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日本グランデ (2976) 株価
株価・出来高の推移
時価総額の推移
PERの推移
PBRの推移
事業内容
日本グランデ株式会社は、札幌を拠点に分譲マンションや分譲戸建、賃貸住宅、マンション管理など不動産関連の一貫した事業を展開する企業です。同社は「人に優しい、生活に優しい、環境に優しい、未来に優しい」を掲げ、用地仕入れから企画・設計・施工監理・販売・管理まで自社で担う体制で事業を行っています。
主要な顧客は個人の住宅購入者や高齢者向けの入居者、マンション管理組合や不動産投資家などで、収益は分譲住宅の販売利益が柱となっています。加えて賃貸からの家賃収入、管理・運営手数料、リフォーム/仲介などのサービス収入が収益構造を支えており、札幌中心の事業展開に加え2020年11月から首都圏にも進出しています。
事業は大きく不動産分譲、不動産賃貸、不動産関連の三つのセグメントに分かれています。分譲では「グランファーレ」シリーズのマンションや「エステティカ」「炭の住宅」「ラ・レジーナ」などの戸建を展開し、換気や空気清浄、間取りの自由設計、スマートアクセスなど付加価値を付けた商品を提供しています。賃貸ではサービス付き高齢者向け住宅「グランウエルネス」を運営し、子会社がマンション管理や保険代理、リフォーム・仲介といった関連サービスを提供して顧客の資産管理とサポート体制を整えています。
経営方針
同社は継続的な安定成長を最優先課題とし、売上高経常利益率5%の確保を明確な数値目標に掲げています。地価や建築コスト上昇による販売ペースの鈍化など課題はあるものの、銀行との良好な関係維持や無担保社債による資金調達で当面の資金繰りは確保しており、分譲事業の収益性を高めつつ賃貸・管理などストック型事業の拡大で安定収入の比率を高めることを目指しています。現在、サービス付き高齢者向け住宅6棟と賃貸マンション1棟を運営しており、高稼働を維持することで収益の底上げを図っています。
同社は用地仕入れ力と商品企画力を強化することに重点投資を行っています。具体的には、金融機関や既存取引先とのネットワークを深め新規入手先を拡大することで用地情報の量とスピードを高め、立地・間取り・仕様で差別化した物件づくりに注力します。換気や空気の清浄機能を重視した仕様や自由設計の間取りなど、資産価値の維持・向上に直結する企画を強化するとともに、既存顧客向けのリフォーム相談会・展示会を継続してリフォーム事業の基盤を固めています。
同社は事業領域の拡大として不動産流通(買取再販・仲介)を次の柱に育てる計画です。仕入れ競争が激化する中でウェブ広告や直接取引の強化により物件情報の獲得を図り、仕入れから販売までの物件保有期間の短期化を進めます。また、札幌中心の事業展開に加え、2020年11月から首都圏へ進出しており、収益物件の分析と取得検討を通じてストック収入の拡大を進める方針です。
同社は技術面では居住品質と業務効率の双方で改善を進めています。居住面では換気・空気清浄などの設備や入退室の利便性向上など、住まいの付加価値を高める技術を取り入れています。業務面ではウェブやデジタルツールを活用した集客と情報管理を強化し、用地取得や販売の意思決定を迅速化することで仕入れ競争力を高めます。あわせて人材育成や社内研修によりデジタル活用能力を高め、企画から販売、管理までの一貫体制を強固にしていきます。