日本乾溜工業JP:1771株価

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交通安全施設・法面工事など建設事業の有力企業。環境型自然土防草舗装材や交通安全資材の製造・販売を展開。連結子会社8社、非連結子会社1社の計10社体制で事業運営。杭打機・ガードレール設置用機械の製造・販売、各種自動車の修理・販売を展開。国内中心に展開。

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事業内容

日本乾溜工業はグループ会社を含めた企業グループで、道路や土木分野の施工と関連資材の製造・販売を主力としています。同社は交通安全施設や法面工事、地盤改良などの現場施工を手がけるほか、環境型の防草舗装材などの製品も製造しています。

顧客は主に地方自治体や道路管理者、民間の建設会社などで、公共工事の受注収入と資材・機械の販売が収益の柱です。同社は子会社群を通じて設計・施工・販売を一貫して行う体制を整え、安定した受注基盤を確保しています。

事業は大きく建設事業と防災安全事業に分かれ、建設事業では交通安全施設の施工や土木資材の販売、地盤・法面対策工事、杭打機や設置用機械などの製造販売を行っています。防災安全事業では防災用品や保安用品の販売を行い、グループ各社が分担してサービスを提供しています。

経営方針

同社は2024年9月期から開始した中期経営計画「Connect with everything~全てと繋げる~」の下、持続的な成長と企業価値の向上を目指しています。最終年度である2026年9月期に売上高200億円を達成することを数値目標に掲げ、単年度の損益計画や資金計画の着実な遂行を最重要課題としています。特に経常利益と当期純利益の増加を通じたキャッシュ・フロー改善を重視し、防災・減災や老朽化対策といった公共需要の底堅さを取り込む方針です。

同社は人材育成と働き方改革に重点投資を行っています。人材育成室を中心に階層別研修や資格取得支援を拡充し、女性や若年層の活躍促進や多様な働き方を支える制度を整備することで、現場力の底上げを図っています。また、工事進捗や原価を見える化するデジタル技術の導入やグループ内でのデータ標準化を進め、生産性と品質の両立による競争力強化を図っています。これにより人手不足や時間外労働規制といった課題にも対応しやすくしています。

事業拡大では地域密着とグループシナジーを重視したM&Aと拠点展開を進めています。2025年9月に交通安全施設を主力とする西部保安グループを子会社化して北部九州での施工体制を強化し、同時期に特殊機械メーカーの大正工業を子会社化して約20年ぶりに関西エリアに営業拠点を再設置しました。これらの施策により、道路管理者や地方自治体向けの受注基盤を広げ、防災・環境関連の製品販売を含めた事業ポートフォリオの拡充を図り、安定収益の確保を目指しています。

技術革新では環境配慮型製品の開発と現場の効率化を両輪で進めています。同社が開発した竹短繊維入りの舗装材「かぐやロード」は放置竹林対策やCO₂の吸収固定効果が評価され、外部賞も受賞しており、製品の普及拡大とCO₂排出量の見える化による環境負荷低減を推進しています。加えて自社での特殊機械開発力を生かし、施工の省力化や品質向上につながる機械化・自動化を進めることで、同社は地域の安全と環境課題の解決を両立しつつ成長を目指しています。