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ファーマライズホールディングスJP:2796
沿革
昭和59年6月 |
東京都豊島区に株式会社東京物産を設立。 |
昭和61年12月 |
本社を東京都文京区に移転。 |
昭和62年2月 |
東京都文京区湯島に本店を開局し、調剤薬局の営業を開始。 |
平成8年8月 |
本社を現在の東京都中野区に移転。 |
平成9年1月 |
有限会社みなみ薬局(現連結子会社・ファーマライズ株式会社、静岡県御殿場市)を買収。 |
平成9年2月 |
株式会社協和静岡(静岡県御殿場市)を吸収合併。 |
平成9年11月 |
愛知県名古屋市の名古屋店に日本薬物動態研究所を併設。 |
平成12年2月 |
新潟県新潟市に北陸ファーマシューティカルサービス株式会社(現連結子会社・ファーマライズ株式会社)を設立。 |
平成12年5月 |
有限会社南魚沼郡調剤センター(現連結子会社・ファーマライズ株式会社、新潟県南魚沼市)に当社、北陸ファーマシューティカルサービス株式会社(現連結子会社・ファーマライズ株式会社)が資本参加し、株式会社に改組。 |
平成13年1月 |
株式会社エンゼル調剤薬局(福島県内9店舗)を合併。 |
平成14年4月 |
商号をファーマライズ株式会社に変更。 |
平成14年5月 |
有限会社みなみ薬局(現連結子会社・ファーマライズ株式会社)を株式会社に改組。 |
平成16年5月 |
北陸ファーマシューティカルサービス株式会社(現連結子会社・ファーマライズ株式会社)が株式会社みなみ薬局(現連結子会社・ファーマライズ株式会社)を吸収合併し、商号を株式会社みなみ薬局に変更。 |
平成16年5月 |
株式会社双葉(現連結子会社・ファーマライズ株式会社、京都府京都市6店舗)を買収。 |
平成17年5月 |
株式会社ツジ薬局の愛知県内5店舗を営業譲受。 |
平成18年7月 |
日本薬物動態研究所をファーマライズ医薬情報研究所に名称変更。 |
平成19年2月 |
株式会社ジャスダック証券取引所へ上場。 |
平成19年9月 |
株式会社ふじい薬局(現連結子会社・ファーマライズ株式会社、北海道苫小牧市14店舗)を買収。 |
平成21年4月 |
株式会社三和調剤(現連結子会社・ファーマライズ株式会社、東京都武蔵野市3店舗)と業務資本提携。 |
平成21年6月 |
ファーマライズ株式会社をファーマライズホールディングス株式会社に商号変更。 また、新設分割により持株会社体制に移行し、ファーマライズ株式会社を新設。 |
平成21年9月 |
株式会社三和調剤(現連結子会社・ファーマライズ株式会社、東京都武蔵野市3店舗)を買収。 |
平成21年9月 |
株式会社ハイレンメディカル(現連結子会社・ファーマライズ株式会社、北海道内18店舗、秋田県大館市2店舗)を買収。 |
平成21年12月 |
株式会社北町薬局(現連結子会社・ファーマライズ株式会社、東京都練馬区3店舗)を買収。 |
平成22年3月 |
有限会社エム・シー(現連結子会社・ファーマライズ株式会社、宮城県仙台市3店舗)と業務資本提携。 |
平成22年4月 |
新世薬品株式会社(現連結子会社・ファーマライズ株式会社、兵庫県淡路市14店舗)と業務資本提携。 |
平成22年4月 |
株式会社ジャスダック証券取引所と株式会社大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)へ上場。 |
平成22年10月 |
大阪証券取引所JASDAQ市場、同取引所ヘラクレス市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)へ上場。 |
平成23年3月 |
