コムシスホールディングスJP:1721

時価総額
¥5628.6億
PER
16.1倍
通信キャリア事業、ITソリューション事業、社会システム関連事業を展開し、日本コムシスやサンワコムシスエンジニアリングなどが主要な事業会社。

事業内容

コムシスホールディングスは、持株会社として「コムシスグループ」を統括しています。このグループは、日本コムシス株式会社、サンワコムシスエンジニアリング株式会社、株式会社TOSYS、株式会社つうけん、NDS株式会社、株式会社SYSKEN、北陸電話工事株式会社、コムシス情報システム株式会社の8つの統括事業会社を中心に、子会社86社および関連会社17社で構成されています。

コムシスホールディングスの主な事業セグメントは、通信キャリア事業、ITソリューション事業、社会システム関連事業です。通信キャリア事業では、通信インフラの構築や保守を行い、ITソリューション事業では、企業向けのITサービスやシステム開発を提供しています。社会システム関連事業では、公共インフラの整備やエネルギー関連のプロジェクトを手がけています。

これらの事業を通じて、コムシスホールディングスは通信やIT、社会インフラの分野で幅広いサービスを提供し、社会の基盤を支える役割を果たしています。

経営方針

コムシスホールディングスは、成長戦略として「コムシスグループ2030ビジョン」を掲げています。このビジョンのもと、同社は通信基盤、ITシステム、社会システムの構築を通じて新たな価値を提供し、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。特に、次世代通信網の展開やICTプラットフォームの構築に注力し、技術革新を推進しています。

同社は、2030年度までに売上高8,000億円以上、営業利益600億円以上、ROE10%を目指す数値目標を設定しています。これに向けて、通信インフラの強化やDX推進基盤の導入、AI/IoT技術の活用などを進めています。また、持続可能な社会インフラの構築を通じて、社会課題の解決に貢献することを重視しています。

さらに、コムシスホールディングスは、既存顧客との関係強化や新規顧客の開拓を通じて受注拡大を図っています。技術やノウハウの蓄積、アライアンスパートナーとの連携、M&Aを活用し、実行体制を強化することで、競争力を高めています。これにより、同社は厳しい市場環境においても持続的な成長を目指しています。