不動テトラJP:1813

時価総額
¥376.6億
PER
15.6倍
土木工事、地盤改良工事、消波・根固ブロック用鋼製型枠賃貸、保険代理サービス提供を手がける。

沿革

 不動建設株式会社

株式会社テトラ

1947年1月

建設業を主たる事業目的として、大阪

1961年5月

テトラポッドの製作、販売及び同工事

市に株式会社瀧田ノ組を設立

の設計、施工を事業目的として、東京

1949年9月

建設業法による建設業者登録

都中央区に首都圏印刷製本株式会社を

1956年11月

商号を不動建設株式会社に変更

設立

1958年12月

東京本店を開設

1961年6月

建設業法による建設業者登録

1961年8月

株式を大阪店頭市場に公開

1966年3月

本店を東京都港区へ移転

1961年10月

株式を大阪証券取引所市場第二部に

1969年5月

茨城県土浦市に土浦技術センター

上場

(現 総合技術研究所)を開設

1962年5月

株式を東京証券取引所市場第二部に

1972年7月

株式額面変更のため東京都江東区所在

上場

の首都圏印刷製本株式会社を存続会社

1962年12月

名古屋支店(現 中部支店)を開設

として合併し、商号を日本テトラポッ

1964年7月

九州支店を開設

ド株式会社に変更

1967年2月

株式が各取引所にて第一部に指定替

1972年11月

株式を東京証券取引所市場第二部に

1970年10月

大阪本店を開設

上場

1971年6月

フドウ建研株式会社(現 株式会社

1981年7月

本店を東京都新宿区へ移転

建研)を設立

1993年4月

テトラ商事株式会社(現 福祉商事

1976年7月

フドウ重機株式会社(現 株式会社

株式会社)を設立

ソイルテクニカ)を設立

1994年9月

株式が東京証券取引所市場第一部に

1988年12月

決算期を9月30日から3月31日に変更

指定替

2004年3月

建築事業を株式会社ナカノコーポレー

1995年10月

商号を株式会社テトラに変更

ション(現 株式会社ナカノフドー建

1999年10月

秋和建設株式会社(現 高橋秋和建設

設)に営業譲渡

株式会社)を設立

フドウ建研株式会社(現 株式会社建

2003年7月

本店を東京都港区へ移転

研)の株式のすべてをフェニックス・

2004年3月

不動建設株式会社の第三者割当増資を

キャピタル株式会社に譲渡

引受け子会社とする

株式会社テトラが第三者割当増資を

2005年1月

株式会社三柱の全株式を取得し、子会

引受け子会社となる

社とする

 2005年2月

米国カリフォルニア州に

2006年9月

東亜土木株式会社の全株式を取得し、

Fudo Construction Inc.を設立

子会社とする

株式会社不動テトラ

2006年10月

株式会社テトラと不動建設株式会社は、不動建設株式会社を存続会社として合併し、商号を

株式会社不動テトラに変更

2011年7月

本店を大阪市から東京都中央区へ移転

2011年8月

大阪証券取引所での株式の上場を廃止

2018年4月

東亜土木株式会社を吸収合併

2020年10月

愛知ベース工業株式会社及び日本土質試験センター株式会社等(以下、「愛知ベース工業グループ」という。)の全株式を取得し、子会社とする

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行

2023年4月

株式会社ソイルテクニカの建設機械等の賃貸事業等を吸収分割により承継

事業内容

不動テトラは、自社および子会社7社、関連会社1社から成るグループで、主に土木事業、地盤改良事業、ブロック事業を展開しています。土木事業では、不動テトラと高橋秋和建設が土木工事の施工を手掛け、相互に工事の発注や受注を行っています。地盤改良事業においては、不動テトラを含む6社が地盤改良工事の施工等を担当し、不動テトラは㈱ソイルテクニカから建設機械を賃借しています。ブロック事業では、不動テトラと㈱三柱が消波・根固ブロック用の鋼製型枠の賃貸等を行い、不動テトラは土木事業でこれらの会社から鋼製型枠を借りています。その他の事業として、福祉商事が保険代理等のサービスを提供し、グループ各社がこれらのサービスを利用しています。これらの事業を通じて、不動テトラグループは幅広い建設関連サービスを提供しており、各セグメントが相互に連携しながら事業を展開しています。

経営方針

不動テトラは、国土づくりを通じて社会に貢献することを使命とし、あらゆる変化を進化に換えて未来に向かって歩み続ける価値観を持ち、世代を超えて生き続ける独自の技術を提供することを目標に掲げています。同社グループは、土木、地盤改良、ブロックの3事業を軸に、海に陸に、持続的な成長を目指しています。

経営環境の変化に対応し、建設需要の新規建設から維持管理・リニューアル事業への転換、建設物価上昇による事業量の減少、少子高齢化に伴う担い手不足などの課題に対処するため、技術開発、建設DXを軸とした生産性向上、働き方改革と人材確保、カーボンニュートラルへの対応など、地球環境や社会の持続性を重視する施策を取り入れています。

2018年度からは長期的視点に立ち、中期経営計画を3期に分けて遂行しており、2021~2023年度の期間は「成長・拡大」の期間と位置づけ、各種施策の展開に取り組んでいます。具体的には、持続的な成長に向けた戦略的投資及び事業領域拡大を促進し、事業ポートフォリオの方向性を定め、将来の追加収益に資する戦略投資、事業領域の拡大(周辺分野、新規分野)に注力しています。また、ステークホルダーとともに成長することを目指し、社会貢献、人材活用、環境配慮を重視しています。

不動テトラは、経営理念を基盤としたESG(環境・社会・ガバナンス)経営の実践により、社会に貢献する企業グループを目指しており、持続的に成長するための6つの重点課題に取り組んでいます。これらの取り組みを通じて、同社は更なる企業価値の向上を目指しています。