株式会社ほくやく、株式会社バイタルネット、中北薬品株式会社、伊藤忠商事株式会社と業務資本提携。 |
平成23年6月 |
株式会社メディカルフロント(現連結子会社・株式会社メディカルフロント、東京都)の株式取得。 |
平成23年9月 |
株式会社テラ・ヘルスプロモーション(現連結子会社・ファーマライズ株式会社、大阪府6店舗、和歌山県1店舗)を買収。 |
平成24年9月 |
新世薬品株式会社(現連結子会社・ファーマライズ株式会社、兵庫県15店舗)を買収。 |
平成24年10月 |
有限会社ドゥリーム(現連結子会社・ファーマライズ株式会社、沖縄県3店舗)と資本業務提携。 |
平成24年10月 |
株式会社寿製作所(現連結子会社・株式会社寿データバンク、栃木県)を買収。 |
平成24年11月 |
日本メディケア株式会社(現連結子会社・ファーマライズ株式会社、東京都4店舗、神奈川県2店舗)を買収。 |
平成25年3月 |
ファーマライズプラス株式会社(現連結子会社・ファーマライズ株式会社)を設立。 |
平成25年4月 |
有限会社たかはし(現連結子会社・ファーマライズ株式会社、北海道3店舗)を買収。 |
平成25年6月 |
株式会社東京みなみ薬局(現連結子会社・ファーマライズ株式会社、東京都4店舗、神奈川県1店舗)を新設。 |
平成25年7月 |
大阪証券取引所と東京証券取引所の合併に伴い、東京証券取引所JASDAQに上場。 |
平成26年1月 |
岩渕薬品株式会社と業務資本提携。 |
平成26年2月 |
東京証券取引所市場第二部へ市場変更。 |
平成26年3月 |
有限会社鬼怒川調剤センター(現連結子会社・ファーマライズ株式会社、栃木県1店舗)を買収。 |
平成26年3月 |
エア・ウォーター株式会社と業務提携に向けた基本合意を締結。 |
平成26年4月 |
株式会社エシックス(現連結子会社・ファーマライズ株式会社、新潟県5店舗)を買収。 |
平成26年5月 |
株式会社ヘルシーワーク(現連結子会社・株式会社ヘルシーワーク、大阪府18店舗、奈良県2店舗、和歌山県1店舗、兵庫県1店舗)と業務資本提携。 |
平成26年12月 |
株式会社ふじい薬局(現連結子会社・ファーマライズ株式会社)が北海道ファーマライズ株式会社(現連結子会社・ファーマライズ株式会社)及び株式会社たかはし(現連結子会社・ファーマライズ株式会社)を吸収合併し、商号を北海道ファーマライズ株式会社(現連結子会社・ファーマライズ株式会社)に変更。 |
平成26年12月 |
株式会社東京みなみ薬局(現連結子会社・ファーマライズ株式会社)が、日本メディケア株式会社(現連結子会社・ファーマライズ株式会社)を吸収合併。 |
平成27年1月 |
当社株式が東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。 |
平成27年3月 |
有限会社川口薬局(現連結子会社・ファーマライズ株式会社、北海道3店舗)を買収。 |
平成27年6月 |
有限会社ドゥリーム(現連結子会社・ファーマライズ株式会社、沖縄県4店舗)を買収。 |
平成27年9月 |
ファーマライズ株式会社が株式会社三和調剤を吸収合併。 |
平成27年10月 |
薬ヒグチ&ファーマライズ株式会社(現連結子会社・ファーマライズ株式会社、茨城県1店舗、千葉県2店舗、東京都30店舗、神奈川県6店舗、石川県1店舗、京都府4店舗、大阪府24店舗、兵庫県2店舗、和歌山県1店舗、香川県2店舗及び佐賀県1店舗)を買収。 |
平成27年12月 |
有限会社フォーユー(現連結子会社・ファーマライズ株式会社、福井県4店舗)を買収。 有限会社ファコム(現連結子会社・ファーマライズ株式会社、福井県1店舗)を買収。 ファーマライズ株式会社が、株式会社東京みなみ薬局及び株式会社北町薬局を吸収合併。 |
