCYSCORPIONS INC.(KLab Cyscorpions, Inc.)の株式を取得し子会社化 |
2012年5月 |
東京証券取引所市場第一部へ市場変更 |
2012年9月 |
メディアインクルーズ㈱を子会社化 |
2012年11月 |
中国 上海に可来軟件开発(上海)有限公司(通称 KLab China Inc.)を設立 |
2013年11月 |
SI事業部門及びライセンス事業部門を譲渡 |
2014年4月 |
メディアインクルーズ㈱を吸収合併 |
2015年8月 |
イベント事業及びライセンス事業を行う子会社KLab Entertainment㈱を設立 |
2015年10月 |
ベンチャーキャピタル事業推進のため、KLab Venture Partners㈱(現 ㈱ANOBAKA)を設立 |
2016年8月 |
日本食・文化を海外展開する子会社KLab Food&Culture㈱を設立 |
2017年4月 |
KLab Cyscorpions, Inc.の全株式を譲渡 |
2017年7月 |
㈱アバシーの全株式を取得し、同社及び同社の子会社であるモバイルオンラインゲームのリサーチ&コンサルティング事業を行う㈱スパイスマートを子会社化 |
2018年3月 |
KLab Food&Culture㈱の全株式を譲渡 |
2020年12月 |
㈱KVP(現 ㈱ANOBAKA)の株式を一部譲渡 |
2021年4月 |
㈱グローバルギアの全株式を取得し子会社化 |
2022年4月 |
ブロックチェーンゲーム事業推進のため、Web3関連事業を管轄する子会社㈱BLOCKSMITH&Co.を設立 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行 |
2022年7月 |
㈱アバシーの全株式を譲渡し、同社及び同社の子会社である㈱スパイスマートを非子会社化 |
事業内容
KLab株式会社とそのグループ企業は、主に二つの事業セグメントに分かれています。第一のセグメントは、ゲーム事業であり、スマートフォン向けアプリを中心としたモバイルオンラインゲームの企画、開発、運営を行っています。このセグメントにおいて、KLab株式会社自体のほか、可来軟件開発(上海)有限公司(KLab China Inc.)や株式会社グローバルギアなどのグループ会社が活動しています。
第二のセグメントは「その他」とされており、サーバーインフラサービスの提供、ブロックチェーン関連事業、グッズの販売など多岐にわたる事業を手がけています。このセグメントにおいても、KLab株式会社が中心となり、株式会社BLOCKSMITH&Co.などのグループ会社が関連事業を展開しています。
KLab株式会社グループは、これらの事業を通じて、デジタルエンターテインメント分野での多様なニーズに応えるサービスを提供しており、特にゲーム事業においては、国内外で高い人気を誇るタイトルを多数手がけていることで知られています。また、ブロックチェーンやサーバーインフラサービスなど、新たな技術領域への進出も積極的に行っており、デジタル技術の進化に伴う事業の多角化を図っています。
経営方針
KLab株式会社は、ミッション「世界と自分をワクワクさせろ」を掲げ、ゲーム事業を中心に成長路線を継続し、グローバルに展開するエンタテインメント企業としての地位を確立することを目指しています。同社は、既存タイトルの長期的な安定運用と新規ゲームタイトルの開発を通じて収益を拡大させること、そして安定した財務基盤の構築を最重要課題として位置づけています。
経営環境の変化に対応するため、KLabは中期経営計画を策定し、以下の四つの基本戦略に基づいて収益基盤の強化と新たな成長ドライバーの創出に注力しています。第一に、既存タイトルの安定運用を通じて利益を積み上げ、第二に、新規タイトルのヒットを目指して売上・利益を増加させる戦略です。さらに、従来のゲーム開発・運営以外の収益源を確保し、ブロックチェーン関連事業への参入も視野に入れています。
これらの戦略を実現するため、KLabはグローバルで人気のあるIPの獲得、得意ジャンルに絞ったゲーム開発、外部開発会社との協業を強化しています。また、ゲームの品質向上、開発期間の短縮、コストコントロールにも注力し、新技術の活用や新規事業への挑戦を通じて、企業の持続的な成長と安定的な収益基盤の確立を目指しています。
KLab株式会社は、ゲーム事業における強固なポジションを維持しつつ、ブロックチェーンやサーバーインフラサービスなど新たな技術領域への進出も積極的に行い、デジタル技術の進化に伴う事業の多角化を図っています。