共立メンテナンスJP:9616

時価総額
¥2104.9億
PER
12.4倍
寮事業、ホテル事業、総合ビルマネジメント事業、フーズ事業、デベロップメント事業を展開し、学生寮やドーミーイン、オフィスビル管理、外食、建設企画などを手がける。

事業内容

共立メンテナンスは、主に5つの事業セグメントを展開しています。まず、寮事業では、学生寮や社員寮、ドミール、受託寮の管理運営を行っています。このセグメントは、共立メンテナンスと他3社が担当しています。

次に、ホテル事業では、ビジネスホテル「ドーミーイン」やリゾートホテルの運営を行っています。この事業には、共立メンテナンス、韓国共立メンテナンス、他4社が関与しています。

総合ビルマネジメント事業では、オフィスビルやレジデンスビルの管理を行っています。この分野では、ビルネットとセントラルビルワークが主要な役割を担っています。

フーズ事業では、外食事業や受託給食、ホテルレストランの運営を行っています。共立フーズサービス、共立オアシス、共立フーズマネジメントなどがこの事業を支えています。

デベロップメント事業では、建設、企画、設計、仲介、分譲マンション、不動産流動化などを手がけています。共立エステートと他1社がこの分野で活動しています。

その他事業には、シニアライフ事業、PKP事業、単身生活者支援、保険代理店、総合人材サービス、融資事業などが含まれています。共立トラスト、共立保険サービス、共立ソリューションズ、共立ファイナンシャルサービスなどが関与しています。

経営方針

共立メンテナンスは、創業以来「顧客第一」を掲げ、「食」「住」「癒し」のサービスを通じて社会の発展に寄与することを経営方針としています。特に「現代版下宿屋」として、生活のあらゆる問題解決を目指し、サービスの質の向上を追求しています。

同社は、具体的な成長戦略として「寮事業の拡大」「ホテル事業の基盤強化」「新規事業の早期確立」を掲げています。これにより、企業体質を強化し、顧客や地域社会への貢献をさらに深めることを目指しています。

共立メンテナンスは、2028年3月期を最終年度とする中期経営計画「KYORITSU Growth Vision / Rise Up Plan 2028」を策定しました。この計画では、売上高3,000億円、営業利益300億円を目指し、コロナからの回復と再成長、顧客満足度の向上を重点に置いています。

同社は、2028年3月期に売上高2,800億円、営業利益280億円、営業利益率10%を目標としています。また、EPS200円、ROE10%、ネットD/Eレシオ1倍以下、配当性向20%以上を掲げ、持続的成長と資本効率の向上を図ります。

投資計画では、開発投資1,950億円、大規模修繕350億円、DX投資100億円を予定しています。これにより、寮事業やホテル事業の拡大を図り、2028年までに寮事業で50,000室、ドーミーイン事業で20,000室、リゾート事業で5,500室の開発を目指します。