平成28年3月 |
有限会社ヌーベルバーグ(現連結子会社・ファーマライズ株式会社、宮城県1店舗)を買収。 |
平成28年6月 |
ファーマライズ株式会社が、有限会社ヌーベルバーグを吸収合併。 |
平成28年10月 |
株式会社みなみ薬局(現連結子会社・ファーマライズ株式会社)が、商号を東海ファーマライズ株式会社(現連結子会社・ファーマライズ株式会社)へ変更。 |
平成29年1月 |
株式会社フォーユーが、有限会社ファコムを吸収合併。 |
平成29年2月 |
有限会社イノセ商事(現連結子会社・ファーマライズ株式会社、埼玉県1店舗)を買収。 |
平成29年3月 |
ファーマライズ株式会社が、ファーマライズプラス株式会社を吸収合併。 北海道ファーマライズ株式会社(現連結子会社・ファーマライズ株式会社)が、株式会社川口薬局(現連結子会社・ファーマライズ株式会社)を吸収合併。 |
平成29年4月 |
有限会社エム・シー(現連結子会社・ファーマライズ株式会社、宮城県8店舗)を買収。 |
平成29年6月 |
ファーマライズ株式会社が、株式会社鬼怒川調剤センターを吸収合併。 株式会社ミュートス(現連結子会社・株式会社ミュートス、大阪府)を買収。 |
平成29年12月 |
株式会社テラ・ヘルスプロモーション(現連結子会社・ファーマライズ株式会社)が、株式会社双葉(現連結子会社・ファーマライズ株式会社)を吸収合併。 ファーマライズ株式会社が、有限会社イノセ商事を吸収合併。 |
平成30年6月 |
株式会社テラ・ヘルスプロモーション(現連結子会社・ファーマライズ株式会社)が、商号を関西ファーマライズ株式会社(現連結子会社・ファーマライズ株式会社)へ変更。 |
平成30年10月 |
有限会社ケミスト(現連結子会社・株式会社ケミスト、長崎県6店舗)を買収。 |
平成30年11月 |
アスパラントグループ株式会社及び同社が運営・管理するAG2号投資事業有限責任組合と業務資本提携。 |
平成31年3月 |
ファーマライズ株式会社が、東海ファーマライズ株式会社、北海道ファーマライズ株式会社、株式会社エシックス及び株式会社フォーユーを吸収合併。 |
令和元年6月 |
ファーマライズ株式会社が、関西ファーマライズ株式会社、薬ヒグチ&ファーマライズ株式会社及び株式会社エム・シーを吸収合併。 有限会社アマゾンファーマシー(現連結子会社・ファーマライズ株式会社)を買収。 |
令和元年9月 |
ファーマライズ株式会社が、新世薬品株式会社及び株式会社ドゥリームを吸収合併。 |
令和元年10月 |
株式会社メディカルフロント(現連結子会社・株式会社メディカルフロント、東京都)を買収。ポケットファーマシー販売株式会社(株式会社メディカルフロントの100%子会社、東京都)を連結子会社化。 |
令和元年12月 |
ファーマライズ株式会社が、有限会社アマゾンファーマシーを吸収合併。 |
令和2年3月 |
株式会社ヘルシーワーク(現連結子会社・株式会社ヘルシーワーク、大阪府24店舗、奈良県3店舗、和歌山県3店舗、兵庫県1店舗)を買収。 |
令和2年3月 |
株式会社ウィーク(現連結子会社・株式会社ウィーク、東京都)を買収。 |
令和2年4月 |
有限会社サン・メディカル(現連結子会社・株式会社サン・メディカル、神奈川県2店舗)を買収。 |
令和4年4月 |
東京証券取引所の市場区分変更によりプライム市場に移行。 |
令和4年6月 |
有限会社映双薬局(現連結子会社・有限会社映双薬局、神奈川県2店舗)を買収。 |
令和4年9月 |
株式会社くすき調剤薬局(現連結子会社・株式会社くすき調剤薬局、三重県1店舗)を買収。 有限会社池本薬局(現連結子会社・有限会社池本薬局、北海道1店舗)を買収。 |
