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SBSホールディングスJP:2384
沿革
1987年12月 |
東京都江東区に㈱関東即配(現SBSホールディングス㈱)を設立。 |
1988年9月 |
東京都墨田区に即日配送事業の㈱関東即配(現SBS即配サポート㈱)を設立。 |
1989年4月 |
商号を㈱総合物流システム(現SBSホールディングス㈱)に変更。 |
1997年6月 |
軽作業請負事業の㈲スタッフジャパン(現SBSスタッフ㈱)を設立。 |
1998年3月 |
マーケティング事業のマーケティングパートナー㈱を設立。 |
1999年12月 |
商号を㈱エスビーエス(現SBSホールディングス㈱)に変更。 |
2003年12月 |
日本証券業協会(現東京証券取引所JASDAQ市場)に株式を店頭登録。 |
2004年5月 |
雪印物流㈱(現SBSフレック㈱)の株式取得。 |
2004年7月 |
㈱エスビーエス(現SBSホールディングス㈱)を純粋持株会社に移行。 3PL事業を吸収分割により㈱関東即配に事業承継。 |
2004年9月 |
不動産証券化事業の㈱エーマックス(現SBSアセットマネジメント㈱)を設立。 |
2005年6月 |
東急ロジスティック㈱(後のティーエルロジコム㈱、現SBSロジコム㈱))、ティーエルトランスポート㈱(現SBSロジコム㈱)、ティーエルサービス㈱(現SBSロジコム㈱)、日本貨物急送㈱(現SBSフレイトサービス㈱)、伊豆貨物急送㈱(現SBSフレイトサービス㈱)の株式取得。 |
2006年1月 |
食品物流の㈱全通(現SBSゼンツウ㈱)の株式取得。 |
2006年3月 |
保険代理事業の㈲SBSインシュアランスサービス(現SBSファイナンス㈱)の株式取得。 |
2006年4月 |
商号をSBSホールディングス㈱に変更、本社を東京都墨田区太平に移転。 |
2010年4月 |
ティーエルロジコム㈱(現SBSロジコム㈱)がビクターロジスティクス㈱(後のVLロジネット㈱)の株式取得。 |
2011年4月 |
ティーエルロジコム㈱(現SBSロジコム㈱)が日本レコードセンター㈱の株式取得。 |
2011年7月 |
ティーエルロジコム㈱(現SBSロジコム㈱)がVLロジネット㈱を吸収合併。 |
2011年10月 |
インドの国際物流会社Atlas Logistics Pvt. Ltd.の株式取得。 |
2012年3月 |
車両輸送の㈱ゼロの株式取得。 |
2012年5月 |
シンガポールにSBS Logistics RHQ Pte. Ltd.を設立し、シンガポール、タイ、ベトナム、マレーシアの拠点整備を実施。 |
2012年12月 |
東京証券取引所市場第二部へ上場。 |
2013年6月 |
ブランド統一の一環として、新ロゴマークの導入、物流14社の社名変更などを実施。 |
2013年12月 |
東京証券取引所市場第一部へ指定替え。 |
2014年7月 |
インドの国際物流会社Transpole Logistics Pvt. Ltd.の株式取得(その後、2016年に経営撤退)。 |
2015年1月 |
SBSフレック㈱の地域子会社6社が合併し、SBSフレックネット㈱が発足。 SBSロジコム㈱のトラック輸送を担う子会社SBSロジコム北関東㈱及びSBSロジコム南関東㈱を設立。 |
2015年7月 |
SBSサポートロジ㈱とSBS即配㈱が合併し、SBS即配サポート㈱が発足。 |
2015年8月 |
シンガポールに運輸・通関事業を行うSBS Logistics Singapore Pte. Ltd.を設立。 |
2018年7月 |
SBSロジコム北関東㈱とSBSロジコム南関東㈱が合併し、SBSロジコム関東㈱が発足。 |
2018年8月 |
リコーロジスティクス㈱(現SBSリコーロジスティクス㈱)の株式取得。 |
2019年6月 |
㈱京葉自動車教習所、㈱姉崎自動車教習所の株式取得 |
2019年7月 |
SBSロジコム㈱が日本レコードセンター㈱を吸収合併。 |
2020年1月 |
㈱京葉自動車教習所と㈱姉崎自動車教習所が合併し、SBS自動車学校㈱が発足。 |
2020年2月 |
㈱日本政策投資銀行と共同で日本物流未来投資ファンド㈱(現日本物流未来投資㈱)を設立。 |
