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三洋貿易【JP:3176】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
三洋貿易は、ゴムや化学品、機械・機器、自動車部品、理化学・医療機器などの輸出入と国内販売を中核に、これらに関する技術サービスや研究開発なども行う総合商社です。連結子会社を含むグループ体制で、商流と技術支援を組み合わせた事業を展開しています。
同社の主要な顧客は自動車や化学、医薬、食品、半導体などの製造業者や研究機関で、商品販売による利益と技術・サービス提供による収益を柱にしています。米国や中国、東南アジアなどの海外拠点を通じた輸出入取引が売上の重要な部分を占めています。
同社は事業をファインケミカル、インダストリアル・プロダクツ、サステナビリティ、ライフサイエンス、その他(ソフトウェア・情報サービス)に分けています。ファインケミカルでは合成ゴムや樹脂、添加剤等、インダストリアルでは自動車部品や工業資材、サステナビリティでは環境・エネルギー関連機器、ライフサイエンスでは農薬や分析機器、医薬原料など幅広い製品とサービスを扱っています。
経営方針
同社は長期経営計画「SANYO VISION 2028(SV2028)」の下で、株主価値の向上を明確な数値目標に据えています。具体的には、2028年9月期にROE(自己資本利益率)10〜12%、営業利益90億円を目指しており、営業キャッシュ・フローの黒字化や自己資本比率50%以上の維持、営業利益率5.1%以上の確保を通じて安定的な成長と財務健全性の両立を図っています。さらに、PBR(株価純資産倍率)1倍超の実現・維持を目標に、投資と還元のバランスを取りながら企業価値の向上を志向しています。
同社は事業の重点投資分野としてファインケミカル、インダストリアル・プロダクツ、サステナビリティ、ライフサイエンス、ソフトウェア・情報サービス等を掲げています。合成ゴムや樹脂、添加剤、工業部材、自動車部品、環境・エネルギー機器、分析機器や医薬原料など幅広い商品群を扱う一方で、単なる商流(輸出入・販売)にとどまらず技術支援や研究開発を組み合わせる点を差別化の柱としています。営業力・マーケティング力の強化とデータに基づく意思決定を進めることで、顧客ニーズに応じた製品開発と販売体制の両面で競争力を高めています。
同社は新市場の開拓と事業拡大にも積極的に取り組んでいます。米国・中国・東南アジアなどの海外拠点を活用し、輸出入を通じたグローバル展開を加速するとともに、市場成長性や競争環境を踏まえた新規事業への戦略的投資を進めます。具体的には、将来の成長を見据えて5年間で累計200〜300億円を事業投資、DX投資、人的資本に投じる計画であり、人材確保や国内外の情報ネットワーク整備、迅速な投資判断により事業創出力を高めることを目指しています。
同社は技術革新と業務のデジタル化にも注力しています。システム開発の内製化を進め、業務プロセスの最適化や意思決定のスピード化を図るとともに、顧客向けの技術サービスや先端技術の研究開発に投資して付加価値を創出します。加えて環境負荷低減を重視した製品・サービスの拡充やガバナンス強化を通じて、サステナビリティを経営の中核に据えた成長を目指しています。