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トランス・コスモスJP:9715
沿革
1985-06 | 東京都港区に資本金300百万円で設立。(代表取締役社長 奥田耕己) |
1985-10 | 丸栄計算センター株式会社から営業の譲受けを開始。 |
1986-10 | 株式会社マリテツクおよびトランス・コスモス株式会社(旧 和歌山丸栄計算センター株式会社)を吸収合併。 |
1987-04 | ジャスネット株式会社を吸収合併。 |
1987-10 | 丸栄計算センター株式会社からの営業の譲受けを完了。 |
1988-03 | データエントリー専門会社のインプット・ステーション有限会社(1989年3月テクノブーケ株式会社に組織変更)を買収。 |
1988-04 | 株式の額面金額を変更するため株式会社総合ソフトウエア研究所と合併。 |
1989-06 | 株式会社関西丸栄計算センターを100%子会社化。 |
1989-10 | 株式会社関西丸栄計算センターは、テクノブーケ株式会社を吸収合併し、同時にテクノブーケ株式会社に商号変更。 社団法人日本証券業協会に、株式を店頭売買銘柄として登録。 |
1992-10 | 東京証券取引所市場第二部に株式を上場。 |
1995-02 | 中国天津市に大宇宙信息創造(中国)有限公司を設立。(現 連結子会社) |
1997-05 | 米国Real Networks社、国際電信電話株式会社(現 KDDI株式会社)および株式会社エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケーションズとの合弁により、株式会社Jストリームを設立。(現 連結子会社) |
1997-09 | 東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。 株式会社マックインターフェイス(現 応用技術株式会社)に資本参加。(現 連結子会社) |
1999-06 | トランス・コスモスシー・アール・エム株式会社(トランスコスモスシー・アール・エム沖縄株式会社)設立。 |
2001-05 | 韓国DACOM社との合弁により、CIC Korea, Inc.(現 transcosmos Korea Inc.)を韓国に設立。(現 連結子会社) |
2001-09 | 株式会社Jストリーム、東京証券取引所マザーズ市場に上場。(現 連結子会社) |
2002-12 | トランスコスモスシー・アール・エム和歌山株式会社を設立。 |
2003-10 | 本店所在地を東京都渋谷区に移転。 |
2004-02 | 応用技術株式会社(東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)上場会社)に資本参加。(現 連結子会社) |
2004-07 | 那覇市にCXスクエア那覇壷川を開設。 |
2006-04 | 那覇市にCXスクエア那覇を開設。 |
2006-07 | 仙台市にCXスクエア仙台を開設。 |
2006-10 | 横浜市にCXスクエア横浜を開設。 |
2007-10 | 多摩市にCXスクエア多摩を開設。 |
2008-10 | 熊本市にBPOセンター熊本を開設。 |
2009-07 | 連結子会社のCIC Korea, Inc.(現 transcosmos Korea Inc.)がInwoo Tech,Inc.を吸収合併。(現 連結子会社) |
2010-04 | 大宇宙商業服務(蘇州)有限公司を設立。(現 連結子会社) |
2010-09 | 沖縄県うるま市にBPOセンター沖縄を開設。 |
2013-05 | PFSweb, Inc.(米国NASDAQ上場会社)に資本参加。 |
2013-11 | 札幌市にCXスクエア札幌北口を開設。 |
2014-03 | 大阪市にCXスクエア大阪を開設。 |
2015-03 | 優趣滙(上海)供応鏈管理有限公司に資本参加。 株式会社髙島屋との合弁により、TAKASHIMAYA TRANSCOSMOS INTERNATIONAL COMMERCE PTE. LTD.をシンガポールに設立。(現 関連会社) MetroDeal Co., Ltd.を設立。(現 transcosmos artus company limited)(現 連結子会社) |
2015-04 | 連結子会社のトランスコスモスシー・アール・エム沖縄株式会社を吸収合併。 |
2015-05 | 長崎市にBPOセンター長崎を開設。 |
2015-06 | グランドデザイン株式会社に資本参加。(現 連結子会社) |
2015-10 | 那覇市にCXスクエア那覇県庁前を開設。 |
2016-07 | 神戸市にCXスクエア神戸を開設。 |
