スターティアホールディングスJP:3393

時価総額
¥273億
PER
12.6倍
デジタルマーケティング関連事業のCloud CIRCUSやITインフラ関連事業のネットワークインテグレーション、CVC関連事業によるITベンチャー企業への出資。

事業内容

スターティアホールディングスは、デジタルマーケティング関連事業、ITインフラ関連事業、CVC関連事業の3つの主要な事業セグメントを持っています。

デジタルマーケティング関連事業では、Cloud CIRCUSというSaaSを提供しています。このサービスは、中小企業を対象に、情報発信、集客、顧客体験価値向上、見込顧客育成と顧客化、解約防止・リピート増といった課題を解決するためのクラウドツールを提供しています。クラウドサーカス株式会社が主な関係会社です。

ITインフラ関連事業では、ネットワークインテグレーションやクラウドを活用したシステムインテグレーションを提供しています。ビジネスホンやMFPの販売、通信環境を考慮したオフィスレイアウトの提案、電話回線手配の代行なども行っています。スターティア株式会社やスターティアレイズ株式会社などが関係会社です。

CVC関連事業では、ITベンチャー企業への出資を通じて新しいビジネスの開拓を支援しています。スターティアホールディングスの顧客基盤やITソリューション力を活用し、投資先企業の成長をサポートします。これにより、グループ内でのイノベーションを促進し、新たな企業価値の創出を目指しています。主な関係会社には、Startia Asia Pte.Ltd.があります。

経営方針

スターティアホールディングスは、社会のニーズを見極め、未来を創造するリーディングカンパニーを目指しています。IT業界の変化に迅速に対応し、企業価値の向上を図るため、持株会社によるガバナンス強化と事業会社の成長を推進しています。

同社は、2021年から5年間の中期経営計画「NEXT'S 2025」を策定し、変革と成長を軸に企業価値の向上を目指しています。デジタルマーケティング事業の利益化やITインフラ事業の顧客基盤拡大を重点領域とし、持続的な成長を図ります。

デジタルマーケティング事業では、サブスクリプションモデルを中心に展開し、収益性の向上を目指しています。広告費と開発費を売上に結びつけ、セグメント利益の黒字化を達成することを目指しています。

ITインフラ事業では、オーガニック成長に加え、M&Aやアライアンスを通じて顧客基盤を拡大します。中小企業の生産性向上を支援し、安定した収益基盤を構築することで、さらなる成長を目指します。

社内業務環境のデジタルシフトを進め、生産性向上を図ります。業務効率化を通じて、より効果的な経営を実現し、企業全体の競争力を高めることを目指しています。

優秀な人材の確保と育成を重視し、多様性を含む人材の育成に注力しています。社員の健康や働く環境、教育に注力し、個人の成長を支援する取り組みを行っています。

コーポレート・ガバナンスの強化を図り、経営の効率化と透明性を高めます。企業倫理とコンプライアンスを徹底し、内部統制システムの整備・強化を進め、迅速な意思決定を確保します。