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アサヒグループホールディングスJP:2502
沿革
年月 |
主要事項 |
1949年9月 |
朝日麦酒株式会社を発足し、下記事業所を開設 |
支店:東京、大阪、九州、広島、四国 |
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工場:吾妻橋(1985年2月廃止)、吹田、西宮(2012年8月廃止)、博多 |
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1949年10月 |
東京証券取引所上場 |
1949年11月 |
大阪証券取引所上場 |
1949年12月 |
名古屋証券取引所上場 |
1954年8月 |
ニッカウヰスキー株式会社(現連結子会社)に資本参加 |
1962年5月 |
東京大森工場完成(2002年3月製造停止、2002年5月神奈川工場へ拠点移転) |
1964年4月 |
北海道の現地資本との共同出資により、北海道朝日麦酒株式会社(1994年7月当社と合併)を設立 |
1966年12月 |
柏工場(飲料専用工場)完成 |
1973年4月 |
名古屋工場完成 |
同 |
ワインの販売開始 |
1979年3月 |
福島工場完成 |
1982年7月 |
エビオス薬品工業株式会社を合併 |
1988年10月 |
アサヒビール飲料製造株式会社(1996年7月現アサヒ飲料株式会社・連結子会社に合併)設立 |
1989年1月 |
アサヒビール株式会社に商号変更 |
1989年12月 |
明石工場(飲料専用工場)完成 |
1991年1月 |
茨城工場完成 |
1992年3月 |
アサヒビール食品株式会社設立 |
1994年1月 |
杭州西湖酒朝日(股份)有限公司他へ資本参加、中国への本格進出開始 |
1994年3月 |
アサヒビール薬品株式会社設立 |
1994年7月 |
北海道アサヒビール株式会社を合併、北海道支社・北海道工場新設 |
1995年12月 |
伊藤忠商事株式会社と共同で(現連結子会社)と煙台酒朝日有限公司(現 煙台酒青島朝日有限公司・持分法適用会社)の経営権を取得 |
1996年7月 |
飲料事業部門をアサヒビール飲料株式会社(現アサヒ飲料株式会社・連結子会社)に営業譲渡 |
1997年9月 |
アサヒビール研究開発センター完成 |
1998年4月 |
Asahi Beer U.S.A., Inc.(現連結子会社)設立 |
1998年6月 |
四国工場完成 |
1999年7月 |
深圳青島酒朝日有限公司(現持分法適用会社)を開業 |
1999年8月 |
アサヒ飲料株式会社東京証券取引所市場第一部に株式を上場 |
2001年4月 |
ニッカウヰスキー株式会社(現連結子会社)から営業譲受 |
2002年5月 |
神奈川工場完成 |
2002年7月 |
アサヒビール食品株式会社とアサヒビール薬品株式会社を合併し、アサヒフードアンドヘルスケア株式会社を設立 |
2002年9月 |
協和発酵工業株式会社、旭化成株式会社から酒類事業を譲受 |
2003年5月 |
オリオンビール株式会社において、アサヒスーパードライ他のライセンス生産並びに沖縄県内での販売開始 |
2003年7月 |
名古屋証券取引所上場廃止 |
年月 |
主要事項 |
2003年9月 |
1単元の株式の数を1,000株から100株に変更 |
2004年4月 |
康師傅控股有限公司と飲料事業の合弁会社、康師傅飲品控股有限公司を設立 |
2004年5月 |
北京酒朝日有限公司(現連結子会社)新工場(通称:グリーン北京工場)竣工 |
2004年7月 |
ヘテ飲料株式会社を連結子会社化 |
2005年3月 |
株式会社サンウエル(2008年9月アサヒフードアンドヘルスケア㈱と合併)の株式を取得 |
2005年5月 |
株式会社エルビー(東京)の株式を取得 |
2005年9月 |
株式会社エルビー(名古屋)の株式を取得 |
2006年5月 |
和光堂株式会社の株式を取得 |
2008年4月 |
アサヒ飲料株式会社を完全子会社化(東京証券取引所第一部上場廃止) |
2008年7月 |
天野実業株式会社の株式を取得 |
2009年4月 |
英・キャドバリーグループの所有するオーストラリア飲料事業(Schweppes Holdings Pty Ltd 他2社(現連結子会社))を買収 |
2009年4月 |
青島酒股份有限公司の発行済株式の19.99%を取得 |
2011年1月 |
株式会社エルビー(東京)が株式会社エルビー(名古屋)を吸収合併 |
2011年1月 |
ヘテ飲料株式会社の株式を譲渡 |
2011年7月 |
純粋持株会社制に移行し、アサヒグループホールディングス株式会社に商号変更 当社の酒類事業を会社分割により承継したアサヒグループホールディングス株式会社はアサヒビール株式会社(現連結子会社)に商号変更 |
2011年8月 |
Charlie's Group Limited(Charlie's Trading Company Limitedに合併、2013年5月The Better Drinks Co Limitedに社名変更)他5社(現連結子会社)の株式を取得 |
2011年9月 |
P&N Beverages Australia Pty. Limited(Asahi Beverages Australia Pty Ltdに社名変更)他1社(現連結子会社)の株式を取得 |
2011年9月 |
Flavoured Beverages Group Holdings Limited (2012年10月Independent Liquor (NZ) Limited と合併)他14社(現連結子会社)の株式を取得 |
2011年9月 |
杭州西湖酒朝日(股份)有限公司及び浙江西湖酒朝日有限公司の出資持分を譲渡 |
2011年11月 |
