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アイザワ証券グループJP:8708
沿革
1933-10 | 株式会社藍澤商店(資本金1百万円)を証券業務の取扱いを目的として、東京市日本橋区に設立 |
1944-05 | 企業整備令により株式会社石崎商店を合併(資本金3百万円) |
1948-10 | 商号を藍澤證券株式会社に変更 |
1949-04 | 証券取引法の施行に伴い東京証券取引所正会員として加入 |
1952-01 | 日本證券投資株式会社(本社東京都)を吸収合併(資本金13百万円) |
1958-02 | 伊豆證券株式会社(本社静岡県)の営業権譲受け |
1959-11 | 常盤證券株式会社(本社静岡県)の営業権譲受け |
1965-08 | 永徳屋證券株式会社(本社静岡県)の営業権譲受け |
1966-01 | 国債引受証券団に加入 |
1968-03 | 山梨証券株式会社(本社山梨県)の営業権譲受け |
1968-04 | 証券業の免許制への移行に伴い証券業の免許取得 |
1969-09 | 公社債の払込金の受入及び元利金支払の代理業務の兼業承認取得 |
1983-06 | 保護預り公共債を担保として金銭を貸付ける業務の兼業承認取得 |
1983-08 | 累積投資業務及び証券投資信託受益証券の収益金、償還金及び一部解約金支払の代理業務の兼業承認取得 |
1985-12 | 譲渡性預金の売買、売買の媒介、取次ぎ及び代理業務の兼業承認取得 |
1986-03 | 円建銀行引受手形の売買及び売買の媒介の業務の兼業承認取得 |
1986-06 | 大口顧客の資金運用を目的として藍澤投資顧問株式会社(本社 東京都、資本金15百万円、出資比率5%)を設立 |
1986-07 | 大阪証券取引所正会員として加入 |
1987-11 | 国内で発行されるコマーシャル・ペーパーの発行に係わる代理業務、売買、売買の媒介、取次ぎ及び代理業務の兼業承認取得 |
1988-07 | 外国為替及び外国貿易管理法に基づく証券会社に指定 |
1988-09 | 譲渡性預金証書及び国外のCPの売買、売買の媒介、取次ぎ及び代理事務並びに常任代理業務の兼業承認取得 |
1988-10 | 抵当証券の販売の媒介及び保管業務の兼業承認取得 |
1989-01 | 資本金を17億2百万円から32億2百万円に増資し、総合証券会社に昇格 |
1990-10 | 金地金の売買取引の委託の代理業務の兼業承認取得 |
1991-09 | 本社ビル完成により、東京都中央区日本橋一丁目20番3号に本店を移転 |
1993-11 | MMF・中期国債ファンドによるキャッシング業務の兼業承認取得 |
1998-12 | 証券業の登録制への移行に伴い証券業登録 |
1999-10 | インターネット取引「ブルートレード」を開始 |
2000-05 | コールセンター事業を開始 |
2000-06 | 最初のコンプレックス店(対面取引と通信取引の双方を取扱う複合店舗)として町田支店を開設 |
2000-08 | 北アジアネットワーク事業を開始 香港、台湾、韓国のアジア株取引の開始 |
2000-09 | アジアマーケットへの進出を目的としてJapan Asia Securities Group Ltd.(現 Japan Asia Holdings Limited 本社ケイマン)へ出資 |
2001-03 | 藍澤投資顧問株式会社(本社 東京都 資本金3億円)へ65%追加出資し、子会社化(出資比率70%) |
2001-12 | 中華人民共和国の国通証券(現 招商証券)と上海・深セン市場の株式の取扱いについてアライアンスを締結し、上海B株・深センB株の取扱いを開始 |
2002-02 | サン・アイ・エクセレント株式会社の株式を取得し、子会社化(出資比率100%) |
2002-09 | 藍澤投資顧問株式会社の株式を取得し、完全子会社化(出資比率100%) |
2002-10 | 平岡証券株式会社(本社 大阪府)と合併(資本金・50億円、店舗数31店舗) |
2003-11 | 藍澤投資顧問株式会社を解散 |
2005-04 | [子会社]上海藍澤投資諮詢有限公司を完全子会社として設立 |
2005-07 | アイザワ・インベストメンツ株式会社を完全子会社として設立 |
2005-10 | アイザワ・ベンチャー1号投資事業有限責任組合を100%出資で設立 |
