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ケー・エフ・シーJP:3420
沿革
1965-03 | 建設用ファスナー類、建設用鋲打銃及び建設用コンクリートアンカーの販売・施工を目的として東京都江戸川区に株式会社チューガイを設立 同時に大阪、東京、横浜、名古屋、北九州営業所を設置 |
1965-07 | 本社を大阪市北区に移転 |
1965-08 | 東京営業所を東京支店に昇格 |
1965-10 | 商号を建設ファスナー株式会社に変更 |
1966-04 | 静岡県静岡市に静岡営業所を設置 |
1968-05 | 岡山県岡山市に岡山営業所を設置 |
1968-06 | 建設業法により建設大臣登録(ワ)第5009号の登録完了 |
1969-05 | 札幌市に札幌営業所を設置 |
1969-09 | 「ホークアンカー」の自動加工を開始 |
1970-03 | 大阪市北区に本社及び営業社屋を新築移転 |
1970-08 | 大阪市北区にレジン化学工業株式会社(現アールシーアイ株式会社・連結子会社)を設立 |
1972-01 | 広島市に広島営業所を設置 |
1974-12 | 建設業法の改正にともない建設大臣許可(般-49)第5750号を取得(以後3年ごとに許可更新) |
1975-03 | 福岡市博多区に福岡営業所を設置 |
1983-10 | 大阪府豊中市の株式会社ユナイテッド(カーボフォル・ジャパン株式会社・旧連結子会社)の株式取得 |
1986-01 | 商号を株式会社ケー・エフ・シーに変更 |
1989-05 | 大阪府富田林市に資材部(現購買部)大阪流通センターを設置 |
1992-03 | 埼玉県川口市に資材部(現購買部)東京流通センターを設置 |
1993-08 | 東京都港区に東京本社を設置し、大阪本社を大阪本店に改称 |
1994-01 | 大阪営業所を大阪支店に昇格 |
1994-06 | 大阪府富田林市の大阪流通センター内に技術研究所を設置 |
1995-12 | 建設業法の改正にともない建設大臣許可(般-7)第5750号を取得(以後5年ごとに許可更新) |
1996-06 | 東京本社を一級建築士事務所登録 |
1996-07 | 仙台市青葉区に東北営業所を設置 |
1996-08 | 建設大臣許可(特-8)第5750号を取得(以後5年ごとに許可更新) |
1997-12 | 大阪証券取引所市場第二部に上場 大阪市北区に本店社屋を新築 |
1998-03 | 東京流通センターを関東流通センターに名称変更し、埼玉県加須市へ新築移転、併せて技術研究所を設置 |
2001-05 | 東京支店においてISO 9001を認証取得 |
2004-12 | 大阪本店総務部及び購買部においてISO 9001を認証取得 |
2005-09 | 株式会社アール・シー・アイと積樹道路株式会社が合併し、アールシーアイ・セキジュ株式会社(現アールシーアイ株式会社)発足 |
2007-02 | カーボフォル・ジャパン株式会社を吸収合併 |
2010-02 | アールシーアイ・セキジュ株式会社(現アールシーアイ株式会社)を100%子会社化 |
2012-09 | 中国河北省唐山市に当社の50%出資による唐山日翔建材科技有限公司(非連結子会社)を設立 |
2013-07 | 東京証券取引所と大阪証券取引所の市場統合に伴い、大阪証券取引所市場第二部は、東京証券取引所市場第二部に統合 |
2015-03 | 設立50周年 |
2019-02 | 大阪本店を一級建築士事務所登録 |
2020-12 | 建設事業部において建設業労働災害防止協会の「COHSMS」の認証取得 |
2021-03 | 唐山日翔建材科技有限公司の22.2%を追加取得 |
2022-04 | 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行 |
2023-12 | ファスナー事業部及び土木資材事業部において建設業労働災害防止協会の「COHSMS」の認証取得 |
事業内容
ケー・エフ・シー株式会社とそのグループ企業は、建設資材の販売、設計、施工、および遮水シートや防水シートの輸入販売、設計、施工などを手掛ける企業群です。同社グループは、ケー・エフ・シー株式会社と2つの子会社で構成されています。
同社の事業は大きく3つのセグメントに分けられます。第一に、ファスナー事業があり、これは主に「あと施工アンカー」に関連する建設資材の販売と耐震関連工事を行っています。第二のセグメントは土木資材事業で、トンネル掘削資材の販売が主な業務です。さらに、唐山日翔建材科技有限公司を通じてトンネル支保材の製造と販売も行っています。最後に、建設事業セグメントでは、ケー・エフ・シー株式会社とアールシーアイ株式会社がトンネル内装やリニューアル工事を主に手掛けています。
アールシーアイ株式会社は連結子会社であり、唐山日翔建材科技有限公司は非連結子会社で、持分法非適用会社として位置付けられています。これらの事業を通じて、ケー・エフ・シー株式会社グループは建設業界における多様なニーズに対応し、資材の供給から施工まで幅広いサービスを提供しています。
経営方針
ケー・エフ・シー株式会社とそのグループ企業は、建設資材の販売、設計、施工、および遮水シートや防水シートの輸入販売、設計、施工などを手掛ける企業群です。同社は、ファスナー事業、土木資材事業、建設事業の3つのセグメントを通じて、建設業界における多様なニーズに対応し、資材の供給から施工まで幅広いサービスを提供しています。
同社グループは、「ケー・エフ・シーグループ中期経営計画(2021~2023年度)」を策定し、持続的成長を目指しています。この計画では、「収益力の向上」「技術・開発力の強化」「働き方改革」「経営基盤の再構築」を基本戦略として掲げています。特に、新商品や新工法の開発に力を入れ、既存事業の活性化や固定費の圧縮に取り組んでいます。また、デジタルトランスフォーメーション(DX)、技術者の不足、高齢化による技術の承継問題や環境負荷への配慮など、社会課題に対応するための「技術・開発力の強化」にも注力しています。
同社は、創業以来、付加価値の高い営業活動を行い、「オンリーワン」企業を目指しています。これには、ユーザー・施主のニーズに対応した技術提案型営業の強化や、新しいコンセプトのあと施工アンカーや特殊ボルト・ナット類、効率的な工法などの新商品・新工法の普及及び既存商品・工法の更なる改良が含まれます。
さらに、同社は「働き方改革」を通じて、業務の効率化や就労環境の整備を図り、従業員のワーク・ライフ・バランスの向上を目指しています。これにより、より良い人材の確保や従業員の満足度の向上を図っています。
最終的に、ケー・エフ・シーグループは、厳しい市場環境や社会情勢の変化に迅速かつ的確に対応し、環境や社会的責任に配慮した組織力の強化、人材の確保・育成・活用に努め、強固な「経営基盤の再構築」を目指しています。これらの取り組みを通じて、持続的成長を可能にする強固な経営基盤を確保し、ステークホルダーの期待に応える企業力を築いていく方針です。