イフジ産業JP:2924

時価総額
¥118.3億
PER
6.6倍
液卵関連事業では「液卵」「凍結卵」の製造販売、調味料関連事業では業務用粉体・顆粒調味料の製造販売、その他に太陽光発電事業を展開。

沿革

事業内容

イフジ産業は、主に2つの事業セグメントを中心に展開している企業です。これらは「液卵関連事業」と「調味料関連事業」であり、加えて「その他」のカテゴリーとして太陽光発電事業も手がけています。

液卵関連事業では、イフジ産業は鶏卵を割り、卵殻を取り除いた後の「液卵」や「凍結卵」を製造販売しています。これらの製品は、業務用加工食品に広く使用されており、その安定した品質と供給力が評価されています。主に大手食品メーカーや外食産業向けに納入されています。

調味料関連事業においては、業務用の粉体調味料や顆粒調味料などを製造販売しています。イフジ産業は、この分野での開発力と商品力が認められ、主に大手食品メーカーへの納入を行っています。このセグメントにおける主な関係会社は日本化工食品株式会社です。

その他の事業として、イフジ産業は太陽光発電事業も展開しています。この事業は、イフジ産業自身および日本化工食品株式会社が関与しています。

イフジ産業は、これらの事業を通じて、食品産業における多様なニーズに応える製品とサービスを提供しています。同社の事業は、食品の安全性と品質の向上に貢献しており、持続可能な社会の実現に向けた取り組みも行っています。

経営方針

イフジ産業は、食品業界における厳しい経営環境の中で、持続的な成長を目指しています。同社は、液卵関連事業と調味料関連事業を中心に展開し、高品質な製品の安定供給を使命としています。特に、食品の主要原料である「液卵」「凍結卵」の供給に力を入れ、新規取引先の獲得や販売数量の増加を目指しています。また、健康志向の高まりを背景に、卵白プロテインのインターネット通販での販売も進めています。

調味料関連事業では、粉体及び顆粒調味料の販売強化に注力し、高付加価値化と販路拡大を図っています。これにより、即席めん・ふりかけ業界だけでなく、健康食品業界への提案も強化しています。

イフジ産業は、購買施策として、仕入先の拡大や需給調整、原料定期仕入比率の向上などに取り組んでいます。製造施策では、食品安全マネジメントシステムの導入や最新鋭設備の新設・増設、既存設備の更新を積極的に行い、品質保証体制の継続的な改善に努めています。

コスト削減活動においては、従業員からの提案制度を設け、コスト削減への取り組みを奨励しています。また、研究開発では、お客様のニーズに応える製品開発に加え、鶏卵の新規用途開発にも力を入れています。

さらに、業容の拡大を目指し、業務提携や買収も視野に入れています。これらの施策を通じて、イフジ産業は企業価値の増大と社会への貢献を目指しています。