令和4年12月 |
当社の100%子会社として北海道ファーマライズ株式会社を設立。 |
令和5年3月 |
ファーマライズ株式会社を吸収分割会社、北海道ファーマライズ株式会社を吸収分割承継会社として吸収分割。 |
令和5年3月 |
ファーマライズ株式会社が、HIGUCHI PH VIETNAM CO., LTD.を設立。 |
令和5年4月 |
有限会社大木薬局(現連結子会社・有限会社大木薬局、三重県2店舗)を買収。 |
事業内容
ファーマライズホールディングス株式会社は、持株会社体制をとり、複数の事業セグメントを展開しています。同社グループは、調剤薬局事業を中心に、物販事業、医学資料保管・管理事業、医療モール経営事業、およびその他の事業を手がけています。
調剤薬局事業では、ファーマライズ株式会社をはじめとする複数の子会社が、医療機関からの処方せんに基づく医薬品の調剤を行っています。このセグメントは、同社グループの主要な収益源となっています。
物販事業は、ファーマライズ株式会社が化粧品の販売やコンビニエンスストア、ドラッグストアの運営を行っており、調剤薬局事業とのシナジーを図っています。
医学資料保管・管理事業は、株式会社寿データバンクが担当し、紙カルテやレントゲンフィルムなどの医学資料の保管・管理サービスを提供しています。この事業は、全国の病院の震災対応や業務効率化のニーズに応えています。
医療モール経営事業では、ファーマライズ株式会社が「JRタワーオフィスプラザさっぽろ」内で医療モールを運営しており、医療サービスの提供を通じて地域社会に貢献しています。
その他の事業としては、株式会社ミュートスのシステムインテグレーション事業、株式会社メディカルフロントの医療関連ITソリューション事業、株式会社レイケアセンターの人材派遣事業、株式会社ウィークの有料職業紹介事業などがあります。これらの事業も、調剤薬局事業と連携しながら、収益機会の拡大に努めています。
ファーマライズホールディングスは、これら多岐にわたる事業を通じて、医療・福祉分野でのサービス提供を強化し、グループ全体の成長を目指しています。
経営方針
ファーマライズホールディングスは、調剤薬局業界における持続的な成長を目指し、中期経営計画「LSG(Leading to Sustainable Growth)2024」を推進しています。この計画は、2030年に向けて、同社が成長性と収益性の両面から投資すべき事業と認識している調剤薬局事業を核としています。具体的には、投資家に選ばれる会社になるための取り組み強化、調剤事業を中心とした事業展開による収益獲得の強化、そして経営基盤のさらなる強化を三つの主要テーマとして掲げています。
同社は、M&Aや店舗の設備投資、人的資本への投資を通じて調剤薬局事業の拡大を図り、新規店舗モデルの開発やデジタル技術を活用した新たな顧客体験の提供にも注力しています。これらの施策は、同社が目指す持続可能な成長への道を切り開くものです。
また、ファーマライズホールディングスは、サステナビリティやデジタルトランスフォーメーションへの取り組みを強化し、競争力の増強と経営の効率化を図っています。これにより、医療業界の変化に対応し、社会的責任を果たしながら成長を続けることを目指しています。
さらに、同社は、オペレーションの効率化や後発医薬品への対応、コンプライアンスや内部統制システムの強化など、経営の質的向上にも注力しています。これらの取り組みは、同社が直面する課題に対処し、中長期的な企業価値の向上を図るためのものです。
ファーマライズホールディングスは、これらの成長戦略を通じて、調剤薬局業界におけるリーディングカンパニーとしての地位を確固たるものにし、持続可能な成長を実現していく方針です。