アスモJP:2654

時価総額
¥59.1億
PER
15.8倍
食肉の輸入・販売、介護施設での給食提供、訪問介護事業、有料老人ホーム運営、香港での外食店舗経営。

事業内容

株式会社アスモは、食肉の輸入や販売、高齢者介護施設での給食提供、訪問介護事業所の運営、海外での外食店舗経営など、多岐にわたる事業を展開しています。アスモは、連結子会社7社と非連結子会社3社を持ち、これらの事業を支えています。

アスモの事業セグメントは5つに分かれています。まず、「アスモ事業」では、グループ会社の統制・管理や不動産賃貸を行っています。次に、「アスモトレーディング事業」では、食肉の輸入と販売を手がけています。

「アスモフードサービス事業」では、高齢者介護施設などでの給食提供を行っています。また、「アスモ介護サービス事業」では、訪問介護事業所の運営や有料老人ホームの運営を行っています。

さらに、「ASMO CATERING (HK) 事業」では、香港での外食店舗の運営や食品加工販売を行っています。台湾における外食店舗の運営も行っていましたが、現在は事業を休止中です。

経営方針

株式会社アスモは、成長戦略として多角的な収益構造の構築を掲げています。日本の超高齢化社会に対応し、各事業の強みを活かしてシナジーを最大限に発揮することを目指しています。また、国内市場にとどまらず、積極的に海外市場にも進出し、安定した成長を追求しています。

アスモは、経営指標として売上高や営業利益、キャッシュフローなどを重視し、特にアスモフードサービス事業やアスモ介護サービス事業の利用者数の増加に注力しています。これにより、継続的な成長を実現しようとしています。

同社は、収益モデルの構築と維持を重要課題とし、介護需要の増加に対応するため、新規有料老人ホームの開発を進めています。また、アスモフードサービス事業では、原材料費の高騰に対応しつつ、質の高い食事を提供することで収益性を向上させています。

競争優位性の確保に向けて、アスモ介護サービス事業では人材教育と職員の勤務環境改善を重視し、質の高いサービスを提供し続けることを目指しています。これにより、他社との差別化を図り、競争力を強化しています。

さらに、アスモは内部統制システムの強化にも取り組んでいます。経営環境の変化に迅速に対応できる組織を目指し、リスクの見える化や不正防止策を強化しています。これにより、予防重視の内部統制を実現しようとしています。

次代を担う人材育成もアスモの重要な戦略の一つです。多様な人材が能力を最大限に発揮できる環境を整え、次世代の経営者や管理者の育成を急務としています。これにより、持続可能な成長を支える基盤を築いています。