ケア21JP:2373

時価総額
¥82.7億
PER
介護保険法に基づく訪問介護、居宅介護支援、デイサービス、介護付き有料老人ホーム運営、保育施設運営、福祉用具販売・貸与、住宅改修、障害者雇用促進、介護人材教育・派遣、給食・配食サービス、訪問看護、就労継続支援事業。

沿革

1993年11月

大阪府摂津市に株式会社ヨダゼミイースト(現当社)を設立、学習塾の経営を開始。

1995年7月

大阪府吹田市千里丘下に本社移転。

1998年10月

学習塾の経営を移譲し、休眠化。

1999年7月

株式会社ケアにじゅういち(現株式会社ケア21)に商号変更。

2000年4月

「ケア21吹田」(大阪府吹田市)、「ケア21豊中」(大阪府豊中市)、「ケア21東淀川」(大阪市東淀川区)にて訪問介護事業の運営を開始。

財団法人大阪府教職員互助組合より介護相談業務を受託。

2002年3月

大阪市より大阪市障害者(児)ホームヘルプサービス事業を受託。

2002年5月

大阪市北区曽根崎新地に本社移転。

2002年11月

「ケア21墨田」(東京都墨田区)を開設し、首都圏に進出。

2003年1月

株式会社ケア21に商号変更。

2003年3月

大阪府より身体障害者福祉法による指定居宅支援事業者の指定を受ける。

2003年7月

「ケア21三宮」(神戸市中央区)を開設し、兵庫県に進出。

2003年10月

株式会社大阪証券取引所ニッポン・ニューマーケット「ヘラクレス」市場に上場。

2005年3月

大阪府吹田市に「たのしい家吹田(現プレザンメゾン吹田)」を開設し、介護付き有料老人ホーム事業を開始。

2005年4月

大阪市東淀川区に「たのしい家東淀川」を開設し、グループホーム事業を開始。

2005年7月

大阪市中央区に「たのしい家ときわ」を開設し、デイサービス事業を開始。

2006年5月

大阪市北区において完全子会社、株式会社サポート21を設立。

2007年3月

大阪市淀川区において訪問看護事業を開始。

2008年1月

「ケア21上飯田」(名古屋市北区)を開設し、愛知県に進出。

2008年9月

大阪市淀川区に「たのしい家よどがわ」を開設し、認知症対応型デイサービス事業を開始。

2009年2月

株式会社ベネッセスタイルケア(本社:東京都渋谷区)より、福岡市内を対象とする介護保険事業及び介護保険外の介護サービス事業の運営を譲り受け、同事業の業務を開始。

2009年9月

大阪市北区堂島(現本社)に本社移転。

2010年3月

「ケア21片倉」(横浜市神奈川区)を開設し、神奈川県に進出。翌4月、同県にグループホーム「たのしい家神奈川三枚町」を開設。

2010年4月

グループホーム「たのしい家千葉中央」(千葉市中央区)を開設し、千葉県に進出。

2010年10月

大阪証券取引所JASDAQ市場、同取引所ヘラクレス市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場に上場。

2010年11月

グループホーム「たのしい家梅津」(京都市右京区)を開設し、京都府に進出。

2010年12月

株式会社ジェイオープランニングより、京都市山科区における通所介護事業の運営を譲り受け、デイサービス「たのしいデイやましな」を開設。

2011年9月

名鉄不動産株式会社より名古屋市北区における施設事業を譲り受け、デイサービス「たのしいデイあじま」及び有料老人ホーム「たのしい家あじま(現プレザンメゾンあじま)」を開設。

2012年1月

株式交換により、株式会社EE21及びその子会社1社を完全子会社とする。

2012年5月

有料老人ホーム「たのしい家さいたま指扇(現プレザンメゾンさいたま指扇)」(さいたま市西区)を開設し、埼玉県に進出。

2012年10月

大阪府吹田市に地域包括支援センターを開設。

2013年7月

東京証券取引所と大阪証券取引所の各市場の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場に上場。

2013年9月

「ケア21横川」(広島市西区)を開設し、広島県に進出。

2013年10月

デイサービスセンター「たのしいデイ仙台ながまち」(仙台市太白区)を開設し、宮城県に進出。

2014年3月

株式取得により、有限会社パートナーズ(株式会社ケア21名古屋)を完全子会社とする。

2014年10月

給食事業を行う株式会社美味しい料理、及び医療サポート事業を行う株式会社ケア21メディカルを完全子会社として設立。

2015年3月

株式取得により、有限会社まごの手サービス(現株式会社ケア21不動産)を完全子会社とする。

2015年11月

大阪市北区において完全子会社、株式会社たのしい職場を設立。

2016年2月

完全子会社株式会社ケア21名古屋を吸収合併。

2016年4月

東京都台東区に「うれしい保育園谷中」を開設し、保育事業を開始。

2017年12月

株式取得により、株式会社ナースセントラルを完全子会社とする。

2018年8月

株式会社まごの手サービスより、同社の全事業を譲り受ける。

2019年10月

有限会社ジャパンケアニジュウイチより大阪市及び堺市における訪問介護、居宅介護支援、福祉用具貸与、販売事業を譲り受け、「ケア21鳳」及び「ケア21おおとり」を開設。

