TREホールディングスJP:9247

時価総額
¥822.3億
PER
37.2倍
廃棄物処理・再資源化、資源リサイクル、再生可能エネルギー、環境エンジニアリング・コンサルティングを展開。

沿革

2021-03(株)タケエイ及びリバーホールディングス(株)は、共同持株会社設立(株式移転)による経営統合について基本合意。
2021-05(株)タケエイ及びリバーホールディングス(株)は、共同株式移転により完全親会社となるTREホールディングス(株)(当社)を設立することについて取締役会において決議し、株式移転計画を作成。
2021-06(株)タケエイ及びリバーホールディングス(株)の株主総会において共同株式移転による持株会社設立を承認。
2021-10東京都千代田区において、TREホールディングス(株)設立。当社普通株式を東京証券取引所市場第一部に上場。
2022-04東京証券取引所の市場区分再編に伴い、新市場区分「プライム市場」へ移行。
2022-05(株)タケエイが、板・瓶ガラスの再資源化事業を行うJWガラスリサイクル(株)(現TREガラス(株))を連結子会社化。
2022-07リバー(株)が、連結子会社の中田屋(株)、フェニックスメタル(株)及びNNY(株)を吸収合併。
2022-09売電小売事業5社((株)横須賀アーバンウッドパワー、(株)津軽あっぷるパワー、(株)花巻銀河パワー、(株)大仙こまちパワー、(株)ふくしま未来パワー)を統合し、統合会社の商号を(株)タケエイでんきへ変更。
2023-03JWガラスリサイクル(株)の全株式を(株)タケエイより取得。
2023-04(株)タケエイが、事業準備会社として(株)プラテック相馬を設立。
2023-10(株)タケエイが、(株)タッグを連結子会社化。
2024-01(株)タケエイが、(株)泉山林業を連結子会社化。

事業内容

TREホールディングスは、2021年10月1日に(株)タケエイとリバーホールディングス(株)の経営統合により設立された共同持株会社です。同社グループは、TREホールディングス、連結子会社33社、持分法適用関連会社6社で構成されています。同社は持株会社として、グループ戦略の立案・決定やグループ経営のモニタリング、一部グループ会社への経営管理業務の提供を行っています。また、グループ会社はサービス・製品について連携し、グループシナジーを発揮する事業展開をしています。

同社グループの事業内容は、廃棄物処理・再資源化事業、資源リサイクル事業、再生可能エネルギー事業、環境エンジニアリング事業、環境コンサルティング事業に区分されます。廃棄物処理・再資源化事業では、廃棄物の収集運搬、中間処理、再資源化業務、最終処分場運営を行っています。資源リサイクル事業では、金属リサイクル、自動車リサイクル、産業廃棄物処理、家電リサイクルを手がけています。再生可能エネルギー事業では、木質バイオマス発電所の運営や発電用燃料の製造、電力販売、森林経営を行っています。環境エンジニアリング事業では、環境装置やプラント、特殊車輌の開発・製造・販売を、環境コンサルティング事業では、計量証明業務や環境対策工事、有害廃棄物等の調査・分析業務を提供しています。これらの事業を通じて、TREホールディングスグループは環境保全に貢献しています。

経営方針

TREホールディングスは、環境保全を企業理念とし、高度循環型社会の実現に向けたリサイクル事業の深化、脱炭素社会の実現に向けたエネルギー事業の推進、新たな技術開発やビジネスモデルの構築を成長戦略として掲げています。2021年10月に策定された中期経営計画「高度循環型社会・脱炭素社会への挑戦」を通じて、これらの戦略を推進しています。

同社は、CO2排出削減や廃プラスチックのリサイクルに必要な大規模投資や技術開発に積極的に取り組み、サステナビリティ経営を実践しています。また、持続可能な開発目標(SDGs)達成に貢献する事業展開を目指し、CSRアクティビティ委員会の設置やTRE SDGs推進財団の活動支援を通じて、ステークホルダーとの関係を深化させ、企業価値の向上を図っています。

財務目標としては、自己資本利益率(ROE)8%以上、配当性向30%以上、自己資本比率40%以上及び格付BBB以上を掲げ、収益性向上と成長戦略推進のバランスを取りながら、中長期的な企業価値の最大化を目指しています。これらの取り組みを通じて、TREホールディングスは環境保全に貢献し、持続的に成長する経済社会の実現に向けて邁進しています。