コシダカホールディングスJP:2157

時価総額
¥854.3億
PER
12倍
カラオケ「まねきねこ」、ひとりカラオケ「ワンカラ」、温浴施設「まねきの湯」、不動産賃貸ビル運営。

沿革

1967-03群馬県前橋市千代田町四丁目8番6号に中華料理店を営む有限会社新盛軒(現 株式会社コシダカホールディングス)を設立
1988-10群馬県勢多郡富士見村大字小暮2424番地30に本社を移転
1990-08カラオケ店の経営を開始(カラオケキャビン・オイコットを本社所在地に開設)
1993-12カラオケ本舗まねきねこ1号店(前橋小相木店)を開設
1997-06当社カラオケ店の基本出店形態となる居抜き出店(伊勢崎店)を開始
2000-03株式会社コシダカに商号・組織変更、同時に群馬県前橋市元総社町二丁目8番地7に本社を移転
2002-11群馬県前橋市元総社町二丁目23番地13に本社を移転
2005-01群馬県前橋市新前橋町26番地7ヤマコビルに本社を移転
2005-02群馬県前橋市に社員研修施設「まねき塾」を開設
2006-03株式会社カーブスジャパンが展開するフィットネスクラブFCとして、カーブス1号店(札幌南郷通店)を開設、カーブス事業に進出
2007-06ジャスダック証券取引所に上場
2008-09株式会社北海道コシダカ(現・連結子会社 株式会社コシダカ)への会社分割(新設分割)
2008-10株式会社カーブスジャパンの株式取得
2009-05群馬県前橋市大友町一丁目5番地1に本社を移転
2010-04ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ市場(現 東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に上場
2010-07株式会社韓国コシダカ設立(現・連結子会社)
2010-09純粋持株会社に組織変更し、株式会社コシダカホールディングスに商号変更
株式会社スポルトの株式取得、ボウリング事業と不動産管理事業に進出
2010-10箕郷温泉まねきの湯を開設、温浴事業に進出
2011-01株式会社シュクラン(株式会社ハイ・スタンダードに吸収合併)の株式取得
2011-06株式会社韓国コシダカ1号店(江南店)をソウル市内に開設
2011-07スポルト分割準備株式会社の設立
2011-09株式会社スポルトは株式会社コシダカファシリティーズ(現・連結子会社)に商号変更し、スポルト分割準備株式会社は株式会社スポルトに商号変更
2011-11ワンカラ神田駅前店を開設、一人カラオケ専門店(新業態)の店舗展開開始
2012-01株式会社コシダカIPマネジメント(株式会社コシダカプロダクツに吸収合併)の株式取得
2012-10株式会社スポルトの株式売却、ボウリング事業を譲渡
2013-07東京証券取引所と大阪証券取引所の各市場の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
2014-02K BOX ENTERTAINMENT GROUP PTE.LTD.(KOSHIDAKA SINGAPORE PTE.LTD.に商号変更 現・連結子会社)の株式取得
2014-07本社機能を東京都港区浜松町二丁目4番1号 世界貿易センタービルディング23階に移転
2014-10株式会社コシダカビジネスサポート設立(現・連結子会社)
2015-04株式会社ムーン(株式会社コシダカに吸収合併)の株式取得
2016-11東京証券取引所市場第一部へ上場市場を変更
2018-03カーブス事業の世界総本部であるCurves International Holdings, Inc.の株式取得
2020-03株式分配型スピンオフによりカーブス事業をすべて非連結子会社化、完全分離
2020-04ワタミ株式会社が運営する「から揚げの天才」事業にフランチャイズ参加
2020-07本社機能を東京都港区虎ノ門四丁目3番20号 神谷町MTビルに移転
2022-04東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行
2022-12株式会社コシダカプロダクツ(現・連結子会社)が株式会社KPマネジメントを吸収合併
2023-07本社機能を東京都渋谷区道玄坂二丁目25番12号 道玄坂通10階に移転

事業内容

コシダカホールディングスとそのグループ企業は、主にカラオケ事業、温浴事業、不動産管理事業の3つのセグメントで事業を展開しています。

カラオケ事業では、日本国内で「カラオケまねきねこ」ブランドとひとりカラオケ専門店「ワンカラ」を運営しており、国内外での店舗展開を行っています。特に「カラオケまねきねこ」は、株式会社コシダカが直営するカラオケボックス店として知られています。海外では、韓国国内での展開をはじめ、シンガポールに設立されたKOSHIDAKA INTERNATIONAL PTE. LTD.が海外カラオケ事業を統括しています。

温浴事業においては、「まねきの湯」ブランドで国内に直営の温浴施設を3施設運営しており、リラクゼーションと健康を提供するサービスを手掛けています。この事業は、株式会社コシダカが中心となっています。

不動産管理事業では、株式会社コシダカプロダクツが群馬県や神奈川県などに保有する不動産賃貸ビルの所有及び運営管理を行っています。この事業を通じて、同社は安定した収益基盤の確保を目指しています。

これらの事業を通じて、コシダカホールディングスグループは多角的なビジネスモデルを構築し、エンターテインメントとリラクゼーションの提供に注力しています。

経営方針

コシダカホールディングスは、カラオケ事業、温浴事業、不動産管理事業を展開する企業グループです。同社は、進化した有意なサービス・商品を提供し、豊かな余暇生活の実現と平和な世界の構築に貢献することを経営理念としています。この理念の下、経営環境の変化に対応し、企業価値の向上を目指しています。

中長期的な経営戦略として、同社は健康で豊かな余暇生活の創造に注力しています。カラオケ事業で培った事業基盤を活かし、プライベートエンターテインメントの裾野を広げることを目指しています。重要な経営指標としては、ROA(総資産利益率)を重視し、効率的な投資回収を目標にしています。

2019年9月からは中期経営ビジョン「エンタメをインフラに」を掲げ、店舗網の拡充、各種エンターテイメントの提供、人財の採用と育成を重点課題としています。特に、カラオケまねきねこをエンターテイメント提供のインフラストラクチャーとして位置づけ、新規出店や既存店の増床・増室を進めています。また、デジタルエンターテイメントの開発や多様な楽しみ方の提供にも力を入れています。

人財の採用と育成においては、人材開発部を中心に各種採用施策の推進や福利厚生の充実、社内研修施設での育成カリキュラムの実施を行っています。「Koshidaka Workstyle Innovation Plan」を通じて、働きやすい環境の構築にも取り組んでいます。

これらの施策を通じて、コシダカホールディングスは、既存のカラオケにとらわれない新たな顧客体験の創出や、エンタメと健康増進を両立させた新業態開発に努めています。外部コンサルタントの活用や社内組織の整備を進め、複数のプロジェクトを具体的に進行中です。