Permanis Sdn. Bhd.(2016年8月にEtika Beverages Sdn. Bhd.に社名変更)他9社の株式を取得 |
2012年9月 |
PT Asahi Indofood Beverage Makmur及びPT Indofood Asahi Sukses Beverageを設立 |
2012年10月 |
カルピス株式会社(2016年1月1日アサヒ飲料㈱と合併)他4社の株式を取得 |
2013年9月 |
PT Prima Cahaya Indobeveragesの株式を取得 |
2014年2月 |
Asahi Loi Hein Company Limited(現連結子会社)を設立 |
2014年6月 |
Etika Dairies Sdn. Bhd.(現連結子会社)他15社の株式を取得 |
2014年12月 |
株式会社なだ万他3社(現連結子会社)の株式を取得 |
2015年3月 |
エノテカ株式会社他4社(現連結子会社)の株式を取得 |
2016年1月 |
ドライ飲料事業をアサヒ飲料(株)に集約。カルピス(株)の機能性食品・飼料事業は「アサヒカルピスウエルネス(株)」に移管 アサヒフードアンドヘルスケア(株)、和光堂(株)、天野実業(株)の食品3事業を「アサヒグループ食品(株)」に集約 |
2016年10月 |
SABMiller plc(現社名SABMiller Limited)のイタリア、オランダ、英国事業その他関連資産の取得(子会社化) |
2016年12月 |
SABMiller plc(現社名SABMiller Limited)の中東欧事業その他関連資産の取得に関する株式売買契約をAnheuser-Busch InBev SA/NVと締結 |
2017年3月 |
SABMiller plc(現社名SABMiller Limited)の中東欧事業その他関連資産の取得(子会社化) |
2017年11月 |
株式会社エルビーの株式を譲渡 |
2017年12月 |
康師傅飲品控股有限公司の株式を譲渡 |
2018年3月 |
青島酒股份有限公司の株式を譲渡 |
同 |
PT Asahi Indofood Beverage Makmur、PT Tirta Sukses Perkasa、PT Indofood Asahi Sukses Beverage、PT Prima Cahaya Indobeveragesの株式を譲渡 |
2019年4月 |
Asahi UK Holdings Ltd(2019年4月29日付で、The Fuller's Beer Company Limitedから商号変更)他3社(現連結子会社)の株式を取得 |
2020年6月 |
CUB Australia Holding Pty Ltd(2020年8月7日付で、ABI Australia Holding Pty Ltdから商号変更)他54社(現連結子会社)の株式を取得 |
2021年9月 |
アサヒグループジャパン株式会社(現連結子会社)を設立 |
2022年1月 |
アサヒグループジャパン株式会社は当社の国内事業の事業管理等に関する事業を会社分割により承継 |
事業内容
アサヒグループホールディングスは、多岐にわたる事業セグメントを持つグローバル企業です。同社グループは、日本、欧州、オセアニア、東南アジア、その他の地域で事業を展開しています。
日本においては、アサヒグループジャパン株式会社が中心となり、ビール類や低アルコール飲料、焼酎、洋酒、ワインの製造・販売を行っています。また、飲料、食品、薬品の製造・販売も手掛け、物流やレストラン経営など幅広いサービスを提供しています。
欧州では、Asahi Europe & International Ltdが持株会社として機能し、中東欧や西欧でビールの製造・販売を行っています。これには、著名なビールブランドの製造・販売も含まれます。
オセアニア地域では、Asahi Holdings (Australia) Pty Ltdが中心となり、オーストラリアとニュージーランドで酒類や飲料の製造・販売を展開しています。
東南アジアでは、Asahi Holdings Southeast Asia Sdn. Bhd.が持株会社として機能し、マレーシアを中心に飲料や乳製品の製造・販売を手がけています。
その他の事業としては、アサヒクオリティーアンドイノベーションズ株式会社が中長期的な研究を行い、アサヒバイオサイクル株式会社がアニマルニュートリションやバイオスティミュラントの提供を行っています。また、米国では、新規領域での成長を目指し、スタートアップ投資ファンドの運営や出資を行っています。
これらの事業展開を通じて、アサヒグループホールディングスは、飲料、食品、酒類などの分野で幅広い製品とサービスを提供し、グローバルな市場での地位を確立しています。
経営方針
アサヒグループホールディングスは、中長期経営方針において、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。同社は、おいしさと楽しさを通じて、変化するWell-beingに応えることを長期戦略のコンセプトとして掲げています。この戦略の下、ビールを中心とした既存事業の成長と新規領域の拡大を目指しています。具体的には、プレミアム化とグローバルブランドの成長、健康志向への対応、新規事業の創出に注力しています。
コア戦略として、サステナビリティと経営の統合、デジタルトランスフォーメーション(DX)、研究開発(R&D)の強化を挙げています。これらを通じて、社会・事業のプラスインパクトの創出、イノベーションの推進、既存商品価値の向上や新市場の創造を目指しています。
また、長期戦略を支える経営基盤の強化にも取り組んでおり、人的資本の高度化やグループガバナンスの進化、ベストプラクティスの共有に努めています。これにより、グループ全体で企業価値の向上を図り、全てのステークホルダーとの共創を目指しています。
アサヒグループホールディングスは、これらの戦略を通じて、持続的な成長を実現し、未来に向けて企業価値を高めていくことを目指しています。