イフジ産業JP:2924

時価総額
¥169.7億
PER
9.1倍
液卵事業で「液卵」「凍結卵」を製造販売し、調味料事業で業務用粉体調味料を提供、オーガニックEC事業でオーガニック商品をECサイトで販売。

事業内容

イフジ産業は、3つの主要な事業セグメントを持っています。まず、「液卵事業」では、鶏卵を割卵して卵殻を取り除いた「液卵」や「凍結卵」を製造販売しています。これらは多くの業務用加工食品に使用され、主に大手食品メーカーや外食産業向けに供給されています。

次に、「調味料事業」では、業務用粉体調味料や顆粒調味料を製造販売しています。イフジ産業の開発力と商品力が評価され、主に大手食品メーカーに納入されています。この事業は、日本化工食品株式会社が主要な関係会社として関与しています。

最後に、「オーガニックEC事業」では、オーガニック商品やオールナチュラル商品を仕入れ、ECサイトを通じて販売しています。この事業は主に個人顧客を対象としており、HORIZON FARMS株式会社が主要な関係会社として運営しています。

経営方針

イフジ産業は、食品業界における成長戦略として、液卵事業、調味料事業、オーガニックEC事業の3つの柱を掲げています。液卵事業では、「食の半導体」とも称される液卵や凍結卵を高品質で安定供給し、2030年度までに液卵販売数量8万トン、業界シェア20%を目指しています。これにより、食品業界の効率化と消費者の食生活の充実に貢献します。

調味料事業では、粉体および顆粒調味料の販売を強化し、顧客ニーズに迅速に応える製品開発を推進しています。特に即席めんやふりかけ業界に加え、健康食品など新たな業種への提案を強化し、販路拡大を図ります。これにより、顧客との信頼関係を深め、持続的な成長を目指します。

オーガニックEC事業では、新たなカテゴリー商品をラインナップに加え、売上の増加を目指しています。希少なオーガニック商品を安定的に確保するため、仕入先の拡大と多様化を図ります。これにより、消費者により良い商品の選択肢を提供し、持続可能な社会の実現に貢献します。