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ケイティケイJP:3035
沿革
1971年6月 |
資本金100万円をもってカトー特殊計紙株式会社(現ケイティケイ株式会社、通称ktk)を名古屋市北区西杉一丁目6番地に設立。 |
1973年4月 |
自社ブランドとしてKTK計算機用記録紙(ロールペーパー)の販売を開始。 |
1974年4月 |
本社を名古屋市東区泉二丁目21番27号に移転。 |
1977年3月 |
オンライン端末機用カセットリボンの巻替えによる再利用方法を開発し販売。 |
1979年8月 |
本社を名古屋市東区泉二丁目3番3号に移転。 |
1985年5月 |
インクリボン再生工場を愛知県春日井市に建設。 |
1990年6月 |
インクリボンの再生業務拡大を目的に、株式会社アイオーテクノ(現生産本部)を設立。 |
1992年10月 |
トナーカートリッジのリサイクル商品であるリパックトナーの販売を本格的に開始。 |
1995年7月 |
株式会社アイオーテクノでトナーカートリッジの再生業務を開始。 |
1998年2月 |
株式会社アイオーテクノの株式を取得し100%子会社化。 |
1998年9月 |
長野県駒ヶ根市に駒ヶ根工場竣工。株式会社アイオーテクノにリパックトナーの委託生産。 |
2002年1月 |
株式会社アイオーテクノ駒ヶ根工場がISO14001の認証を取得。 |
2002年3月 |
本社、名古屋支店、株式会社アイオーテクノ駒ヶ根工場がISO9001の認証を取得。 |
2002年9月 |
社名をケイティケイ株式会社に変更。 |
2004年2月 |
Web受注システム「ケイティケイ はっするネット」を開始。 |
2006年4月 |
株式会社ジャスダック証券取引所(現 東京証券取引所スタンダード)に株式を上場し、資本金を29,467万円に増資。 |
2009年7月 |
株式会社アイオーテクノ駒ヶ根工場がSTMC認証取得(再生トナーカートリッジの品質基準世界標準規格)。 |
2011年12月 |
E&Qマーク認証取得(日本カートリッジリサイクル工業会の管理基準)。 |
2012年6月 |
株式会社アイオーテクノがインクカートリッジにおける特許を取得。 |
2012年12月 |
株式会社青雲クラウンの株式を株式交換により取得し、100%子会社化。 |
2013年6月 |
株式会社青雲クラウンがSBMソリューション株式会社の株式を追加取得し、100%子会社化。 |
2013年12月 |
SBMソリューション株式会社の株式を取得し、100%子会社化。 |
2014年6月 |
株式会社キタブツ中部の株式を取得し、100%子会社化。 |
2016年3月 |
ソリューション事業部を株式会社ケイティケイソリューションズとして新設分割し、当該株式の一部を譲渡。 |
2016年8月 |
株式会社アイオーテクノを合併。 |
2018年1月 |
「名古屋市ワーク・ライフ・バランス推進企業」を認証取得。 |
2018年2月 |
駒ヶ根物流センターを長野県駒ヶ根市に開設。 |
2019年8月 |
愛知県の「あいち女性輝きカンパニー」を認証取得。 |
2020年3月 |
株式会社青雲クラウンが株式会社エス・アンド・エスの株式を取得し、100%子会社化。 |
「愛知県ファミリー・フレンドリー企業」に登録。 |
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2020年9月 |
「SDGs(持続可能な開発目標)」の達成に貢献していくことを宣言。 |
2020年10月 |
「長野県SDGs推進企業」に登録。 |
2021年4月 |
ITソリューション商品専門通販サイト「はっするネットPlus」開設。 |
2021年9月 |
「サステナビリティ基本方針」を策定。 |
2022年1月 |
「愛知県SDGs登録制度」に登録。 |
2022年3月 |
株式会社イコリスの株式を取得し、100%子会社化。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、東京証券取引所スタンダード市場へ移行。 名古屋証券取引所メイン市場に上場。 |
2022年5月 |
「名古屋市SDGs推進プラットフォーム」、「なごやSDGsグリーンパートナーズ」に登録・認定。 |
2023年4月 |
株主優待制度を新設。 |
2023年6月 |
SDGs情報の発信を行うWEBメディア「EARTH NOTE(アースノート)」を立ち上げ。 |
事業内容
ケイティケイ株式会社とそのグループ企業は、「Change the office mirai」というビジョンのもと、顧客の働く環境を変革することを目指しています。この目標を達成するため、新しいビジネスモデルを構築し、リサイクル商品(リパックトナーなど)、OAサプライ商品(トナーカートリッジなど)、文具事務用品、ITソリューション商品(ドキュメント、PC環境など)の生産、仕入、物流、販売を行っています。
サプライ事業では、リサイクル商品として、使用済みのトナーカートリッジやインクリボンなどを再生加工し、リユースリサイクルする「リパックシステム」を採用。また、OAサプライ商品として、レーザープリンターやマルチファンクションプリンター、普通紙FAXなどの印字用消耗品を提供しています。
ITソリューション事業では、PCやソフトウェアを含むDX推進を支援する商品を提供。これには、複合機、電子文書管理、OCR、PC、モバイルPC、WEB会議システム、デジタルホワイトボード、通信回線、ルータ、UTM、ネットワークカメラなどが含まれます。
グループ企業では、株式会社青雲クラウンが文具事務用品、オフィス家具、OA機器の販売や「オフィス購買システム」の提案・販売を、株式会社キタブツ中部がロジスティック事業及び倉庫業を、株式会社イコリスがネットビジネスのアルゴリズム解析、デジタルマーケティング、EC事業、EC運営支援を行っています。これらの事業を通じて、ケイティケイ株式会社グループは顧客のオフィス環境改善に貢献しています。
経営方針
ケイティケイ株式会社は、顧客のオフィス環境を変革することを目指し、「Change the office mirai」というビジョンの下、中期経営計画「Growth Plan」を推進しています。同社は、リサイクル商品やITソリューション商品の提供を通じて、循環型社会への貢献とデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に注力しています。
経営環境の変化に対応するため、ケイティケイは、サプライ事業の収益性向上とITソリューション事業の拡大を図っています。特に、ITソリューション事業では、M&Aを活用した成長戦略を採用し、中小企業向けのDX推進支援に力を入れています。
中期経営計画では、2024年8月期までに売上高18,000百万円、営業利益380百万円、経常利益480百万円、ROE8.0%以上を目標としています。これを達成するため、同社は「成長軌道への転換」、「ビジネスの立体化」、「ストックビジネスの進化」の3つの基本方針を掲げています。
「成長軌道への転換」では、サプライ事業から得たキャッシュをITソリューション事業へ振り向け、成長を加速させる計画です。「ビジネスの立体化」では、顧客基盤を活用したクロスセルを強化し、サプライ事業とITソリューション事業の両輪で成長を目指します。「ストックビジネスの進化」では、継続課金型のサービスを拡充し、安定収益の確保を目指しています。
これらの戦略を通じて、ケイティケイは、経営環境の変化に迅速に対応し、企業価値の向上と持続可能な社会の実現に貢献していく方針です。