2016-10 | 大分市にCXスクエアおおいたを開設。 |
2017-06 | playground株式会社を設立。(現 連結子会社) |
2017-09 | 仙台市にCXスクエア仙台青葉を開設。 |
2017-11 | 札幌市にBPOセンター札幌北口を開設。 |
2017-12 | 札幌市にCXスクエア札幌創成を開設。 |
2019-04 | 連結子会社のトランスコスモスシー・アール・エム和歌山株式会社を吸収合併。 |
2019-11 | 札幌市にBPOセンター札幌狸小路を開設。 |
2020-03 | 東京都豊島区に第二本社を開設。 |
2020-08 | 長崎市にBPOセンター長崎中央を開設。 |
2020-11 | 東京都渋谷区に渋谷ファーストタワーを開設。 |
2021-01 | 東京都豊島区にCXスクエア池袋EASTを開設。 |
2021-09 | 本店を東京都渋谷区の渋谷ファーストタワーに、本社を東京都豊島区のサンシャイン60に移転。 |
2022-04 | 東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。 |
2022-08 | 大阪市にBPOセンター大阪淀屋橋を開設。 |
2022-10 | 札幌市にCXスクエア札幌大通公園を開設。 |
2022-11 | 札幌市にBPOセンター札幌狸小路イーストを開設。 |
2023-01 | 福岡市にCXスクエア博多東を開設。 |
2023-04 | 東北電力株式会社との合弁により、東北電力トランスコスモスマネジメントパートナー株式会社を設立。(現 関連会社) |
2023-06 | 大阪市にBPOセンター大阪御堂筋を開設。 |
事業内容
トランス・コスモスは、国内外で多岐にわたる事業セグメントを展開しています。同社とそのグループ企業(子会社86社、うち連結子会社70社、関連会社18社、うち持分法適用会社10社)は、付加価値の高いサービスをワンストップで提供することを特徴としています。
同社の事業は、主にデジタルマーケティング、コールセンター運営、ビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)、ITアウトソーシングなど、幅広い分野に及びます。これらのサービスを通じて、顧客企業のデジタル変革を支援し、顧客体験の向上を図っています。
デジタルマーケティング分野では、SEO対策やSNS運用支援、ウェブサイトの制作・運営支援など、企業のオンラインプレゼンス強化をサポートしています。また、コールセンター運営では、多言語対応や24時間365日のサポート体制を整え、顧客満足度の向上に貢献しています。
BPOサービスでは、人事や経理、物流などの業務プロセスを効率化し、企業のコスト削減と業務品質の向上を実現しています。ITアウトソーシングにおいては、システム開発や運用保守、クラウドサービスの提供などを行い、企業のIT環境の最適化を支援しています。
トランス・コスモスは、これらの事業を通じて、企業の競争力強化と成長をサポートする役割を担っています。
経営方針
トランス・コスモスは、デジタル技術を駆使して顧客企業の変革を支援し、その成長戦略を推進しています。同社は、「Global Digital Transformation Partner」としての位置づけを目指し、2022年度を最終年度とする3年間の中期経営計画を策定し、その実行に取り組んできました。この計画では、プロフェッショナル人材と最先端技術の融合による高付加価値ソリューションの提供を通じて、成長性と収益性の向上を目指しています。
新型コロナウイルス感染症の流行下でも、同社は大規模な業務実行能力を活かし、社会インフラとしての役割を果たし、事業成果を上げています。2021年度には売上高と営業利益が過去最高額を更新し、事業全体の収益性も大幅に改善しました。
2023年度から2025年度までの新中期経営計画では、売上高1兆円の達成に向けて、サービス・事業の進化と経営基盤の強化を図ります。具体的には、事業モデルのプラットフォーム化、サービス標準化による品質と利益の構造改革、グローバル市場成長への対応強化、新規事業開発・R&D推進、グループ経営基盤整備などの戦略施策を進めます。これらの施策により、売上高4,500億円以上、営業利益率6.0~8.0%を目標としています。
トランス・コスモスは、最新のデジタル技術を活用して顧客企業に最高の顧客体験と生産性改革をもたらし、サステナブルな社会の実現に貢献することを目指しています。同社は、オペレーショナル・エクセレンスからテクノロジーソリューションカンパニーへの進化、アジア圧倒的No.1、グローバルCX/BPOベンダーTOP5を目指し、ステークホルダーの期待に応え、社会に貢献することを目標に掲げています。