2006-02 | 株式会社ジャスダック証券取引所(現 東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))へ株式を上場し、資本金を80億円に増資 |
2006-03 | アイザワ・ベンチャー2号投資事業有限責任組合を100%出資で設立 |
2006-04 | [子会社]Aizawa Asset Management(C.I.)Ltd.を完全子会社として設立 |
2006-10 | シンガポール、タイ、マレーシア株式の取扱いを開始 |
2006-12 | 投資一任運用サービス「ブルーラップ」の販売を開始 |
2008-02 | アイザワ3号投資事業有限責任組合を100%出資で設立 |
2008-05 | [子会社]アイザワ・インベストメンツ株式会社とサン・アイ・エクセレント株式会社を合併 |
2008-08 | 中国の投資情報収集の拠点として上海駐在員事務所 上海代表処を設立 |
2009-02 | ベトナムの証券会社であるJapan Securities Co.,Ltd.(旧サクラ証券)へ出資 |
2009-03 | 昇龍匿名組合1号から4号を子会社化 |
2009-06 | [子会社]上海藍澤投資諮詢有限公司を解散(上海駐在員事務所に吸収) |
2009-08 | ベトナム、インドネシア、フィリピン株式の取扱いを開始 |
2010-01 | イスラエル株式の取扱いを開始 |
2010-04 | 株式会社大阪証券取引所と株式会社ジャスダック証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)(現 東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に上場 |
2010-10 | 株式会社大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)(現 東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に上場 昇龍匿名組合5号を子会社化 |
2010-12 | 昇龍匿名組合1号から5号を清算並びに売却 |
2013-05 | 八幡証券株式会社(本社 広島県)の株式を取得し、子会社化(出資比率100%) |
2013-07 | 米国株式国内店頭取引の取扱いを開始 |
2014-06 | 欧州株式国内店頭取引の取扱いを開始 |
2015-01 | 上海・香港ストックコネクト(上海A株)の取扱いを開始 |
2015-03 | 株式会社東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)から同取引所市場第一部へ上場市場変更 |
2016-02 | [子会社]八幡証券株式会社と合併(店舗数43店舗) |
2016-10 | 投資一任運用サービス「アイザワ ファンドラップ」の販売を開始 |
2016-12 | 深セン・香港ストックコネクト(深センA株)の取扱いを開始 |
2017-03 | 日本アジア証券株式会社(本社 東京都)の株式を取得し、子会社化(出資比率100%) |
2018-01 | [子会社]Aizawa Asset Management(C.I.)Ltd.を解散 ベトナムの証券会社であるJapan Securities Co.,Ltd.を子会社化することを目的とし、株式譲渡契約を締結 |
2018-07 | [子会社]日本アジア証券株式会社と合併(店舗数61店舗) |
2018-09 | [子会社]アイザワ・ベンチャー1号投資事業有限責任組合を清算 |
2018-12 | [子会社]アイザワ・ベンチャー2号投資事業有限責任組合を清算 |
2019-04 | 投資一任運用サービス「アイザワSMA スーパーブルーラップ」の販売を開始 |
2019-08 | アイザワ4号投資事業有限責任組合を100%出資で設立 |
2019-12 | [子会社]アイザワ3号投資事業有限責任組合を清算 |
2020-06 | あすかアセットマネジメント株式会社(本社 東京都)の株式を取得し、子会社化(出資比率100%) |
2020-12 | あけぼの投資顧問株式会社(本社 東京都)の株式を取得し、子会社化(出資比率74%) |
2021-02 | あすかアセットマネジメント株式会社とあけぼの投資顧問株式会社が合併し、商号をあいざわアセットマネジメント株式会社に変更(出資比率85%) Ariake Secondary Fund Ⅱ LPへの出資に伴う子会社化(出資比率71%) |