2020年1月

中華人民共和国上海市において完全子会社、凱楽易生(無錫)養老服務有限公司を設立。

2020年4月

株式取得により、モダンケアテクノロジー株式会社を子会社とする。

2020年7月

株式取得により、ニューロンネットワーク株式会社を関連会社とする。

2020年10月

ベトナム社会主義共和国ハノイ市において完全子会社、CARE21 VIETNAM COMPANY LIMITEDを設立。

2020年12月

有限会社ロングツリーより、東京都世田谷区における訪問介護事業を譲り受け、「ケア21砧サテライト(現ケア21砧)」を開設。

2021年4月

大阪市都島区に「みらいスターズ都島」を開設し、学童事業を開始。

2021年6月

株式会社エターナルより、東京都練馬区における訪問介護、居宅介護支援事業を譲り受け、訪問介護ステーション「ケア21光ヶ丘サテライト(現ケア21光が丘)」を開設。

2021年7月

合弁会社への出資により、合同会社ヘルスケアIP(現合同会社KAMSSI)を関連会社とする。

2021年11月

株式会社協立ケアサービスより、東京都豊島区における訪問介護、居宅介護支援事業を譲り受け、「ケア21巣鴨サテライト(現ケア21巣鴨)」を開設。

2022年4月

京都市中央区に病院をリノベーションした住宅型有料老人ホーム「プレザングラン京都円町」を開設。

2022年7月

東京都港区にハイクラス有料老人ホーム「プレザンリュクス南青山」を開設。

2022年10月

有限会社エイ・ティより、埼玉県三郷市における訪問介護事業を、特定非営利活動法人福祉カフェテリアより、東京都日野市における訪問介護、居宅介護支援事業を譲り受け、「ケア21三郷」、「ケア21日野」をそれぞれ開設。

2023年1月

ソフトケア宮城株式会社より、仙台市太白区における訪問介護事業を譲り受け、「ケア21長町 長町南サテライト」を開設。

2023年2月

ベトナム社会主義共和国ハノイ市において孫会社であるLotus EducationCO.,Ltdにおいて「LOTUS日本語教育センター」を開講し、海外における教育事業をスタート。

2023年8月

中華人民共和国の子会社、凱楽易生(無錫)養老服務有限公司を解散。

2023年9月

株式会社エム・ケー企画より、埼玉県三郷市における訪問介護事業を譲り受け、「ケア21三郷南」を開設。

2023年10月

有限会社トチギ介護サービスより、東京都文京区における訪問介護事業所、居宅介護支援事業所を譲り受ける。

事業内容

ケア21とそのグループ会社は、介護保険法に基づく多岐にわたるサービスを提供しています。主な事業内容として、訪問介護サービス、居宅介護支援サービス、デイサービス、小規模多機能型居宅介護、介護付き有料老人ホームやグループホームの運営、保育施設の運営、福祉用具の販売・貸与、住宅改修などがあります。

同社グループには、障害者雇用促進法に基づく特例子会社である株式会社サポート21が含まれ、事務や清掃などの軽作業の請負を行っています。また、介護人財の教育事業や紹介・派遣事業を手がける株式会社EE21、施設内での給食事業を行う株式会社美味しい料理、訪問看護事業を主たる業務とする株式会社ケア21メディカル、就労継続支援A型事業を行う株式会社たのしい職場などがあります。

報告セグメントは、在宅系介護事業、施設系介護事業、その他に分類されており、在宅系介護事業では訪問介護(ホームヘルプサービス)、居宅介護支援、デイサービス、小規模多機能型居宅介護などを、施設系介護事業では介護付き有料老人ホームやグループホームの運営を行っています。その他の事業としては、福祉用具の販売・貸与、住宅改修、保育施設の運営などがあります。

これらのサービスは、高齢者や障害を持つ方々の日常生活を支援し、社会参加を促進することを目的としています。ケア21グループは、介護保険法や障害者総合支援法、児童福祉法に基づくサービスを通じて、幅広いニーズに応える事業を展開しています。

経営方針

ケア21とそのグループ会社は、介護、医療、教育、文化の4分野にわたる幅広いサービスを提供しており、その経営戦略は「100年続くいい会社」を目指すことに基づいています。同社は、最高のサービス提供を目標に、人間の尊厳を尊重し、利用者本位のサービスを提供することで、社会に貢献し、信頼される企業を目指しています。経営資源の源泉である従業員の声を聞き、より良い仕組みや体制を構築することにより、ステークホルダーの信頼と期待に応えることを重視しています。

同社は、介護市場の伸びとともに、競争激化や介護人材不足などの課題に直面しています。これらの課題に対応するため、在宅系訪問介護事業ではM&Aを含む新規事業所の展開を進め、施設系介護事業では入居率及び収益性の改善を目指しています。また、認可保育所や障がい児通所支援事業所の開設、新規事業開発にも積極的に取り組み、海外展開を進めることで、総合福祉企業としての地位確立に努めています。

経営指標としては、売上高伸長率、売上高経常利益率、ROEを重視し、企業規模拡大と利益率向上を目指しています。人財の確保と育成、社内管理体制の強化、新規事業の開発、財務体質の改善を重要課題として取り組んでおり、これらの取り組みを通じて、長期にわたる事業拡大と利益成長を目指しています。ケア21グループは、介護保険法に基づく多岐にわたるサービス提供を通じて、高齢者や障害を持つ方々の日常生活を支援し、社会参加を促進することを目的としています。