カゴメ (2811) 株価

時価総額
¥2611.4億
PER
19.4倍
野菜飲料・調味料の大手食品メーカー。「野菜生活100」「トマトケチャップ」などが主力商品。国内加工食品事業と海外でのトマト加工などの国際事業を展開。子会社39社、関連会社3社で構成。国内外で製造・販売を実施。

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事業内容

カゴメは、トマトを中心とした野菜の加工食品製造・販売を主力事業とする食品メーカーです。同社は「野菜生活100」や「野菜一日これ一本」などの野菜飲料、トマトジュース、トマトケチャップなどの調味料を幅広く展開しています。国内での製品販売に加え、海外では農業生産から加工、販売まで一貫した事業を行っています。

同社の収益構造は、一般消費者向けの製品販売が中心となっています。国内では小売店舗での販売に加え、通販事業も展開しており、野菜飲料やサプリメント、スープなどの健康志向商品を直接消費者に提供しています。海外では、トマトペーストやピザソースなど、食品メーカーや外食産業向けの業務用製品の製造・販売も重要な収益源となっています。

同社の事業は大きく「国内加工食品事業」と「国際事業」の2つに分かれています。国内加工食品事業は、飲料部門(野菜ジュース、トマトジュースなど)、通販部門(サプリメント、スープなど)、食品部門(ケチャップ、ソース類など)で構成しています。国際事業では、トマトペーストなどの一次加工品とピザソースなどの二次加工品を製造・販売し、グローバルな食品サプライチェーンの一翼を担っています。

経営方針

カゴメは2035ビジョン実現に向け、農から食にわたる技術革新をリードする成長戦略を掲げています。同社は2026年から2028年の中期計画で売上収益3,250億円、事業利益270億円を目標とし、ROE9%以上の達成を目指しています。これに加え約500億円の戦略投資予算を確保し、M&Aを含むインオーガニック成長も積極的に推進する方針を示しています。

重点投資分野では、国際事業の二次加工を中核とした成長加速を図っています。同社は米国を中心にフードサービス企業向けのピザソースやトマトペースト販売を拡大し、2024年にはIngomar社の買収により一次加工の調達基盤を強化しました。差別化戦略として、顧客ニーズに即座に対応できるソリューション提案力の向上に注力し、農業研究から商品開発まで一貫したバリューチェーンの知見を活用して競争優位性の確立を目指しています。

新市場開拓では「農と食のウェルビーイング事業」と「環境負荷の低いトマトビジネス」を未来の成長柱として位置付けています。インド市場では川上から川下まで包括的なバリューチェーン構築に挑戦し、将来的な中東・東南アジア地域への供給網拡大も視野に入れています。国内では北海道にトマト一次加工拠点を新設し、環境負荷低減と安定調達の両立を図る計画です。

技術革新への取り組みでは、農業研究に特化した組織GARBiCを設立し、品種改良や栽培技術開発を推進しています。同社は創業来の「畑は第一の工場」思想のもと、川上の農業技術から川下の商品開発まで統合的なイノベーション創出に取り組み、トマトによる環境貢献プロジェクトなど持続可能な農業技術の開発を通じて、2035年に向けた長期的な競争力強化を図っています。

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