RS Technologies (3445) 株価

時価総額
¥1139.6億
PER
11.4倍
シリコンウェーハ再生事業の有力企業。半導体製造過程で発生するモニタウェーハの再生加工を主力とし、プライムシリコンウェーハ製造販売も展開。2018年1月に中国企業と合弁会社設立により新規事業に参入。24年12月に車載カメラモジュール事業買収。日本・台湾・中国で展開。

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事業内容

RS Technologiesは、半導体製造に欠かせないシリコンウェーハの再生事業を主力とする企業です。同社は、半導体メーカーが製造工程で使用したモニタ用ウェーハを回収し、表面処理や研磨などの加工を通じて新品同等の品質まで再生するサービスを提供しています。この事業は25年の実績を持つラサ工業から引き継いだもので、1枚のウェーハを10~20回まで再利用可能にする環境配慮型のビジネスモデルが特徴です。

同社の主要顧客は国内外の半導体製造会社で、大手ファウンドリ企業も含まれています。日本、台湾、中国の3拠点でグローバルに事業を展開し、半導体市場の拡大とともに成長を続けています。収益構造は、ウェーハ再生事業が中核を占める一方、新品ウェーハの製造販売事業や半導体関連装置の販売事業も収益源となっています。

事業セグメントは4つに分かれており、主力のウェーハ再生事業では再生加工サービスのほか酸化膜の成膜加工も手がけています。プライムシリコンウェーハ製造販売事業では中国市場向けに5~8インチのウェーハを製造販売し、半導体関連装置・部材等では製造装置用消耗部材や車載カメラモジュールなど幅広い製品を扱っています。その他事業として太陽光発電事業や技術コンサルティングサービスも展開し、事業の多角化を進めています。

経営方針

RS Technologiesは、AI関連需要の拡大を背景とした世界的な半導体市場の成長を捉えるべく、技術革新と海外展開を軸とした成長戦略を推進しています。同社は主力のウェーハ再生事業に加え、プライムシリコンウェーハ製造販売事業を通じて、国内外の半導体メーカーからの増加する需要を積極的に取り込む方針を掲げています。特に8インチウェーハにおける世界標準の結晶技術の早期確立により、プライムウェーハのシェア拡大を目指しています。

技術開発面では、年々進む半導体の微細化に対応するため、12インチハイエンド向け再生技術のさらなる高度化に注力しています。同社は世界最先端の半導体技術に適応する技術力の向上を重要課題と位置づけ、12インチプライムシリコンウェーハの量産体制確立にも取り組んでいます。また、新たな収益源として蓄電池事業の海外生産体制の構築も進めており、電解液のグローバル展開を通じて事業の多角化を図っています。

海外市場開拓については、アメリカ、欧州、台湾、シンガポール、中国、韓国をはじめとする主要地域との取引強化を戦略の柱としています。大手半導体デバイスメーカーとの安定的取引の維持に加え、新規顧客の開拓にも力を入れており、モニターウェーハや半導体製造装置向け消耗部材の販売拡大も重点施策として位置づけています。製造体制面では、半導体デバイスの高集積度化への対応と最先端設備の拡充を進めるとともに、高度な知識・技能を持つ人材の確保と自動化による効率的な製造ライン構築を推進し、持続的な成長基盤の強化を図っています。

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