2021-04 | [子会社]アイザワ証券分割準備株式会社を完全子会社として設立 [子会社]ライフデザインパートナーズ株式会社を完全子会社として設立 |
2021-06 | 監査等委員会設置会社へ移行 |
2021-08 | 本店を中央区日本橋から港区東新橋に移転 |
2021-10 | 証券事業と投資事業を会社分割の方法によりアイザワ証券分割準備株式会社とアイザワ・インベストメンツ株式会社にそれぞれ分割し、持株会社へ移行 商号をアイザワ証券グループ株式会社に変更 アイザワ証券分割準備株式会社の商号をアイザワ証券株式会社に変更 [子会社]アイザワ証券株式会社が東京証券取引所が運営する株式市場TOKYO PRO MarketのJ-Adviserの資格取得 |
2021-12 | [子会社]ライフデザインパートナーズ株式会社が金融商品仲介業者の登録 |
2022-04 | 東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行 |
2022-06 | Ariake Secondary Fund Ⅲ LPへの出資に伴う子会社化(出資比率99%) |
2023-04 | [子会社]アイザワ証券株式会社が会社分割(吸収分割)により、登録金融機関業務にかかる顧客の口座に関する権利義務を株式会社西京銀行より承継 |
2023-06 | [子会社]アイザワ証券株式会社が第二種金融商品取引業務を開始 |
2023-08 | [子会社]アイザワ証券株式会社がゴールベースアプローチ型ラップサービス(愛称:スマイルゴール)の販売を開始 |
事業内容
アイザワ証券グループは、証券事業、投資事業、運用事業、金融商品仲介事業を主軸に展開している金融サービスグループです。同社グループは、これらの事業を通じて、幅広い金融サービスを提供しています。具体的には、証券取引の仲介、投資ファンドの組成・運用、資産運用のアドバイス、さらには金融商品の仲介など、多岐にわたるサービスを手がけています。
同社グループは、連結子会社6社を中心に構成されており、それぞれの事業領域で専門性を発揮しています。また、注記によると、Ariake Secondary Fund Ⅲ LPへの出資を行ったことで、その範囲も連結対象に含まれていることが明らかにされています。一方で、ライフデザインパートナーズ株式会社及びJapan Securities Co.,Ltd.は、非連結子会社として位置づけられており、持分法非適用会社とされています。
このように、アイザワ証券グループは、証券、投資、運用、金融商品仲介という4つの主要事業を軸に、顧客に対して多角的な金融サービスを提供している点が特徴です。同社グループの事業構成は、金融市場における多様なニーズに応えるためのものであり、その経営戦略は、幅広い金融サービスを通じて顧客の資産形成をサポートすることにあります。
経営方針
アイザワ証券グループは、2021年10月に持株会社体制への移行を果たし、経営理念「より多くの人に証券投資を通じより豊かな生活を提供する」を掲げています。同社は、人生100年時代における資産形成の必要性に対応し、「Hope Courier(希望の宅配人)」として、中間層の生活の不安を解消し、希望に満ちた未来を創造することをミッションとしています。
中期経営計画「Define Next 100 ~もっとお客様のために~」では、2024年度までの具体的な計数目標を設定。自己資本当期純利益率(ROE)8%以上、固定費カバー率50%以上、投資資産残高450億円、セカンダリーファンド運用残高100億円、預り資産2兆円以上を目指しています。また、人的資源の強化として、新規・中途採用の増加や女性採用比率30%以上、3年目離職率15%未満を目標に掲げています。
同社グループは、顧客本位の業務運営を徹底し、ブローカレッジビジネスから資産形成ビジネスへのシフト、プラットフォームビジネスの拡大、グループ連携の強化を推進しています。これらの施策は、顧客の資産形成を支援し、中長期的な企業価値の向上と持続可能な社会の実現を目指すものです。
サステナブルな未来の実現に向けて、気候変動への対応や地方創生・地域活性化、金融リテラシー教育などの地域社会への貢献を重点施策としています。これらの取り組みを通じて、アイザワ証券グループは、成長性のある企業の資金調達や個人の資産形成を支え、社会に貢献することで、サステナブルな未来の実現を目指しています。