オリエンタル白石JP:1786

時価総額
¥553.8億
PER
12倍
建設事業、鋼構造物事業、港湾事業、その他(太陽光発電売電、不動産賃貸、ホームページ制作運営)を展開。

沿革

事業内容

オリエンタル白石株式会社とそのグループ企業は、複数の事業セグメントを通じて幅広い事業活動を展開しています。主要な事業セグメントには、建設事業、鋼構造物事業、港湾事業、その他の事業が含まれます。

建設事業では、プレストレストコンクリートを用いた土木構造物の建設工事や製造販売、ニューマチックケーソン工法を用いた建設工事、橋梁等の補修補強工事、プレストレストコンクリート建築構造物の設計施工、建設機材の設計・製作などを手がけています。このセグメントにはオリエンタル白石株式会社と株式会社タイコー技建が含まれます。

鋼構造物事業では、橋梁等の鋼構造物の設計、製作、架設および補修補強等の工事を行っており、このセグメントには日本橋梁株式会社が主要な会社として位置づけられています。

港湾事業は、港湾、土木、建築工事を主な事業内容としており、山木工業株式会社がこのセグメントに属しています。

その他の事業としては、太陽光発電による売電事業、不動産賃貸事業、インターネットによるホームページの企画、制作及び運営などがあり、オリエンタル白石株式会社と株式会社クリエイティブ・ラボがこれらの事業を担っています。

これらの事業を通じて、オリエンタル白石株式会社グループは、建設から不動産、エネルギー関連まで、多岐にわたる分野で事業を展開しています。

経営方針

オリエンタル白石株式会社は、社会基盤の整備と維持管理を中心に、公共事業を通じて社会の発展に貢献することを経営理念としています。同社は、社会から必要とされる集団を目指し、信頼される企業となることで業績の向上と企業価値の高めることを基本方針としています。

経営環境においては、防災・減災対策やインフラ老朽化対策の推進など、建設需要は底堅い見通しである一方で、技能労働者の減少やICT技術の革新などの課題に直面しています。これらの課題に対応するため、同社は公入札における総合評価力の強化、特化技術の採用推進、研究開発・設備投資の推進、多様な人材活用による組織強化などの戦略を進めています。

中期経営計画2023-2025では、2030年の将来像を「人財と技術の多様性を活かし、社会インフラ整備の様々な需要に応え、挑戦と前進を続ける企業集団」と定めています。このビジョンに向けて、基幹事業の充実、連結事業の強化、新規・周辺事業による事業領域の拡大、サステナブル経営への取り組みを進め、企業価値の一層の向上を目指しています。

具体的な戦略としては、国土強靭化やインフラ老朽化対策への貢献、基幹事業のさらなる充実、新規・周辺事業の成長と領域拡大、DXや技術開発による事業生産性の向上、人への投資による競争力豊かな人財の構築などが挙げられます。また、カーボンニュートラルに向けた脱炭素施策の推進も重要な取り組みとしています。

これらの戦略を通じて、オリエンタル白石株式会社は、持続可能な成長と社会への貢献を目指しています。