2020年4月 |
SBSリコーロジスティクスの国内子会社6社が合併し、SBS三愛ロジスティクス㈱が発足。 |
2020年11月 |
東芝ロジスティクス㈱(現SBS東芝ロジスティクス㈱)の株式取得。 |
2021年1月 |
東洋運輸倉庫㈱の株式取得。 |
2021年4月 |
SBSロジコム㈱が旭新運輸開発㈱の株式取得。 SBSフレック㈱が㈱日ノ丸急送の株式取得。 |
2021年7月 |
SBSリコーロジスティクス㈱が㈱ジャスの株式取得。 |
2021年12月 |
古河物流㈱(現SBS古河物流㈱)の株式取得。 |
2022年3月 |
SBSグループ本社機能を東京都墨田区から東京都新宿区に移転。 |
2022年4月 |
東京証券取引市場プライム市場へ移行。 SBSフレックネット㈱が㈱創友を吸収合併。 |
2022年11月 |
SBSリコーロジスティクス㈱が㈱EMCの株式取得。 |
事業内容
SBSホールディングスは、持株会社制を導入しており、2022年12月31日現在、子会社57社(うち連結子会社41社)及び関連会社9社(うち持分法適用関連会社1社)から構成されています。同社は、グループ戦略の立案・決定やグループ会社のモニタリング機能を果たすとともに、グループ会社への各種共通サービスの提供を行っています。
同社グループの中核事業は物流であり、企業間(BtoB)物流の分野で総合的な物流事業を展開しています。具体的には、3PL(サード・パーティ・ロジスティクス)及び4PL事業、食品物流事業、運送事業、即配サービス事業、国際物流事業、物流コンサルティング事業などを手がけています。これらの事業を行う主な関係会社には、SBS東芝ロジスティクス株式会社、SBSリコーロジスティクス株式会社、SBSロジコム株式会社などがあります。
また、不動産事業では、所有する施設をオフィス、住居、倉庫などを用途として賃貸する事業や物流施設の開発・販売事業を行っています。このセグメントにおける主な関係会社は、SBSロジコム株式会社、SBSアセットマネジメント株式会社などです。
その他事業としては、人材事業、環境事業、マーケティング事業、太陽光発電事業などを展開しています。これらの事業を通じて、顧客企業の物流センター等で発生する業務を担うスタッフの派遣や紹介、一般及び産業廃棄物の回収及び中間処理、広告制作や広告代理などを行っています。主な関係会社には、SBSスタッフ株式会社、SBS即配サポート株式会社、マーケティングパートナー株式会社などがあります。
SBSホールディングスグループは、これらの事業を通じて、物流を中心に多角的なビジネスを展開し、経済活動に必要不可欠な社会基盤の一翼を担っています。
経営方針
SBSホールディングスは、物流業界の大きな構造転換期において、その変化を好機と捉え、経営戦略を推進しています。同社グループは、「全方位の物流機能を有する3PL企業集団」として、総合提案力、専門性、課題解決力を基盤に、サプライチェーンの一翼を担い、顧客の効率的な企業活動をサポートしています。また、CSR経営にも真摯に取り組み、安全、環境、社会貢献を実現することで、企業価値と株主価値の向上に努めています。
中長期的な視点から、事業の持続的成長、収益力及び資本効率の向上を目指し、物流施設の自社開発と流動化サイクルを計画的に循環させる独自のビジネスモデルを推進しています。このビジネスモデルにより、3PL及び4PL事業の安定的成長を図りつつ、積極的な投資活動と財務健全性の維持のバランスを重視しています。
経営環境の変化に対応するため、同社グループは3PL及び4PL事業のさらなる強化と独自のサービスモデル確立、物流施設開発と既存施設の流動化による財務健全性の維持、そして海外における事業の選択と集中を推進する基本方針を掲げています。これらの方針を通じて、激しい企業間競争に勝ち残り、物流の未来を創造する集団であり続けることを目指しています。
さらに、新型コロナウイルスの影響や国際情勢の変化による経営環境の不確実性の中、経営の透明性・効率性の確保やグループシナジーの極大化を図り、競争力向上に努めています。また、Eコマース事業への対応、物流人材やグローバル人材の育成、ロボット化の積極的な導入など、今後の成長を持続するための取り組みを進めています。